User manual - ICH-3050J

取扱説明書
ICH-3050J
製品仕様
このたびは弊社製品をお買い上げくださいまして誠にありがとうございます
末長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお取
り扱いくださいますようお願いいたします。
本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本書
に記載しています。本機をご使用になる前に、必ずお読みください。なお、こ
の取扱説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧ください。
151-8543
東京都渋谷区本町
1-6-2
03-5334-4111
(代表)
ご使用上の注意
本機は精密な電子部品で構成されていますので、「極端な温度条件下」「強
い磁気の当たる場所」「はげしい振動のある場所」での使用や保管およ
び「強いショック」をさけてください。
高温では電池寿命が短くなったり故障の原因になったりしますので、暖
房器具の近くや直射日光の当たる所では使用しないでください。
浴室など湿気の多い場所では使用しないでください。
以下のようなところに本機を置くことはお避けください。
テレビの上など(テレビ画面に色むらが起こる場合があります) ·
時計、キャッシュカード、フロッピーディスク、プリペイドカード ·
カセットテープの近くなど
極度の静電気により誤った表示をしたり、電子部品が破損する場合があ
ります。
静電気により一時的に液晶の点灯していない部分ににじみ現象が発生す
ることがありますが、機能に影響はありません。
本機を分解しますと、精度や機能が低下しますので、絶対に分解しない
でください。
汚れは、「乾いた柔らかい布」か「中性洗剤に浸し固くしぼった布」でお
ふきください。シンナー・ベンジンなどの揮発油やアルコール類では絶
対にふかないでください。
液晶表示は、使用温度範囲(0℃∼ 40℃)を超えると、表示が見にくく
なることがあります。
液晶表示は、見る方向によって表示が見にくくなることがあります。
この製品は、日本電波仕様です。海外で使用した場合、まれに日本標準
電波を受信して、日本の時間を表示してしまうことがあります。
海外でのご使用には対応しておりません。
万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または第三者からの
いかなる請求についても、当社では一切その責任を負えませんので、あ
らかじめご了承ください。
電源に関するご注意
電池の残量が残っている場合でも 1 年に 1 回は全部の電池を交換してく
ださい。
電池が消耗しますと一般的に以下のようなことが起こります。このよう
なときは長時間放置せず、速やかに新しい電池と交換してください(定
期的な交換をおすすめします)
誤動作(時刻やアラーム等のリセット、報音の停止、時刻のズレなど)
することがあります。
液晶表示は「薄くなったり」「消えたり」します。
アナログ時計は「時計が遅れたり」「針が止まったり」します。
付属の電池は充電式ではありません。絶対に充電しないでください。
お買い上げ時に付属している電池はモニター用電池 * のため、電池新品
時の電池寿命に満たないうちに切れることがあります。
* モニター用電池とは時計の機能や性能をチェックするための電池のことで、時計本体価
格に電池代は含まれておりません。
電池が液漏れを起こした場合は液に触れずにすぐにふきとってください。
本機の特長
電波時計(国内 2 局対応自動選局機能付)
福島県「おおたかどや山」(40kHz)
佐賀県と福岡県の境「はがね山」(60kHz)
六曜表示
西暦/年号/旧暦表示
時報機能
月齢表示機能
安全上のご注意
絵表示について
本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただ
き、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止する
ため、色々な絵表示をしています。その表示と意味は次のように
なっています。
危険
この表示を無視して誤った取り扱いをする
、人が死亡または重傷を負う危険が差し
迫って生じることが想定される内容を示して
います。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをする
と、人が死亡または重傷を負う危険が想定さ
れる内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをする
と、人が傷害を負う危険が想定される内容お
よび物的損害のみの発生が想定される内容を
示しています。
警告
袋をかぶって遊ばないでください
製品本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないよう
に、手の届かない所に保管または廃棄してください。窒息の
原因となります。
電池の取り扱いについて
使用している電池を取り外した場合は、誤って電池を飲むこ
とがないようにしてください。特に小さなお子様にご注意く
ださい。
電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください
万一、お子様が飲み込んだ場合は、ただちに医師と相談して
ください。
電池は、充電や分解、ショートする恐れのあることはしない
でください。また、加熱したり火の中へ投入したりしないで
ください。
注意
分解しないでください
本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が
故障する原因となることがあります。
設置場所について
本機を不安定な場所に置いたり、不確実な掛け方をしないで
ください。倒れたり、落ちたりしてケガや故障の原因となる
ことがあります。
湿気やほこりの多い場所には置かないでください。火災の原
因となることがあります。
台所や加湿器のそばなど、油煙や湯気が当たる場所には置か
ないでください。火災の原因となることがあります。
電池について
電池は使い方を誤ると液漏れによる周囲の汚損や、破裂によ
る火災・ケガの原因となることがあります。次のことは必ず
お守りください。
極性(
,
.
