User manual - IDC-510J

取扱説明書
IDC-510J
このたびは弊社製品をお買い上げくださいまして誠にありがとうございます
末長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお取
り扱いくださいますようお願いいたします。
本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本書
に記載しています。本機をご使用になる前に、必ずお読みください。なお、こ
の取扱説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧ください。
151-8543
東京都渋谷区本町
1-6-2
03-5334-4111
(代表)
ご使用上の注意
本機は精密な電子部品で構成されていますので、「極端な温度条件下」「強
い磁気の当たる場所」「はげしい振動のある場所」での使用や保管および
「強いショック」をさけてください。
高温では電池寿命が短くなったり故障の原因になったりしますので、暖房
器具の近くや直射日光の当たる所では使用しないでください。
浴室など湿気の多い場所では使用しないでください。
以下のようなところに本機を置くことはお避けください。
テレビの上など(テレビ画面に色むらが起こる場合があります) ·
時計、キャッシュカード、フロッピーディスク、プリペイドカード、カセッ ·
トテープの近くなど
極度の静電気により誤った表示をしたり、電子部品が破損する場合があり
ます。
静電気により一時的に液晶の点灯していない部分ににじみ現象が発生する
ことがありますが、機能に影響はありません。
本機を分解しますと、精度や機能が低下しますので、絶対に分解しないで
ください。
汚れは「乾いた柔らかい布」か「中性洗剤に浸し固くしぼった布」でお
ふきください。シンナー・ベンジンなどの揮発油やアルコール類では絶対
にふかないでください。
液晶表示は、使用温度範囲0℃∼ 40℃)を超えると、表示が見にくく
なることがあります。
液晶表示は、見る方向によって表示が見にくくなることがあります。
万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または第三者からの
いかなる請求についても、当社では一切その責任を負えませんので、あ
らかじめご了承ください。
電源に関するご注意
電池の残量が残っている場合でも 3 1 回は全部の電池を交換してく
ださい。
電池が消耗しますと一般的に以下のようなことが起こります。このような
ときは長時間放置せず、速やかに新しい電池と交換してください(定期的
な交換をおすすめします)
誤動作(時刻やアラーム等のリセット、報音の停止、時刻狂いなど)す
ることがあります。
液晶表示は「薄くなったり」「消えたり」します。
アナログ時計は「時計が遅れたり」「針が止まったり」します。
付属の電池は充電式ではありません。絶対に充電しないでください。
お買い上げ時に付属している電池はモニター用電池 * のため、電池新品時
の電池寿命に満たないうちに切れることがあります。
* モニター用電池とは時計の機能や性能をチェックするための電池のことで、時計本体価格
に電池代は含まれておりません。
電池が液漏れを起こした場合は液に触れずにすぐにふきとってください。
本機の特長
電波時計(国内 2 局対応自動選局
機能付)
福島県「おおたかどや山」(40kHz)
佐賀県と福岡県の境「はがね山」
(60kHz)
1ヵ月カンダー表
六曜表示/六曜サーチ
西暦/年号表示
センサーにより、温度・湿度を表示
プログラム時報(24 本)
任意の時刻に「時報音」を鳴らす
ことができます。
安全上のご注意
絵表示について
本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお
使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への
損害を未然に防止するため、色々な絵表示をしていま
す。その表示と意味は次のようになっています。
絵表示の例
記号は「気をつけるべきこと」(注意)を
意味しています(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと」(禁止)を
意味しています(左の例は分解禁止)
