J スマートコミュニケーター IT-300 取扱説明書 ・この取扱説明書は、本機 の基本的なご使用方法お よび取り扱いについて説 明してありますのでご使 用前にひと通りお読みく ださい。 ・ご使用の前に「安全上のご 注意」をお読みの上、正し くお使いください。 本書はお読みになった後 も大切に保管してくださ い。 ・保証書の記入を確認の上、 取扱説明書とともに大切 に保管してください。
BLUETOOTHは、Bluetooth SIG, Inc., U.S.
目次 安全上のご注意 ........................................................ 5 使用上のご注意 ..................................................... 13 はじめに ................................................................. 15 本機のシステム体系図 ......................................... 16 各部の名称とはたらき ......................................... 18 IT-300 (本体)......................................................................... 18 USBユニット ...........................................................................
目次 充電池パック(HA-D20BAT-A)の取り扱い .......... 46 充電池パック (HA-D20BAT-A)の仕様 ................................ 46 仕様 ........................................................................ 47 IT-300 (本体).......................................................................... 47 USBユニット (HA-J65US).................................................
安全上のご注意 このたびは、カシオ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 ・ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 ・ 本書は、お読みになった後も大切に保管してください。 絵表示について この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正 しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産へ の損害を未然に防止するため、いろいろな絵表示をしてい ます。その表示と意味は次のようになっています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死 危険 亡または重傷を負う危険が差し迫って生じることが想 定される内容を示しています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死 警告 亡または重傷を負う危険が想定される内容を示してい ます。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷 注意 害を負う危険が想定される内容および物的損害のみの 発生が想定される内容を示しています。 記号は 「してはいけないこと」を意味し 絵表示の例 ています。(左の例は分解禁止) 分解禁止 記号は 「しなければならないこと」を意 味しています。(左の例は電源プ
使用上のご注意 警告 ■ 分解・改造しないでください ● 本機を分解・改造しないでください。内部には電圧の高い部分があり、感電 の原因となります。また、高温になる部分がありやけどの原因となります。 分解禁止 ■ 異常状態で使用しないでください ● 万一、発熱していたり、煙が出ている、異臭がするなどの異常状態のまま使 用すると、火災・感電の原因となります。すぐに電源を切り、購入先または カシオテクノ・PAリペアーセンターにご連絡ください。 注意 ■ 異物が中に入ったときは ● 万一、異物が本機の内部に入った場合は、電源を切り、購入先またはカシオ テクノ・PAリペアーセンターにご連絡ください。そのまま使用すると火 災・感電の原因となります。 注意 ■ 破損したときは ● 万一、本機を破損した場合は、電源を切り、購入先またはカシオテクノ・ PAリペアーセンターにご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の 原因となります。 注意 ■ 水などがかからないようにしてください 禁止 6 ● IT-300は防沫仕様ですが、USBユニットやオプションのデュアル充電器等 は防沫仕様ではありませんので、水などが
