User manual - fx-FD10 Pro
3-47
u 行列による複素数計算を行う
例 複素数を要素に持つ次の行列の絶対値を求める
Mat D =
AK6(g)4(NUM)1(Abs)
K2(MAT)1(Mat)a1(A-E)4(D)w
• 行列に対して、次の複素数関連の関数が使用可能です。
i, Abs, Arg, Conjg, ReP, ImP
9. 単位換算
ある単位の数値を異なる単位の数値に変換することができます。単位は次の11のカテゴリー
の中から選択します。「表示名」は単位換算メニュー([OPTN]-[CONV])上に表示される名称
です。
表示名 カテゴリー 表示名 カテゴリー 表示名 カテゴリー
LENG 長さ TMPR 温度 PRES 圧力
AREA 面積 VELO 速度 ENGY エネルギー/仕事
VLUM 体積 MASS 質量 PWR 仕事率/動力
TIME 時間 FORC 力/重量
変換元の単位と変換先の単位は、同じカテゴリー内であれば自由な組み合わせで指定するこ
とが可能です。
• カテゴリーの異なる単位同士(例えば“AREA”と“TIME”の間など)で換算を実行しようとす
ると、エラー(Conversion ERROR)となります。
• 各カテゴリーに含まれる単位は、「単位換算コマンド一覧」(3-49ページ)をご覧ください。
k 単位換算を実行する [OPTN]-[CONV]
次の書式で換算元の数値と換算コマンドを入力して、単位換算を実行します。
{換算元の数値}{換算コマンド1}'{換算コマンド2}
• {換算コマンド1}として{換算元の数値}の単位を、{換算コマンド2}として換算先の単位を
指定します。
• ' は換算元と換算先の2つのコマンドをつなぐコマンドで、単位換算メニューの表示中は必
ず1(')で入力できます。
–1 +
i
1 +
i
1 +
i
–2 + 2
i