記号は「しなければならないこと」(強制)
を意味しています(左の例は電源プラグを
コンセントから抜く)
危険
この表示を無視して誤った取
り扱いをすると、人が死亡ま
たは重傷を負う危険が差し
迫って生じることが想定され
る内容を示しています。
警告
この表示を無視して誤った取
り扱いをすると、人が死亡ま
たは重傷を負う危険が想定さ
れる内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取
り扱いをすると、人が傷害を
負う危険が想定される内容お
よび物的損害のみの発生が想
定される内容を示しています。
警告
袋をかぶって遊ばないでください
製品本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、手の届かない所に保管または廃棄して
ください。窒息の原因となります。
電池の取り扱いについて
使用している電池を取り外した場合は、誤って電池を飲むことがないようにしてください。特に小さな
お子様にご注意ください。
電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください。万一、お子様が飲み込んだ場合は、ただちに
医師と相談してください。
電池は、充電や分解、ショートする恐れのあることはしないでください。また、加熱したり火の中へ投
入したりしないでください。
注意
分解しないでください
本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が故障する原因となることがあります。
設置場所について
本機を不安定な場所に置いたり、不確実な掛け方をしないでください。倒れたり、落ちたりしてケガや
故障の原因となることがあります。
湿気やほこりの多い場所には置かないでください。火災の原因となることがあります。
台所や加湿器のそばなど油煙や湯気が当たる場所には置かないでください。火災の原因となることが
あります。
電池について
電池は使い方を誤ると液漏れによる周囲の汚損や、破裂による火災・ケガの原因となることがあります。
次のことは必ずお守りください。
極性(
,
.
の向き)に注意して正しく入れてください。
新しい電池と古い電池を混ぜて使用しないでください。
種類の違う電池を混ぜて使用しないでください。
長時間使用しないときは、本体から電池を取り出しておいてください。
本機で指定されている電池以外は使用しないでください。
電池の着脱を長く伸ばした爪で行なうと、思わぬケガをおこす恐れがありますので、長く伸ばした爪で
の着脱はおやめください。
時計が止まった場合は、速やかに電池を交換してください。また、使用しないときは電池をはずしてお
いてください。
電波時計について
使用場所について
本機は、テレビやラジオなどと同様に、電波を受信するものです
本機を使用するときは、「電波を受けやすい」部屋の窓際などでご使
用することをおすすめします。
以下のような場所では、電波を受信しにくくなりますので、このよ
うな場所は避けて本機をお使いください。
マンションやビルなどの
鉄筋、鉄骨の建物の中
およびその周辺
(ビルの谷間など)
但し、窓際で使用す
ると受信しやすくな
ります。
高圧線、架線の近く 乗り物の中
自動車、電車、
飛行機など
家庭電化製品、
OA機器のそば、
金属板の上
テレビ、
スピーカー、
FAX、パソコン、
携帯電話など
電波障害の起きる
ところ
工事現場、
空港のそば、
交通量の多い
ところなど
山の裏側…など
正しく電波受信するために
電波受信できる場所でお使いください「使用場所について」参
照)
本機を電波送信所方向に向けると、受信しやすくなります(本機
に内蔵されている受信アンテナと電波送信所が垂直方向になるよ
うにすると、最も受信しやすくなります)
・時計表示部または裏面を電波送信所に
向かい合うようにする
・金属板の上などを避けて窓際で行なう
最も受信しやすい設置のしかた
送信所
受信中受信インジケーター表示中)に時計を動かしたりボタン
操作をしないでください。
ボタン操作で現在時刻を修正すると、以後 24 間自動受信は行
ないません。ただし、この間に手動受信を行なうと、その時点で
解除されます。
電波受信を行なわない間は、「製品仕様」記載の精度で計時します。
電波障害により、誤った信号を受信することがあります。
