User manual - IDS-100J

このたびは弊社製品をお買い上げくださいまして誠にありがとうございます。
長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお取り扱
いくださいますようお願いいたします。
本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本書に
記載しています。本機をご使用になる前に、必ずお読みください。なお、この取
扱説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧ください。
151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2
103-5334-4111(代表)
取扱説明書
IDS-100J
Printed in China MA0812-A
電波時計(国内2局対応 自動選局機能付)
福島県「おおたかどや山標準電波送信所」(40kHz)
佐賀県と福岡県の境「はがね山標準電波送信所」(60kHz)
ソーラー発電と電池を併用した長寿命
センサーにより、温度・湿度を表示
本機の特長
本機は精密な電子部品で構成されていますので、「極端な温度条件下」
「強い磁気の当たる場所」「はげしい振動のある場所」での使用や保管お
よび「強いショック」をさけてください。
高温では電池寿命が短くなったり故障の原因になったりしますので、暖
房器具の近くや直射日光の当たる所では使用しないでください。
浴室など湿気の多い場所では使用しないでください。
以下のようなところに本機を置くことはお避けください。
テレビの上など(テレビ画面に色むらが起こる場合があります)
時計、キャッシュカード、フロッピーディスク、プリペイドカード、
セットテープの近くなど
極度の静電気により誤った表示をしたり、電子部品が破損する場合があ
ります。
静電気により一時的に液晶の点灯していない部分ににじみ現象が発生す
ることがありますが、機能に影響はありません。
本機を分解しますと、精度や機能が低下しますので、絶対に分解しない
でください。
汚れは、「乾いた柔らかい布」か「中性洗剤に浸し固くしぼった布」でお
ふきください。シンナー・ベンジンなどの揮発油やアルコール類では絶
対にふかないでください。
液晶表示は、使用温度範囲(0℃∼ 40℃)を超えると、表示が見にくく
なることがあります。
液晶表示は、見る方向によって表示が見にくくなることがあります。
<ご注意>
本機はソーラー発電により動作しますが、以下のような高温下に本機を設置
することはお避けください。
炎天下に駐車中の車のダッシュボード上に放置
白熱ランプなどの発熱体に極端に近づけての放置
直射日光に長く当たったり、高温になるところへの放置
万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または第三者からの
いかなる請求についても、当社では一切その責任を負えませんので、
らかじめご了承ください。
ご使用上の注意
電波時計とは
正確な時刻情報[日本標準時]をのせた長波標準電波(JJY)を受信することにより、正しい時刻を表示
する時計です。
日本標準時 日本の時刻のもとになるもので、テレビの時報などに利用されています。
この標準時は「セシウムビーム型原子周波数標準器」等により制御されています。
電波時計は正確な日本標準時を受信していますが、時計内部の時刻演算処理等により、時刻表示に
1 秒未満のズレが生じます。
標準電波
標準電波は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用しており、福島県の「おおたかどや山標準電
波送信所」(40kHz)および佐賀県と福岡県の境の「はがね山標準電波送信所」(60kHz)から送信さ
れています。
この標準電波はほぼ 24 時間継続して送信されていますが、保守作業や雷対策等で一時送信中断される
こともあります。
電波の受信範囲の目安
条件の良いときは、送信所からおよそ 1000km 離れた場所でも受信することができます。
ただし、約 500km を超えると電波が弱くなるので、受信しにくくなることがあります。
受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、季節や天候、使用場所、時間帯(昼/夜)な
どによって受信できないことがあります。
電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなります。
一般的に送信所からの距離が近い方の電波が受信しやすいと考えられますが、電波環境や使用場所に
よっては、送信所からの距離が遠い方の電波が受信しやすい場合があります。
1000km
〈送信所の位置〉
はがね山
(60kHz)
おおたかどや山
(40kHz)
500km
1000km
500km
電波受信について
本機は「おおたかどや山標準電波送信所」(40kHz)「はがね山標準電波送信所」(60kHz) 2
より受信しやすい方の電波を自動的に選択し受信を行ないます(自動選局機能)通常は毎日、電波受信
を自動的に行ないます(自動受信)
●使用場所について
本機は、テレビやラジオなどと同様に、電波を受信するものです。本機を使用するときは、「電波を受け
やすい」部屋の窓際などでご使用することをおすすめします。
以下のような場所では、電波受信しにくくなりますので、このような場所は避けて本機をお使いください。
電波時計について
●正しく電波受信するために
電波受信できる場所でお使いください(「使用場所について」参照)
本機を電波送信所方向に向けると、受信しやすくなります(本機に内蔵されている受信アンテナと電
波送信所が垂直方向になるようにすると、最も受信しやすくなります)
最も受信しやすい設置のしかた
時計表示部または裏面を電波送信所に
向かい合うようにする
・金属板の上などを避けて窓際で行なう
受信中(受信インジケーター表示中)に時計を動かしたりボタン操作をしないでください。
ボタン操作で現在時刻を修正すると、以後24時間自動受信は行ないません。ただし、この間に手動受
信を行なうと、その時点で解除されます。
電波受信を行なわない間は、「製品仕様」記載の精度で計時します。
電波障害により、誤った信号を受信することがあります。
電源に関するご注意
本機の電源について
本機は以下のようなハイブリッド方式による電源システムです。
明るい場所で使用する場合・・・
電池+ソーラー発電で動作します(ソーラー発電が電池を補助します)
暗い場所で使用する場合・・・・ 電池で動作します。
明るいところでご使用になりますと電池を長持ちさせることができます(充電は致しません)
※製品仕様参照