警告 ■ レーザ光をのぞき込まないでください ● 本機は、レーザ光でスキャンします。 レーザ光を直接見たり、目にあてたりすることは絶対に避けてください。 ■ 引火性ガスが発生する場所では ● ガソリンスタンドなど引火性ガスが発生する場所に立ち入る場合は、必ず事 前にハンディターミナルの電源をお切りください。また充電もしないでくだ さい。ガスに引火するおそれがあります。 注意 注意 ■ 異物が入らないようにしてください ● 内部に金属物や燃えやすいものなど異物を差し込んだり、落としたりしない でください。火災・感電の原因となります。 禁止 ■ 設置場所について 禁止 ● ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かないでください。落ち たり、倒れたりして、けがの原因となることがあります。 ● 湿気やほこりの多い場所に置かないでください。火災、感電の原因となるこ とがあります。 ● 炎天下の車中に長時間放置しないでください。 ■ 本機の上に重いものを置かないでください ● 重いものを置くと、置いたものがバランスをくずして倒れたり、落下して、 けがの原因となることがあります。 禁止 ■ 表示画面の
無線通信機能の取り扱いについて 警告 ■ 他の電子機器への干渉について (無線機能を使用する場合) 注意 ● 病院内や医療用電気機器のある場所での使用に際しては各医療機関の指示に 従ってください。特に手術室、集中治療室、冠状動脈疾患監視病室や特に医 療機関側が本機の使用を禁止した区域では、本機の無線通信機能をOFFにす るか本製品の電源を切ってください。 電波により医療用電気機器に影響を及ぼすことがあります。 ● 心臓ペースメーカーの装着部位から22cm以上離してください。電波により ペースメーカーの作動に影響を及ぼすことがあります。 ● 満員電車の中など混雑した場所では、付近に心臓ペースメーカーを装着している 方がいる可能性があるので、無線通信機能をOFFにするか本製品の電源を切って ください。電波によりペースメーカーの作動に影響を与える場合があります。 ● 各航空会社では、航空機の飛行状態などに応じて、機内での無線機器、電子 機器の使用を禁止しております。航空機内では無線通信機能をOFFにしてく ださい。電子機器に影響を与え、事故の原因となる恐れがあります。 注意 ■ 他の電子機器への干渉について
リチウムイオン充電池パックについて 危険 禁止 ● 充電池パックを水や海水などにつけたり、濡らしたりしないでください。充 電池パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックを火のそば、ストーブのそばなどの高温の場所で使用したり、 放置したりしないでください。充電池パックが発熱、破裂、発火する原因と なります。 ● 充電池パックは指定された機器以外で使わないでください。指定機器以外の 用途に使うと、充電池パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックはプラス・マイナスの向きが決められています。充電器や機器 に取り付けるときはプラス・マイナスを逆に接続しないでください。プラ ス・マイナスを逆に接続すると、充電池パックが漏液、発熱、破裂、発火す る原因となります。 ● 充電池パックを火の中に投入したり、加熱したりしないでください。充電池 パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックの と 端子を針金などでショートさせないでください。充電 池パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックを金属製のネックレスやヘヤピンなどと一緒に持ち運んだり、 保
警告 禁止 注意 ● 充電池パックを電子レンジや高圧容器に入れたりしないでください。充電池 パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックから異臭がする、発熱、変色、変形している場合は使用しない でください。そのまま使用すると、充電池パックが発熱、破裂、発火する原 因となります。 ● 充電池パックの使用時間が今までより著しく短くなった場合は、充電池パッ クの異常の可能性がありますので使用を中止してください。この異常な充電 池パックを充電すると、充電池パックが発熱、破裂、発火する原因となりま す。 ● 所定の時間を超えても充電が完了しない場合は充電を中止してください。そ のまま充電を続けると、 充電池パックが発熱、 破裂、 発火する原因となります。 ● 充電池パックから液がもれていたり、異臭がする場合は火気から遠ざけてく ださい。引火して充電池パックを破裂、発火させる原因となります。 ● 充電池パックからもれた液が目に入ったときは、 こすらずに、 すぐに水道水な どのきれいな水で充分に洗った後、ただちに医師の診断を受けてください。 注意 10 禁止 ● 充電池パックを直射日光の当た
