User manual - fx-FD10 Pro
3-26
• 最大値
K4(CALC)6(g)2(FMax)
f(x) , a , b , n !/( ) )
(
a =求める区間の始点、b =求める区間の終点、n =演算精度(n = 1∼9))
例 関数式
y = x
2
− 4x + 9 の始点 a = 0、終点b = 3の区間における最小値の座標を求
める (ただし演算精度はn = 6とする)
関数
f(x)の入力
AK4(CALC)6(g)1(FMin)a5(U-Z)4(X)x-e4(X)+j,
区間
a = 0、b = 3の入力
a,d,
演算精度
n = 6の入力
g!/( ) )w
• 関数
f(x)にはXの式しか使うことができません。それ以外の変数(Xを除くA∼Zおよび r、
Ƨ)は定数と見なされ、その変数メモリーに記憶されている数値が計算に使われます。
•
nと閉じカッコは省略することができます。
• 不連続な点、急激に変化する部分では精度がでなかったりエラーになったりすることがあり
ます。
•
nの数値を大きくすると精度は上がりますが、演算時間は長くかかります。
• 区間の終点
bには、始点a より大きな値を入力してください。終点b の値が始点a の値より
小さいと、エラーとなります。
• 最大値/最小値計算の実行中にA を押して計算を中断することができます。
•
nには1から9までの整数を入力してください。それ以外の値を入力すると、エラーとなり
ます。
• 最大値/最小値計算の各引数の中に、次の関数は使用できません。
d/dx、d
2
/dx
2
、∫dx、Σ、FMin、FMax、Solve、RndFix、log
a
b
6. 複素数計算
複素数を使った計算として、3-1∼3-12ページで説明されている各種のマニュアル計算と同
様の加減乗除算、カッコ計算、関数計算、メモリー計算などが実行できます。
• 複素数の入出力範囲は仮数部10桁、指数部2桁です。
• 複素数計算では、次の関数が利用可能です。
'、
x
2
、x
−1
、^(x
y
)、
3
'、
x
'、In、log、log
a
b、10
x
、e
x
、lnt、Frac、Rnd、lntg、
RndFix(、Fix、Sci、ENG、ENG、° ’ ”、° ’ ”、
a
b
/
c
、d/c
セットアップ画面で“Complex Mode”の設定を変更することで、次のいずれかの複素数計算
モードを選択することができます。
• {Real} ... 実数の範囲で計算を行う*
1
• {a+bi} ... 複素数計算を行い、計算結果を直交形式で表示