電池が消耗しますと一般的に以下のようなことが起こります。このようなときは長時間放置せず、速や
かに新しい電池と交換してください(定期的な交換をおすすめします)
誤動作(時刻やアラーム等のリセット、報音の停止、時刻狂いなど)することがあります。
液晶表示は「薄くなったり」「消えたり」します。
アナログ時計は「時計が遅れたり」「針が止まったり」します。
付属の電池は充電式ではありません。絶対に充電しないでください。
お買い上げ時に付属している電池はモニター用電池*のため、電池新品時の電池寿命に満たないうちに切
れることがあります。
*モター用電池とは時計の機能や性能をチェックするための電池のことで、時計本体価格に電池代は
含まれておりません。
電池が液漏れを起こした場合は液に触れずにすぐにふきとってください。
製品仕様
32,768Hz
カレンダー表示(月・日・曜日)時刻表示(時・分・秒)
午後マーク/ 24 時間制表示(24H)、温度表示、湿度表示
自動受信(毎時1分)、手動受信、自動選局機能
受信電波=長波標準電波 JJY
周波数= 40kHz 60kHz
[年・月・日・時・分・秒]を受信
電波受信による時刻修正が行なえない場合は、平均月差±30秒以内。
計測範囲= 0℃∼ 40℃ *
1
計測精度=± 2℃(0℃∼ 40℃)
*2
計測範囲= 10%∼ 90%(0℃∼ 49.9℃において結果表示)
*3
計測精度=± 10%(5℃∼ 40℃)
(例 湿度50%の場合、40%∼60%の範囲で表示します)
*2
※温度計測湿度計測は1分に1回行ないます。
*4
12 24 時間制表示切替え、コントラスト調整
壁掛け用ネジ、スタンド
水晶発振周波数
表示内容
電波受信機能
精度
温度計測機能
湿度計測機能
その他
付属品
音叉型高性能水晶振動子、CMOS-LSI
0℃∼ 40℃
円筒型リチウム電池(CR-V3) 1
約5年
明るい場所(200lx 以上) 1 8 時間以上使用した場合(電波受
信24回/日使用した場合)
<ご注意>
*1 = ・0.1℃以下、40.1℃以上でも温度計測を行ないますが、本機の温度保証範囲外となります。
・ー 20℃以下は“LO”表示、50℃以上は“HI”表示となります。
*2 温度湿度表示は時計に内蔵されているセンサーにより、時計内部の温度湿度を計測/表示す
るものです。そのため、急激な変化が起きても、その温度や湿度を表示するまで(時計内部がそ
の温度や湿度と同じになるまで)30 分程度かかります。なお、計測機能上、本機を冷暖房
器具の送風口の近くで使用しないでください。
*3 = ・9%以下は“LO”表示、91%以上は“HI”表示となります。
湿度表示は温度が 0℃∼ 49.9℃の範囲外では「−−」表示となります。
*4 電波受信中、時刻セット中は計測を中断します。
この表示を無視して誤った取り
扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が差し迫って生
じることが想定される内容を示
しています。
この表示を無視して誤った取り
扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が想定される内
容を示しています。
この表示を無視して誤った取り
扱いをすると、人が傷害を負う
危険が想定される内容および物
的損害のみの発生が想定される
内容を示しています。
絵表示について
本書および製品への表示では、製品を安全に正し
くお使いいただき、あなたや他の人々への危害や
財産への損害を未然に防止するため、色々な絵表
示をしています。その表示と意味は次のように
なっています。
絵表示の例
記号は「気をつけるべきこと」注意)
意味しています(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと(禁止)を意
味しています左の例は分解禁止)
記号は「しなければならないこと」(強
制)意味しています(左の例は電源プラ
グをコンセントから抜く)
安全上のご注意
注意
分解しないでください
本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が故障する原因となることがあり
ます。
設置場所について
本機を不安定な場所に置いたり、不確実な掛け方をしないでください。倒れたり、落ちたりし
てケガや故障の原因となることがあります。
湿気やほこりの多い場所には置かないでください。火災の原因となることがあります。
台所や加湿器のそばなど、油煙や湯気が当たる場所には置かないでください。火災の原因とな
ることがあります。
電池について
電池は使い方を誤ると液漏れによる周囲の汚損や、破裂による火災・ケガの原因となることが
あります。次のことは必ずお守りください。
極性(
,,
,,
,
..
..
.
の向き)に注意して正しく入れてください。
新しい電池と古い電池を混ぜて使用しないでください。
種類の違う電池を混ぜて使用しないでください。
長時間使用しないときは、本体から電池を取り出しておいてください。
本機で指定されている電池以外は使用しないでください。
電池の着脱を長く伸ばした爪で行なうと、思わぬケガをおこす恐れがありますので、長く伸ば
した爪での着脱はおやめください。
時計が止まった場合は、速やかに電池を交換してください。また、使用しないときは電池をは
ずしておいてください。
警告
袋をかぶって遊ばないでください
製品本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、手の届かない所に保管または
廃棄してください。窒息の原因となります。
電池の取り扱いについて
使用している電池を取り外した場合は、誤って電池を飲むことがないようにしてください。特
に小さなお子様にご注意ください。
電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください。万一、お子様が飲み込んだ場合は、
だちに医師と相談してください。
電池は、充電や分解、ショートする恐れのあることはしないでください。また、加熱したり火
の中へ投入したりしないでください。
マンションやビルなどの鉄筋、鉄骨の建物
の中およびその周辺(ビルの谷間など)
但し、窓ぎわで使用すると受信しやすく
なります。
高圧線、架線の近く 乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
電波障害の起きるところ
工事現場、空港のそば、交通量の多
いところなど
()
山の裏側…など
家庭電化製品、OA機器のそば、
金属板の上
テレビ、スピーカー、FAX、パソコン、
携帯電話など
(         )
主要回路素子
使用温度
使用電池
電池寿命

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