の向き)に注意して正しく入れてください。
新しい電池と古い電池を混ぜて使用しないでください。
種類の違う電池を混ぜて使用しないでください。
長時間使用しないときは、本体から電池を取り出しておい
てください。
本機で指定されている電池以外は使用しないでください。
電池の着脱を長く伸ばした爪で行なうと、思わぬケガをおこ
す恐れがありますので、長く伸ばした爪での着脱はおやめく
ださい。
時計が止まった場合は、速やかに電池を交換してください。
また、使用しないときは電池をはずしておいてください。
電波時計について
電波時計とは
正確な時刻情報 [ 日本標準時 ] をのせた長波標準電波(JJY)
を受信することにより、正しい時刻を表示する時計です。
日本標準時: 日本の時刻のもとになるもので、テレビの時
報などに利用されています。
この標準時は「セシウムビーム型原子周波数
標準器」等により制御されています。
電波時計は正確な日本標準時を受信していますが、時
計内部の時刻演算処理等により、時刻表示に 1 秒未満
のずれが生じます。
標準電波
標準電波は独立行政法人情報通信研究機構NICTが運
用しており、福島県の「おおたかどや山」(40kHz)およ
び佐賀県と福岡県の境の「はがね山」(60kHz)から送信
されています。
この標準電波はほぼ 24 時間継続して送信されていますが、
保守作業や雷対策等で一時送信が中断されることもありま
す。
電波の受信範囲の目安
条件の良いときは、送信所からおよそ 1000km 離れた場
所でも受信することができます。
ただし、約 500km を超えると電波が弱くなるので、受
信しにくくなることがあります。
受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、
季節や天候、使用場所、時間帯(昼/夜)などによって
受信できないことがあります。
電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなりま
す。
一般的に送信所からの距離が近い方の電波が受信しやす
いと考えられますが、電波環境や使用場所によっては、
送信所からの距離が遠い方の電波が受信しやすい場合が
あります。
〈送信所の位置〉
500km
500km
1000km
1000km
はがね
(60kHz)
おおたかや山
(40kHz)
電波受信について
本機は「おおたや山」(40kHz)「はがね山」(60kHz)
2 局よ受信やすい方の電波を自動的に選択受信を
ないす(自動選局機能)通常は毎日、電波受信自動的
行ないす(自動受信)
使用場所について
本機は、テレビやラジオなどと同様に、電波を受信するも
のです。本機を使用するときは、「電波を受けやすい」部屋
の窓際などでご使用することをおすすめします。
以下のような場所では、電波を受信しにくくなりますので、
このような場所は避けて本機をお使いください。
マンションやビルなどの鉄筋、
鉄骨の建物の中およびその周辺
(ビルの谷間など)
但し、窓際で使用すると受
信しやすくなります。
高圧線、架線の近く
乗り物の中
自動車、電車、
飛行機など
家庭電化製品、
OA機器のそば、
金属板の上
テレビスピ
FAX、パ
携帯電話な
電波障害の起きるところ
工事現場、空港のそば、
交通量の多いところなど
山の裏側…など
正しく電波受信するために
電波受信できる場所でお使いください「使用場所につ
いて」参照)
本機を電波送信所方向に向け、受信やす
(本機に内蔵されている受信アテナ電波送信所が垂
直方向にす、最も受信やすます
・時計表示部または裏面を電波送信所に向かい合うようにする
・金属板の上などを避けて窓際で行なう
最も受信しやすい設置のしかた
送信所
受信中(受信インジケーター表示中)に時計を動かした
りボタン操作をしないでください。
ボタン操作で現在時刻を修正すると、以後 24 時間自動