AC電源の使用について 警告 禁止 注意 ● 表示された電源電圧以外の電圧で使用しないでください。またタコ足配線を しないでください。火災・感電の原因となります。 ● 電源コードを傷つけたり、破損したりしないでください。また、重いものを のせたり、加熱したりしないでください。電源コードが破損し、火災・感電 の原因となります。 ● 電源コードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしな いでください。火災・感電の原因となります。 ● 電源コード(特にプラグ部分)、ACアダプタ(特にプラグやジャック部分)の 清掃には洗剤を使用しないでください。 ● 必ず専用ACアダプタをお使いください。専用品以外のACアダプタを使用す ると、火災・感電の原因となります。 ● 万一電源コードが傷んだら (芯線の露出、断線など) 、購入先またはカシオテ クノ・PAリペアーセンターに修理をご依頼ください。そのまま使用する と、火災・感電の原因となります。 注意 禁止 プラグを抜く ● 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけないでください。 コードの被覆が溶けて、火災・感電の原因となることがあります。 ●
ACアダプタについて 注意 ● ケース表面が、ある程度の熱を出すので、注意してください。 ● 感電に、注意してください。 ● ACアダプタは年に1回以上コンセントから抜き、プラグの刃と刃の周辺部 を清掃してください。 プラグを抜く ACアダプタにほこりがたまると、 湯気などで絶縁不良となり火災のおそれが あります。 重要なデータは控えをとっておいてください 注意 注意 12 ● 本機を使用したことおよび故障/修理や電池消耗などにより、データが消え たり、 変化したことで生じた損害や逸失利益、 または第三者からのいかなる請 求についても、当社ではその責任を負えません。あらかじめご了承ください。 ● 本機は、電子メモリを使用しているため、電池が消耗したまま放置したり、 電池交換の仕方を誤ったりして一定の電源が供給できなくなると、データが 消えたり変化することがあります。失ったデータを修復することはできませ んので、大切なデータは必ず控えをとっておいてください。
使用上のご注意 本機は精密機器です。使いかたを誤ったり乱暴に扱うと、データが正常に保存できなくなっ たり故障することがあります。次の注意をよくお読みのうえ、正しくお取り扱いください。 ●電池が消耗した状態で使い続けないでください。 データが消えたり変化することがあります。電池が消耗したら、すぐに電池を充電してください。 ●消耗した電池を入れたまま、長時間放置しないでください。 電池が液漏れすることがあります。液漏れは本機の故障、破損の原因になることがあります。 ●各機種の使用温度の範囲内でご使用ください。 範囲外で使用すると故障の原因となります。 ●次のような場所での使用は避けてください。 本機の故障、破損の原因になります。 • • • • 静電気が発生しやすいところ 極端に高温または低温のところ 湿度の高いところ 急激な温度変化が起こるところ • ほこりの多いところ ●タッチパネルは、指で軽く触れて操作してください。 タッチパネルを強く押したり、先がとがったもの (爪・ボールペンなど) で押したりしないでくだ さい。タッチパネルが傷ついたり、動作上の障害が発生することがあります。 ●次のような操作では、
使用上のご注意 ●IT-300はJIS防沫型に準拠しておりますが、次の点に十分ご注意の上ご使用ください。 • 多量の雨や水滴がついたときは、乾いた布などで十分に拭き取ってください。 • 雨中で長時間使用しないでください。 • 充電池パックカバー、microSDカードスロットカバーやコネクタカバーを確実に閉めて ご使用ください。 • 雨中でタッチパネルやキーを強く押さないでください。 ● 液晶パネルについて 液晶パネルは、高精度な技術で作られており、有効画素は99.
はじめに • 本書の内容に関しては、将来仕様改良などにより予告なしに変更することがあります。 • 本書の使用による損害および不利益などにつきましては弊社では一切その責任を負いかねま すので、あらかじめご了承ください。 • 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一不審な点や誤りなど、お気付 きのことがありましたらご連絡ください。 • 本書では、本機のプログラミング方法、ダウンロード方法などは記載いたしておりませんの で、ダウンロードなどに関しては、別資料をご覧ください。 保証およびサービスについて • 保証書は製品に添付しておりますので、記載内容をご確認のうえ大切に保管してください。 保証書に 「品名」 「保証期間 (購入日) 「 」購入先名」 などの所定事項が記入されていないと無効と なり、無償修理などを受けることができません。もし記入されていないときはすぐにお買い 上げの購入先に申し出て記入してください。 • 万一故障した場合は機種名およびお買い上げ日と故障内容をお買い上げの購入先までご連絡 ください。 • 安心して機械をご使用いただけるように、購入時に 「保守契約」 を締結されることをお
