User manual - ID-53J取扱説明書

Printed in China MA0903-A
取扱説明書
ID-52J/53J
このたびは弊社製品をお買い上げくださいまして誠にありがとうございます
末長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお
り扱いくださいますようお願いいたします。
本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本
に記しています。本機をご使用になるに、必ずお読みください。なお、
の取扱説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧ください。
151-8543
東京都渋谷区本町
1-6-2
03-5334-4111
(代表)
本機の特長
電波時計(国内 2 局対応 自動選局機能付)
福島県「おおたかどや山」(40kHz)
佐賀県と福岡県の境「はがね山」(60kHz)
快適温湿度表示
センサーにより、温度・湿度を表示
ご使用上の注意
本機は精密な子部品で構成されていますので、極端な温
度条件下」「強い磁気の当たる場所」「はげしい振動のある
場所」での使用や保管および「強いショック」をさけてく
さい。
高温では電池寿命が短くなったり故障の原因になったりしま
すので、暖房器具の近くや直射日光の当たる所では使用し
いでください。
浴室など湿気の多い場所では使用しないでください。
以下のようなところに本機を置くことはお避けください。
テレビの上など(テレビ画面に色むらが起こる場合があり ·
ます)
時計、キャッシュカード、フロッピーディスク、プリペイ ·
ドカード、カセットテープの近くなど
極度の静電気により誤った表示をしたり、電子部品が破損す
る場合があります。
静電気により一時的に液晶の点灯していない部分ににじみ現
象が発生することがありますが、機能に影響はありません。
本機を分解しますと、精度や機能が低下しますので、絶対に
分解しないでください。
汚れは、「乾いた柔らかい布」か「中性洗剤に浸し固くしぼっ
た布」でおふきください。シンナー・ベンジンなどの揮発油
やアルコール類では絶対にふかないでください。
晶表示は、使用温度範囲(0℃〜 40℃)を超えと、表
示が見にくくなることがあります。
液晶表示は、見る方向によって表示が見にくくなることが
ります。
万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または第
三者からのいかなる請求についても、当社では一切その責任
を負えませんので、あらかじめご了承ください。
電源に関するご注意
池(
を交換してください。
電池が消耗しますと一般的に以下のようなことが起こります。
のようなきは長時放置ず、速やか新し電池と交
換してください(定期的な交換をおすすめします)
誤動作(時刻やアラーム等のリセット、報の停止、時
狂いなど)することがあります。
液晶表示は「薄くなったり」「消えたり」します。
アナログ時計は「時計が遅れたり」「針が止まったり」します。
属の電池充電式でありせん。絶対充電ないでく
ださい。
お買い上げ時に付属している電池はモニター用電池 * のため、
電池新品時の電池寿命に満たないうちに切れることがありま
す。
* モニター用電池とは時計の機能や性能をチェックするための電池の
ことで、時計本体価格に電池代は含まれておりません。
電池が液漏れを起こした場合は液に触れずにすぐにふきとっ
てください。
安全上のご注意
絵表示について
本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただ
き、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止する
ため、色々な絵表示をしています。その表示と意味は次のよう
なっています。
絵表示の例
記号は「気をつけるべきこと」(注意)を意味してい
ます(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと」(禁止)を意味してい
ます(左の例は分解禁止)
記号は「しなければならないこと」(強制)を意味し
ています(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)
危険
この表示を無視して誤った取り扱いをす
と、
差し迫って生じることが想定される内容
を示しています。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをす
と、
想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをす
と、
内容および物的損害のみの発生が想定さ
れる内容を示しています。
警告
袋をかぶって遊ばないでください
製品本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないよ
に、手の届かない所に保管または廃棄してください。窒息
原因となります。
電池の取り扱いについて
使用している電池を取り外した場合は、誤って電池を飲む
とがないようにしてください。特に小さなお子様にご注意
ださい。
い。
万一、お子様が飲み込んだ場合は、ただちに医師と相談し
ください。
電池は、充電や分解、ショートする恐れのあることはしな
でください。また、加熱したり火の中へ投入したりしない
ください。
注意
分解しないでください
本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が
故障する原因となることがあります。
 
設置場所について
本機を不安定な場所に置いたり、不確実な掛け方をしない
ください。倒れたり、落ちたりしてケガや故障の原因とな
ことがあります。
湿気やほこりの多い場所には置かないでください。火災の
因となることがあります。
台所や加湿器のそばなど、湯煙や湯気が当たる場所には置
ないでください。火災の原因となることがあります。
電池について
電池は使い方を誤ると液漏れによる周囲の汚損や、破裂に
る火災・ケガの原因となることがあります。次のことは必
お守りください。
極性(
,
.
