User manual - fx-FD10 Pro

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5章 統計グラフと統計計算
重要
本章で紹介されているグラフ画面は、それぞれの機能ごとの特徴が表れるようなデータや設定に
基づいた表示例です。実際に表示されるグラフは、描画元のデータや設定によって変わるので、
掲載されているグラフ画面と同じ画面にはならないことがあります。
1. 統計計算を行う前に
メインメニューからSTATモードに入ると、リストエディターが表示されます。
この表示から、統計に使うデータの入力と計算を行います。
c/f/d/e でセルカーソル(反転
しているセル)の位置を移動します。
データを入力したら、グラフ化してデータの傾向を検討す
ることができます。さまざまな回帰計算によって、データ
を分析することも可能です。
リストエディターの使い方について詳しくは第4章
リスト機能」をご覧ください。
k 統計グラフの描画設定について
リストエディターに登録したデータに基づいて、統計グラフを描くことができます。グラフ
を描くには、グラフメニューを使います。リストエディターの表示中に1(GRPH)を押す
と、次のようなグラフメニューが現れます。
{GPH1}/{GPH2}/{GPH3} ... {GPH1}/{GPH2}/{GPH3}の設定に基づくグラフを描
く*
1
{SEL} ... GPH1、GPH2、GPH3のどのグラフを描くかを選択する(複数選択可)
{SET} ... GPH1、GPH2、GPH3(グラフの種類の指定、描画
元となるリストデータの指定など)を行う
*
1
統計グラフを描くための設定は、GPH1、GPH2、GPH33
(統計グラフ項目)す。は、GPH1、GPH2、
GPH3のすべてが散布図を描く指定になっています。{SET}を使ってこの指定を変更する
ことができます。
k グラフ描画設定を行う [GRPH]-[SET]
GPH1、GPH2、GPH3の各グラフの描画設定のしかたについて説明します。設定は「グラ
フ描画設定画面」で行います。
グラフタイプ(Graph Type)
初期設定では、どのグラフも散布図になっています。グラフごとに他のさまざまな統計グラ
フタイプから1つを選択できます。
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