本機のシステム体系図 付属品一覧 本機をはじめてお使いになる前に、箱の中身を確認してください。 ●USBユニット (HA-J65US) ●充電池パック (HA-D20BAT-A) IT-300 (本体) ●ミニUSBケーブル ●ネックストラップ (HA-J80USBM) ●USB-ACアダプタ (AD-S5050USB) ●取扱説明書(本書) ●保証書 別売品一覧 16 充電池パック デュアル充電器 HA-D20BAT-A HA-D32DCHG
別売品一覧 デュアル充電器用ACアダプタ 本体(USBユニット)用ACアダプタ AD-S42120B AD-S15050B USBユニット USB-ACアダプタ HA-J65US AD-S5050USB ミニUSBケーブル ミニUSBホスト変換ケーブル(Aメス) HA-J80USBM HA-J81USBH 液晶保護シート HA-J90PS5 17
各部の名称とはたらき IT-300 (本体) <天面> 1 2 <左側面> 18 <正面> <右側面> 1 2 15 3 16 4 5 6 14 13 6 7 8 9 10 16 17 17 12 11 <裏面> 24 20 23 21 22 <底面> 19 18 16
インジケーター1 オレンジ色点灯:充電中 緑色点灯:充電完了 赤色点滅:電池パックの異常または充電可能温度範囲外 2 インジケーター2 青色点滅:BT使用時 オレンジ色点滅:WLAN使用時 マゼンタ色点滅:通信可能状態(USB接続時) 赤色点灯:バーコード読み取りエラー時 緑色点灯:正常に読み取れた時 アラーム機能は赤色に点灯します。 3 タッチパネル 文字や操作の指示などが表示されます。また、指で本 機の操作やデータ入力を行います。 4 カーソルキー パソコンの上下、左右カーソルキーと同等の働きをし ます。 5 トリガーキー バーコードを読み取る操作をするキーです。 任意の機能を設定することも可能です。 6 ファンクションキー あらかじめ登録されているアプリケーションを起動す るときに使用します。 7 エンターキー 数値入力の完了あるいは次のステップへ実行を移すと きに押します。 8 Fnキー 置数キーと組み合わせて、各種の設定をするとき、ま た、あらかじめ登録されているアプリケーションを起 動するときに使用します。 9 10 11 12 13 14 15 16
各部の名称とはたらき USBユニット <上面> <底面> 1 2 3 <左側面> <右側面> 4 1 2 3 4 20 4 ACアダプタジャック ACアダプタを接続します。 USB用ポート ミニUSBケーブルを接続します。 給電/データ通信コネクタ IT-300と接続してUSB通信や給電に使います。 ストッパー IT-300を取り外すときに押します。
充電池パックの取り付け/取り外し 本機では2種類の電池を使います。 本機の動作に使用するメイン電池とメモリ保護に使用するバックアップ電池があります。 メイン電池には、充電池パック(HA-D20BAT-A)を使います。 バックアップ電池は、本体に内蔵されています。 本書では使用する電池を次のように記載しています。 メイン電池: 動作用の充電池パックのこと バックアップ電池: 本体に内蔵されたメモリ保護用の電池のこと 充電池パック: メイン電池として使用する充電池パック(HA-D20BAT-A) のこと メイン電池が消耗したら、すみやかに充電を行うか充電済みの充電池パックに交換してください。 充電池パックは、USB-ACアダプタ、ACアダプタ、デュアル充電器を使用して充電できます。 充電方法は各機種の取り扱いのページを参照してください。 使用上のご注意 ■ 重要なデータは控えをとっておいてください • メイン電池は動作用およびメモリ保護用の電源、バックアップ電池はメモリ保護用 の電源となっていますので、バックアップ電池が消耗した状態でメイン電池をはず さないでください。バックアップ電池が消耗した状態でメイン電
充電池パックの取り付け/取り外し 取り付け 1 本機を裏返し、充電池パックカバーのロック スイッチを 「FREE」 の位置に回転させ (1) 、 2 充電池パックカバーを取り外します( 2 )。 2 1 2 充電池パック(HA-D20BAT-A)を取り付け ます。向きを間違えないように注意してく 3 ださい。 また、取り出しテープの端が充電池パック の上に出た状態になるように取り付けてく ださい( 3 )。 3 図のように充電池パックカバーを元に戻し (4) 、ロックスイッチを「LOCK」の位置に 戻してください( 5 )。 4 5 22