電波時計とは
正確な時刻情報 [ 本標準時 ] をのせた長波標準電波(JJY)を受
信することにより、正しい時刻を表示する時計です。
日本標準時: 日本の時刻のもとになるもので、テレビの時報などに
利用されています。
この標準時は「セシウムビーム型原子周波数標準器」
等により制御されています。
電波時計は正確な日本標準時を受信していますが、時計内部の
時刻演算処理等により、時刻表示に 1 秒未満のズレが生じます。
標準電波
標準電波は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用しており、
福島県の「おおたかどや山」(40kHz)および佐賀県と福岡県の境
の「はがね山」(60kHz)から送信されています。
この標準電波はほぼ 24 時間継続して送信されていますが、保守作
業や雷対策等で一時送信が中断されることもあります。
電波の受信範囲の目安
条件の良いときは、送信所からおよそ 1000km 離れた場所でも受
信することができます。
ただし、約 500km を超えると電波が弱くなるので、受信しにく
くなることがあります。
受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、季節や天
、使用場所、時間帯(昼/夜)などによって受信できないこと
があります。
電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなります。
一般的に送信所からの距離が近い方の電波が受信しやすいと考え
られますが、電波環境や使用場所によっては、送信所からの距離
が遠い方の電波が受信しやすい場合があります。
おおたかや山
(40kHz)
〈送信所の位置〉
1000km
500km
1000km
500km
はがね山
(60kHz)
電波受信について
本機は「おおたかどや山」(40kHz)「はがね山」(60kHz)
2 局より受信しやすい方の電波を自動的に選択し受信を行ないます
(自動選局機能)。通常は毎日電波受信を自動的に行ないます(自
動受信)
製品仕様
品 : 壁掛け用ネジ
主 要 回 路 素 子 : 音叉型高性能水晶振動子、CMOS-LSI
使 度 : 0℃∼ 40℃
使 池 : 2 形アルカリ乾電池(LR14)2
寿 命 : 3 年(電波受信 24 回/日)
*1
六曜表示に関しては「暮らしに生かす旧暦ノート」著者 鈴木充広 様
の監修を受けて算出しております暦について更に詳しい情報を知りた
い場合はこよみのページ URL「http://koyomi8.com/」を参照してく
ださい。
*2 0.1℃以下、40.1℃以上でも温度計測を行ないますが、本
機の温度保証範囲外となります。
20℃以下は“LO”表示、50℃以上は“HI”表示となります。
*3 温度・湿度表示は時計に内蔵されているセンサーにより、時計内
部の温度湿度を計測/表示するものですそのため、急激な変
化が起きても、その温度や湿度を表示するまで(時計内部がその
温度や湿度と同じになるまで)約 30 程度かかります。なお
計測機能上、本機を冷・暖房器具の送風口の近くで使用しないで
ください。
*4 9%以下は“LO”表示、91%以上は“HI”表示となります。
湿度表示は温度が 0℃∼ 49.9℃の範囲外では−−」表示と
なります。
*5 電波受信中、時刻セット中は計測を中断します。
水晶発振周波数 : 32,768Hz
容 : カレンダー
西暦表示(年・月・日・曜日)/
年号表示(年・月・日・曜日)/六曜表示
*
1
時刻表示(時・分・秒)、午後マーク/ 24 間制
表示(24H)、温度表示、湿度表示
電波受信機能 自動受信(毎時 1 分)、手動受信
自動選局機能
受信電波=長波標準電波 JJY
周波数= 40kHz 60kHz
度 : 電波受信による時刻修正が行なえない場合は、
平均月差± 30 秒以内。
温 度 計 測 機 能 : 計測範囲= 0℃∼ 40℃ *
2
計測精度=± 2℃(0℃∼ 40℃)*
3
湿 度 計 測 機 能 : 計測範囲= 10%∼ 90%
(0℃∼ 49.9℃において結果表示)*
4
計測精度=± 10%(0℃∼ 40℃)
例 湿度 50%の場合、40%∼ 60%となります
)*
3
温度計測・湿度計測は 1 分に 1 回計測します。
*
5
時報機能: 任意の時刻に「時報音」を報音