の向き)に注意して正しく入れてください。
新しい電池と古い電池を混ぜて使用しないでください。
種類の違う電池を混ぜて使用しないでください。
時間使用しときは、本体ら電を取して
てください。
本機で指定されている電池以外は使用しないでください。
電池の着脱を長く伸ばした爪で行なうと、思わぬケガをお
す恐れがありますので、長く伸ばした爪での着脱はおやめ
ださい。
は、換しい。
また、使用しないときは電池をはずしておいてください。
電波時計について
電波受信について
本機は「おおたかどや山(40kHz)と「はがね山」(60kHz) 2 局より受信
しやすい方の電波を自動的に選択し受信を行ないます(自動選局機能)。通常は毎
日、電波受信を自動的に行ないます(自動受信)
使用場所について
本機は、テレビやラジオなどと同様に、電波を受信するものです。本機を使用す
るときは、電波を受けやすい」部屋の窓際などでご使用することをおすすめしま
す。
以下のような場所では、電波受信しにくくなりますので、このような場所は避
て本機をお使いください。
マンションやビルなどの
鉄筋、鉄骨の建物の中
およびその周辺
(ビルの谷間など)
但し、窓ぎわで使用す
ると受信しやすくなり
ます。
高圧線、架線の近く 乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
家庭電化製品、
OA機器のそば、
金属板の上
テレビ、スピーカー、
FAX、パソコン、
携帯電話など
電波障害の起きるところ
工事現場、空港のそば、
交通量の多いところなど
山の裏側…など
正しく電波受信するために
電波受信できる場所でお使いください(「使用場所について」参照)
本機を電波送信所方向に向けると、受信しやすくなります(本機に内蔵されて
いる受信アンテナと電波送信所が垂直方向になるようにすると、最も受信しや
すくなります)
・時計表示部または裏面を電波送信所に
向かい合うようにする
・金属板の上などを避けて窓際で行なう
最も受信しやすい設置のしかた
送信所
( )
受信中(受信インジケーター表示中)に時計を動かしたりボタン操作をしな
でください。
タン操作現在刻を正すと、以 24 自動受信行なません。
ただし、この間に手動受信を行なうと、その時点で解除されます。
電波受信を行なわない間は、「製品仕様」記載の精度で計時します。
電波障害により、誤った信号を受信することがあります。
電波時計とは
正確な時刻情報 [ 日本標準時 ] をのせた長波標準電波(JJY)を受信することによ
り、正しい時刻を表示する時計です。
日本標準時: 日本の時刻のもとになるもので、テレビの時報などに利用されてい
ます。
この標準時は「セシウムビーム型原子周波数標準器」等により制御
されています。
電波時計は正確な日本標準時を受信していますが、時計内部の時刻演算処理等
により、時刻表示に 1 秒未満のズレが生じます。
標準電波
標準電波は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用しており、福島県の「お
おたかどや山」(40kHz)および佐賀県と福岡県の境の「はがね山」(60kHz)
ら送信されています。
この標準電波はほぼ 24 間継続して送信されていますが、保守作業や雷対策等
で一時送信中断されることもあります。
電波の受信範囲の目安
条件の良いときは、送信所からおよ 1000km れた場所でも受信することが
できます。
ただし、約 500km 超えると電波が弱くなるので、受信しにくくなることが
あります。
受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、季節や天候、使用場所、
時間帯(昼/夜)などによって受信できないことがあります。
電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなります。
一般的に送信所からの距離が近い方の電波が受信しやすいと考えられますが、
電波環境や使用場所によっては、送信所からの距離が遠い方の電波が受信し
すい場合があります。
おたかどや
(40kHz)
〈送信所の位置〉
1000km
500km
1000km
500km
はがね
(60kHz)
製品仕様
水晶発振周波数 32,768Hz
表示内容 カレンダー表示(月・日・曜日)
時刻表示(時・分・秒)
午後マーク/ 24 時間制表示(24H)
温度表示、湿度表示
電波受信機能 自動受信(7 回/日 *)、手動受信
* 午前 2:01 /午前 3:01 /午前 6:01
午前 10:01 /午後 2:01 /午後 6:01
午後 10:01
自動選局機能
[ ]
受信電波=長波標準電波 JJY
周波数= 40kHz 60kHz
[年・月・日・時・分・秒]を受信
精度 電波受信による時刻修正が行なえない場合は、
平均月差± 30 秒以内。
温度計測機能 計測範囲= 0℃〜 40℃
*1
計測精度=± 2℃(0℃〜 40℃)
*2
湿度計測機能 計測範囲= 20%〜 90%
(0℃〜 49.9℃において結果表示)
*3
計測精度=± 10%(5℃〜 40℃)
(例 湿度 50%の場合、40%〜 60%の範囲で表
示します)
*2
温度計測・湿度計測は1分に1回行ないます。
*4
その他 快適温湿度表示、12 24 時間制表示切替え
付属品 壁掛け用ネジ
