User manual - fx-FD10 Pro

3-29
k 実部、虚部の抽出 [OPTN]-[CPLX]-[ReP]/[lmP]
複素数
a + biの実部a、虚部bを、次の操作によって抽出することができます。
複素数2 + 5
iの実部および虚部を抽出する
AK3(CPLX)6g1(ReP)
!*( )c+f6g1
i!/( )w
(実部を抽出)
AK3(CPLX)6g2(ImP)
!*( )c+f6g1
i!/( )w
(虚部を抽出)
k 極形式/直交形式変換表示 [OPTN]-[CPLX]-['rƧ]/['a+bi]
直交形式で表示されている複素数を極形式に、また極形式で表示されている複素数を直交形
式に変換して表示することができます。
直交形式の複素数1 +
'
3
iを極形式に変換して表示する
!m(SET UP)cc1(Deg)c
2
a+biJ
Ab+!*( )!x'd!/( )
K3(CPLX)1
i6g3'r Ƨw
Ac!a(CATALOG)a6SYBL49
cc(∠)wga
K3(CPLX)6g4'
a+biw
7. 2進、8 進、10 進、16 進計算
RUN • MATモードでは、セットアップ画面の“Mode”の設定を変更することで2進数
8進数、10数、16進数を含む計算を行うことができます。また、記数法間での数値の変
換や、ビット演算が実行できます。
2進、8進、10進、16進計算では、関数を使用することはできません。
2進、8進、10進、16進計算で使用できるのは、整数のみです。つまり小数値は使えませ
ん。計算結果が小数となる場合の小数部は、自動的に切り捨てられます。
セットアップ画面の“Mode”で選択されている記数法(2法、8法、10法、
16で無効な数字を入力しようとすると、エラーメッセージが表示されます。記数法
に応じて使用できる数字は、次の通りです。
2進法: 0、1
8進法: 0、1、2、3、4、5、6、7