取り外し 1 電源がOFFになっているのを確認します。 電源が入っていたら、電源キーを押して、必ずOFFにしてください。 2 本機を裏返し、充電池パックカバーのロック スイッチを「FREE」の位置に回転させ( 1 )、 2 充電池パックカバーを取り外します ( 2 )。 2 1 3 図のように充電池パックを取り出します( 3 )。 3 使用上のご注意 ・充電池パックの交換は10分以内に行ってください。 ・10分以上充電池パックを外した状態が続くと、RAMに記録されたデータが消えま す。 ・指定された電池以外は使用しないでください。 ・充電池パックは、取り出しテープを真上に引き上げて取り出してください。無理に 取り出すと破損の原因となります。 23
USBユニット(HA-J65US)の取り扱い 本機に装着した充電池パックを充電するときや、別売品のミニUSBホスト変換ケーブル (Aメ ス)を使用して他の機器とUSB接続するときは、本機にUSBユニットを取り付けます。 取り付け 1 図のように本機の底部にUSBユニットを差 し込みます。 2 取り付け後は、ストッパーによって確実に ストッパー ロックされていることを確認してください。 使用上のご注意 ・USBユニットは取り付ける向きが決まっています。間違った向きで取り付けようと して無理に押し込んだりしないようにご注意ください。 ・本体やUSBユニットの給電/データ通信端子は水などで濡らすと感電や発火の原因 となり、また汚れていると接触が悪くなり充電機能が低下します。安全のためAC アダプタやUSBケーブルを抜いてから、給電端子を乾いた布や綿棒などで拭いて清 掃してください。 ・本体やUSBユニットの給電/データ通信端子は絶対にショートさせないでください。 ショートさせると故障の原因となります。 ・ネックストラップをご使用の場合は、はさみ込まないよう注意してセットしてくだ さい。セットしづらい
取り外し 1 図のようにU S B ユニットの左右のストッ パーを押してロックを外します。 2 ストッパーを押したままUSBユニットを本 機から抜き取ります。 ミニUSBホスト変換ケーブル(Aメス) (別売品) の取り扱い USBユニットに接続し、USB機器と接続します。 USB機器 USBケーブル USBユニット ミニUSBホスト変換ケーブル (Aメス) 25
USBユニット (HA-J65US) の取り扱い パソコンとの接続 USBユニットおよびミニUSBケーブル (HA-J80USBM)と組み合わせてパソコンと接続し て、USBデータ通信ができます。パソコンから電源が供給され、IT-300に装着した充電池 パックを充電することができます。 パソコン USBユニット ミニUSBケーブル IT-300のインジケータ1の表示 オレンジ色点灯:充電中 赤色点滅: 充電池パックの異常、充電可能温度でないため待機中 (充電可能温度になると充電開始) 緑色点灯: 26 充電完了
充電のしかた 同梱品のUSB-ACアダプタや別売品のACアダプタ (AD-S15050B) を使ってIT-300に装着し た充電池パックを充電することができます。充電状態はIT-300のインジケータで確認します。 別売品のデュアル充電器 (HA-D32DCHG) を使って充電地パックを充電することができます。 また、パソコンと接続して通信中に充電することができます。 (P.
充電のしかた ACアダプタ (別売品) 同梱品のUSBユニットも使用します。 ACアダプタ(AD-S15050B) USBユニット IT-300のインジケータ1の表示 *前のページの「USB-ACアダプタ (同梱品) 」を参照してください。 デュアル充電器 (別売品) 別売品のデュアル充電器用ACアダプタ(AD-S42120B)も使用します。 ACアダプタ(AD-S42120B) ※3台まで連結することができます。 充電表示用LEDの表示 消灯: 充電しないとき 赤色点灯:充電中 赤色点滅:充電池パックの異常 緑色点灯:充電完了 緑色点滅:充電可能温度 (約0∼40℃)でないため待機中 (充電可能温度になると充電開始) 28
ネックストラップの取り付けかた 本機は、落下防止用として、ネックストラップが使用できます。 ストラップホールは3ヶ所ありますので使い勝手の良いホールを使用してください。 ネックストラップは次の手順で取り付けてください。 1 本体裏面のネックストラップ取り付け部に ネックストラップの細いひもの輪の部分を通 します。 2 反対側のひも (首にかける部分) を細いひもの 輪に通します。 使用上のご注意 ネックストラップを持って、本体をふりまわさないでください。 29
タッチパネルの操作方法 タッチパネルは指で軽く触れて操作してください。指以外では操作しないでください。 タッチパネル上では次の操作が行えます。 • • • • 30 タップ:軽く叩くように画面に触れます。 タッチ:画面に長く触れます。 フリック:画面上を払うようになぞります。 ドラッグ:画面上でタッチしたまま指を移動させます。