受信は行ないません。ただし、この間に手動受信を行な
うと、その時点で解除されます。
電波受信を行なわない間は「製品仕様」記載の精度で
計時します。
電波障害により、誤った信号を受信することがあります。
電波の自動受信は、1 7 回(午前 201、午前 301
午前 601、午前 1001、午後 201、午後 601
後 1001)行ないます。ただ、自動受信を行時刻
下記の状態にてい場合は、動受信は行ないません。
時刻/カレンダーの「セット状態」
時報セット状態
水晶発振周波数
32,768Hz
アナログ部
時・分・秒(3 針)
デジタル表示部
カレンダー表示
西暦表示(年曜日六曜 *
1
・第
何曜日月齢表示)
年号表示(年曜日六曜 *
1
・第
何曜日月齢表示)
旧暦表示 *
1
*
2
(月曜日六曜 *
1
・閏
月のは「閏」マー点灯月齢表示)
電波受信機能自動受信(7 回/日 *)、手動受信、自動選
局機能
* 午前 201 /午前 301 /午前 601
/午前 1001 /午後 201
午後 601 /午後 1001
受信電波=長波標準電波 JJY
周波数= 40kHz 60kHz
電波受信による時刻修正が行なえない場合
、アナログ部
デジタル表示部とも平均
月差± 30 秒以内
(アナログ部は、デジタル表示部の運針信号
で駆動)
時報機能
設定時間帯の毎正時に「時報音」を報音
報音パターン=数取り(「時」の回数分を報
音)/チャイム/チャイム+数取り
時報音=鐘(数取り)/チャイム
音量=大/中/小の 3 段階
Printed in China MA0912-A
はじめてお使いになるときは
(電池交換時もご覧ください)
「各部の名称と表示の見方」も一緒にご参照ください。
1
「表示用シール」を取り外します
機種によりデジタル表示部に「表示用シール」をつけて出
荷しております。
ご使用の前に必ずこの「表示用シール」を取り外してくだ
さい。
2
電池を入れます
電池ブタを開き
+
-
の向きに注意して、電池を正しく
入れます
「電池の入れ方」参照)
3
リセット操作を行ないます
6
ボタンを押します。
デジタル表示部は09年1月1日(木)第1」
になります。
針は「12:00」になります。
針が「12:00」になった後に秒針が 1 周すると、
電波受信を行ないます。
電池を入れた時点で時計としての動作が始まっています
が、そのままリセット操作をしてください。
リセット操作がしにくい場合は、先端の細いもので押し
てください(製品を傷つけないようご注意ください)
リセット操作が終わったら電池ブタを閉じます。
6
ボタンを押した後、針が「12:00」になるまでに最
大で約 6 分かかります。
針位置自動修正機能の「針位置検出」を行なうため、針
が「1200」になるまでに一時止まることがあります。
4
電波受信の様子を見ます
(使用したい場所
の近くに置きます)
本機を取り付ける場所の近くに置きます
(図
1
取り付ける
取り付ける
近く
様子を見る
取り付ける場所が電波受信しやすいかどうか
を受信インジケーターで確認します(図
2
受信やすい
受信
電波を受信中は受信インジケーターで受信状態をお知ら
せします。電波を受信しやすいと多く点灯します(最大
5個(図
2
受信インジケーターは使用場所を決める際の目安として
お使いいただけます。
1 回の電波受信は約 4 16 分間です。
電波を受信中はボタン操作をしないでください(電波受
信を終了します)
5
電波受信の結果を見ます
電波の受信に成功すると ”マークと ”マークが
点灯します(図
3
マー
マー
最新の電波の受信に
成功てい
表しま
回以上、電波の
受信に成功てい
ことを表しま
タル表示部
”マークと“ ”マークは正しい時刻が表示されて
いるかどうかの目安になります。
”マークは、電波の受信に成功していても午前 2
と午前 3