主要回路素子 音叉型高性能水晶振動子、CMOS-LSI
使用温度 0℃〜 40℃
使用電池 3 形マンガン乾電池(R6P) 2
電池寿命 約1年(電波受信 7 回/日)
<ご注意>
*1 0.1℃以下、40.1℃以上で温度測を行なますが、本機の温
度保証範囲外となります。
20℃以下は“LL”表示、50℃以上は“HH”表示となります。
*2 温度・湿度表示は時計に内蔵されているセンサーにより、時計内部の
度・湿度を計測/表示するものです。そのため、急激な変化が起きても、
その温度や湿度を表示するまで(時計内部がその温度や湿度と同じにな
るまで)約 30 分程度かかります。なお、計測機能上、本機を冷・暖
器具の送風口の近くで使用しないでください。
*3 19%以下は“LL”表示、91%以上は“HH”表示となります。
湿度表示は温度が 0℃〜 49.9℃の範囲外では「--」表示となります。
*4 電波受信中、時刻セット中は計測を中断します。
はじめてお使いになるときは
(電池交換時もご覧ください)
「各部の名称と表示の見方」も一緒にご参照ください。
1
「表示用シール」を取り外します
機種によりデジタル表示部に「表示用シール」をつけて出荷しております。
ご使用の前に必ずこの「表示用シール」を取り外してください。
2
電池を入れます
電池ブタを開き、
+
-
の向きに注意して、電池を正しく入れます(電池交換
しかた」参照)
3
リセット操作を行ないます
4
ボタンを押します。
デジタル表示部が「午後 12:00●00」になります。
「午後 12:01●00」になると自動的に電波受信を開始します。
電池を入れた時点で時計としての動作が始まっていますが、そのままリセッ
操作をしてください。
先端の細いもので押してください(製品を傷つけないようご注意ください)
リセット操作が終わったら電池ブタを閉じます。
4
電波受信の様子を見ます
(使用したい場所の近くに置きます)
取り付ける
場所
付ける場所の
に置い
様子を
本機を取り付ける場所の近くに
置きます(図
1
)。
受信 受信やすい
取り付ける場所が電
波受信しやすいかど
うかを受信インジ
ケーターで確認しま
す(図
2
)。
電波を受信中は受信インジケーターで受信状態をお知らせします。電波を受
しやすいと多く点灯します(最大 5 個)(図
2
)。
受信インジケーターは使用場所を決める際の目安としてお使いいただけます。
1回の電波受信は約 2 16 分間です。
電波を受信中はボタン操作をしないでください(電波受信を終了します)
5
電波受信の結果を見ます
電波の受信に成功すると“ ”マークと“ ”マークが点灯します(図
3
)。
回以上、電波の受信に成功
ているを表す。
最新の電波の受信に成功てい
ことしま
マーク
マーク
”マークと“ ”マークは正しい時刻が表示されているかどうかの目安に
なります。
マークは、電波の受信に成功していても午前 2 時と午前 3 時になると一度
消灯します。その後、電波の受信に成功すると再び点灯継続します。
受信できなかった場合
➟数分後に電波の受信を終了します(そのままの時刻で計時されます)
➟受信状態が不安定で、時刻や月日の一部が修正されることがあります(
マー
ク不灯)
上記のような場合は「電波を受信しにくい場合」をご参照ください。
1 2 週間電波受信の様子を見ます
電波受信は地形や建物の影響を受けたり、季節や天候、使用場所、時間帯(昼/夜)
などによって変わります。
1 2 週間様子を見ることをおすすめします。
”マークが常に点灯している、または点灯している時が多い
➟そのまま、その場所でお使いになれます。
”マークが全く点灯しない、またはときどきしか点灯しない
➟その場所では電波受信しにくいので、向きや場所を変えてください。
➟その場所で使用する場合はボタン操作で時刻を合わせてご使用ください
「電波を受信しにくい場合」参照)
そして受信可能な別の場所でときどき電波受信を行なってください。
6
本機を取り付けます
電波受信の様子を見た場所と取り付ける場所で、電波受信に差が出る場合が
ります。
時計を取り付ける場合、壁や時計を汚したり痛めることがありますのでご注
ください。
ネジを壁に取り付けます(図
4
、図
5
)。
照明の
当た場所
10mm
または
壁材
ネジ
取り付ける場所は部屋の照明が当
たる場所をおすすめします(図
4
)。
ネジを梁が通っている壁面
または柱にしっかりねじ込
みます(図
5
)。
取り付ける前に壁の材質・構造をご確認ください。付属のネジは指定の場所(梁、
木の柱、木質の厚い壁)以外に使用しないでください。指定の場所以外に使用
た場合、落下によりケガをする場合があります(石膏ボード・コンクリート・
い化粧ベニヤ板などには使用できません)(図
5
)。
時計をネジに掛けます(図
6
~図
8
)。
時計を取り付けた際、上下左右そして手前に軽く動かし正しく取り付けられてい
ることを確認してください。正しく取り付けられていない場合、落下によりケ
をしたり、器物を破損する場合があります(図
7
、図
8
)。
スタンドの使い方
本機は置いて使用することもできます。
裏面のスタンドを起こしてください。
スタンドを使用しないときは元の位置に収納してください。
ID-53J
ID-52J
ンド
ンド

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