User manual - fx-FD10 Pro
3-42
例2 次の 2 つの行列を 1 つの行列に結合する
Mat A = Mat B =
K2(MAT)5(Aug)
1(Mat)a1(A-E)1(A),JJ
1(Mat)a1(A-E)2(B)w
• 結合対象の2つの行列は、行数が同じでなければなりません。行数の異なる2つの行列を結
合しようとすると、エラーとなります。
• 例2ではMat AとMat Bの結合結果が行列用アンサーメモリー(MatAns)に格納されます
が、MatAnsの代わりに他の行列メモリー(Mat Cなど)に代入することもできます。この
代入操作は、次の構文で行います。
Augment (Mat
Ơ, Mat ơ) → Mat γ
ただし
Ơ、ơ、γはAからZまでのアルファベットです。
この構文で計算を実行した場合、MatAnsの内容は影響を受けません。
u 列成分をリストへ代入する [OPTN]-[MAT]-[M→L]
“Mat→List”コマンドを使うと、指定した列成分をリストへ代入することができます。
Mat→List(Mat X,
m) → List n
X = 行列名(A∼Z)
m = 列番号
n = リスト番号
例 Mat Aの2列目の成分をリスト1へ代入する
Mat A =
K2(MAT)2(M→L)
1(Mat)a1(A-E)1(A),c!/( ) )
!K(→)K1(LIST)1(List)bw
1(List)bw
k 行列計算 [OPTN]-[MAT]
行列計算を行うには、行列コマンドメニューを使います。
u 行列コマンドを表示する
1. メインメニューでRUN • MATを選択する。
2. K を押してオプションメニューを表示する。
3. 2(MAT)を押して行列コマンドメニューを表示する。
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