セット数= 24
セット単位= 1
報音時間=約 5
他 : 12 24 時間制表示切替え、表示濃度調整
はじめてお使いになるときは
(電池交換時もご覧ください)
電波を受信できなかった場合
数分後に電波の受信を終了します(そのままの時刻で計時されます)
受信状態が不安定で時刻や月日の一部が修正されることがあり
ます( マーク不灯)
上記のような場合は「電波を受信しにくい場合」をご参照ください。
1 2 週間電波受信の様子を見ます
電波受信は地形や建物の影響を受けたり、季節や天候、使用場所
時間帯(昼/夜)などによって変わります。
1 2 週間様子を見ることをおすすめします。
”マークが常に点灯している、または点灯している時が多い
そのまま、その場所でお使いになれます。
”マークが全く点灯しない、またはときどきしか点灯しない
その場所では電波受信しにくいので、向きや場所を変えてく
ださい。
その場所で使用する場合はボタン操作で時刻を合わせ
てご使用ください「電波を受信しにくい場合」参照)
そして受信可能な別の場所でときどき電波受信を行なってく
ださい。
6
本機を取り付けます
電波受信の様子を見た場所と取り付ける場所で、電波受信に差が
出る場合があります。
時計を取り付ける場合、壁や時計を汚したり痛めることがありま
すのでご注意ください。
ネジを壁に取り付けます(図
4
、図
5
10mm
梁または柱
壁材
ネジ
照明の
たる場所
取り付ける場所は部屋の照
明が当たる場所をおすすめ
します(図
4
ネジを梁が通っている壁面
または柱にしっかりねじ込
みます(図
5
取り付ける前に壁の材質・構造をご確認ください。付属のネジは指
定の場所(梁、木の柱、木質の厚い壁)以外に使用しないでください。
指定の場所以外に使用した場合、落下によりケガをする場合があり
ます(石膏ボード・コンクリート・薄い化粧ベニヤ板などには使用
できません)(図
5
時計をネジに掛けます(図
6
∼図
8
壁掛け用穴
(裏面)
壁に取り付けた
時計を取り付けた際、上下左右そして手前に軽く動かし正しく取り
付けられていることを確認してください。正しく取り付けられてい
ない場合、落下によりケガをしたり器物を破損する場合がありま
す(図
7
、図
8
「各部の名称と表示の見方」も一緒にご参照ください。
1
「表示用シール」を取り外します
機種によりデジタル表示部に「表示用シール」をつけて出荷してお
ります。
ご使用の前に必ずこの「表示用シール」を取り外してください。
2
電池を入れます
電池ブタを開き、
+
-
の向きに注意して、電池を正しく入れます「電
池交換のしかた」参照)
3
リセット操作を行ないます
9
ボタンを押します。
デジタル表示部が「午後 12:00 00」になります。
「午後 12:01 00」になると自動的に電波受信を開始します。
電池を入れた時点で時計としての動作が始まっていますが、その
ままリセット操作をしてください。
先端の細いもので押してください(製品を傷つけないようご注意
ください)
リセット操作が終わったら電池ブタを閉じます。
4
電波受信の様子を見ます
(使用したい場所の近くに置きます)
本機を取り付ける場所の近くに置きます(図
1
取り付る場所
付け場所の近に置いて
子を見
取り付ける場所が電波受信しやすいかどうかを受信イ
ンジケーターで確認します(図
2
受信 受信やすい
電波を受信中は受信インジケーターで受信状態をお知らせします。
電波を受信しやすいと多く点灯します(最大 5 個)(図
2
受信インジケーターは使用場所を決める際の目安としてお使いい
ただけます。
1 回の電波受信は約 2 14 分間です。
電波を受信中はボタン操作をしないでください(電波受信を終了
します)
5
電波受信の結果を見ます
電波の受信に成功すると“ ”マークと“ ”マークが点灯します
(図
3
回以上、電波の受信に成功
しているを表す。
最新の電波の受信に成功
しているを表す。
マー
マー
”マークと ”マークは正しい時刻が表示されているかど
うかの目安になります。
マークは、電波の受信に成功していても午前 2 時と午前 3
になると一度消灯します。その後電波の受信に成功すると再び
点灯を継続します。
Printed in China MA0906-A

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