になると一度消灯します。その後、電波の受
信に成功すると再び点
灯を継続します。
時刻の修正が完了す最大で 8 分か
この間、
”マクが滅しま ”マ
ている「リト」などの一部の操作以外は行なえ
ない場合がす。
電波を受信できなかった場合
数分後に電波の受信を終了します(そのままの時刻で計時
されます)
受信状態が不安定で、時刻や月日の一部が修正されるこ
とがあります( ”マーク不灯)
上記のような場合は「電波を受信しにくい場合」をご参照
ください。
1 2 週間電波受信の様子を見ます
電波受信は地形や建物の影響を受けたり、季節や天候、使
用場所、時間帯(昼/夜)などによって変わります。
1 2 週間様子を見ることをおすすめします。
”マークが常に点灯している、または点灯してい
る時が多い
そのまま、その場所でお使いになれます。
”マークが全く点灯しない、またはときどきしか
点灯しない
その場所では電波受信しにくいので、向きや場所を
変えてください。
その場所で使用する場合はボタン操作で時刻を合
わせてご使用ください(「電波を受信しにくい場合」
参照)。そして受信可能な別の場所でときどき電波
受信を行なってください。
6
本機を取り付けます
電波受信の様子を見た場所と取り付ける場所で、電波受
信に差が出る場合があります。
時計を取り付ける場合、壁や時計を汚したり痛めること
がありますのでご注意ください。
ネジを壁に取り付けます(図
4
、図
5
10mm
梁または柱
壁材
ネジ
照明の
当たる場所
取り付ける場所は部屋の照
明が当たる場所をおすすめ
します(図
4
ネジを梁が通っている壁面
または柱にしっかりねじ込
みます(図
5
取り付ける前に壁の材質・構造をご確認ください。付属の
ネジは指定の場所(梁、木の柱、木質の厚い壁)以外に
使用しないでください。指定の場所以外に使用した場合
落下によりケガをする場合があります(石膏ボード・コ
ンクリート・薄い化粧ベニヤ板などには使用できません)
(図
5
時計をネジに掛けます(図
6
∼図
8
壁掛け用穴
取り付
(裏面上部)
時計を取り付けた際、上下左右そして手前に軽く動かし正
しく取り付けられていることを確認してください。正しく
取り付けられていない場合、落下によりケガをしたり、器
物を破損する場合があります(図
7
、図
8
表示濃度調整、針位置自動修正機能 *
3
壁掛け用ネジ
音叉型高性能水晶振動子、CMOS-LSI
使 0℃∼ 40℃
使 2 形アルカリ乾電池(LR14)2
電池寿命(電波受信 7 回/日、 時報 16 回/日)
*1 = 六曜表示、旧暦表示に関しては「暮らしに生かす旧暦
ノート」著者 鈴木充広 様の監修を受けて算出して
おります。暦について更に詳しい情報を知りたい場合
はこよみのページ URL「http://koyomi8.com/」
参照してください。
*2 = 本製品の旧暦のベースになったものは日本最後の正式
な太陰太陽暦「天保壬寅暦」です。
ただし、計算に使用した天体の位置および時刻は現在
の理論と時刻(日本標準時)ですので天保暦の定義と
は厳密には一致しません。
*3 = 本機は針位置自動修正機能がますなお、針位置
を補正ている間は
マークが点滅ます。 マー
クが滅しているは、「リ」なの一部の操作以
外は行なえない場合があす。
絵表示の例
記号は「気をつけるべきこと」(注意)を意味してい
ます(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと」(禁止)を意味してい
ます(左の例は分解禁止)
記号は「しなければならないこと」(強制)を意味し
ています(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)

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