画面の明るさの設定 画面の明るさを調節する 暗いところで本機を操作する場合、画面を見やすくするために、画面の明るさを調整するこ とができます。 •“Fn” キーを押して画面上に “F” が表示されたことを確認してから、 “5” または“6” キーを押 します。“5”キーを押すと暗く、“6”キーを押すと明るくなります。 ※続けて調整するときは、あらためて “Fn” キーを押してから “5” または “6” キーを押してく ださい。 ※コントロールパネルから「バックライト」をタップして設定することもできます。 画面の明るさを自動減光する 充電池パックを長持ちさせるために、本機の操作を行わないで一定時間が経過すると、画面 の明るさを自動的に減光します。 コントロールパネルから 「バックライト」 をタップして減光するまでの時間を設定してくださ い。 31
レーザースキャナの取り扱い 1 電源をONにして、読み取り口をバーコード に近づけ、トリガーキーを押してください。 2 レーザーが発光し、バーコードが読み取れま す。 読み取りが正常に完了するとインジケータ2 が緑色に点灯し、ブザーが鳴ります。 使用上のご注意 • 読み取りができないときは、角度を変えたり、距離を変えて再度読み取ってくださ い。 • 本機は40㎜∼400㎜の距離からバーコードを読み取ることができます。なお、 バーコードの種類によって読み取り可能な距離が異なります。 32
バーコードをスキャンする位置 小さいバーコードは、レーザースキャナを近づけてお使いください。 大きいバーコードは、光にバーが入るように離してお使いください。 マージン ○ マージン ○ × ○ × × × 警告 ■ レーザ光をのぞき込まないでください。 ・ 本機は、レーザ光でスキャンします。 レーザ光を直接見たり、目にあてたりすることは絶対に避けてください。 33
レーザー発光幅調整法について 本機はレーザーの発光幅を切り替えることができます。レーザーの発光幅にずれがある場合 は、次の方法で調整してください。 1 →[設定]→[システム]の順にタップします。 「コントロールパネル」が表示されます。 2 [スキャナ設定]アイコンをタップします。 「スキャナ設定ツール」が表示されます。 3 34 [その他]タブをタップします。
4 [OBRキャリブレーション]ボタンをタップします。 右のように表示されます。 5 トリガーキーを押してレーザーを発光させ、発光幅調整 用バーコードに光を合わせます。 ・レーザー光を両サイドにある細いバーに合わせてくだ さい。 ・調整が完了すると右のように表示されます。 ・ 「設定が失敗しました」 と表示されたときは、設定をや り直してください。 ■発光幅調整用バーコード 35
microSDカードの取り扱い 本機はmicroSDカードに対応しています。 microSDカードの装着 (交換)は次の手順で行ってください。 取り付け 1 本機を裏返し、microSDカードスロットカ バーのロックスイッチを 「FREE」 の位置に回 転させ、microSDカードスロットカバーを 取り外します。 2 microSDカードの表側(文字面)を上にして スロットに正しく合わせて、差し込みます。 • 奥まで確実に差し込んでください。 • カードを斜めに挿さないでください。 3 図のようにmicroSDカードスロットカバー を元に戻し、ロックスイッチを 「LOCK」 の位 置に戻してください。 36
取り外し 1 本機を裏返し、microSDカードスロットカ バーのロックスイッチを 「FREE」 の位置に回 転させ、microSDカードスロットカバーを 取り外します。 2 図のようにmicroSDカードを押して引き抜 きます。 3 microSDカードスロットカバーを元に戻 し、ロックスイッチを 「LOCK」 の位置に戻し てください。 使用上のご注意 • カードには表と裏があり、スロットへ挿入する方向も決まっています。間違った向 きに無理に挿入すると、コネクタやスロットを破損するおそれがあります。挿入す る際は、ご注意ください。 • カードへの書き込み、読み込み中は電源を切ったりカードを取り出したりしないで ください。カードや記憶データを破損するおそれがあります。 • カードを落として破損したり紛失したりしないようにご注意ください。 37
Bluetooth®通信について Bluetooth®通信は本体間の通信などでお使いになれます。 相手の機器と3m以内の距離 (障害物のない状態)で通信することができます。 使用上のご注意 良好な通信を行うために、次の点にご注意ください。 • 他のBluetooth®機器とは、見通し距離約3m以内で通信してください。周囲の環 境(障害物)によっては通信可能距離は短くなります。 • 他の機器 (電気製品/AV機器/OA機器/デジタルコードレス電話機/ファックス など)から2m以上離れて通信してください (特に電子レンジ使用時は影響を受けや すいため、必ず3m以上離れてください) 。近づいていると、他の機器の電源が入っ ているときには、正常に通信できなかったり、テレビやラジオの雑音や受信障害の 原因になったりすることがあります(UHFや衛星放送の特定のチャンネルではテレ ビ画面が乱れることがあります)。 • 放送局や無線機などが近く、正常に通信できないときは、通信場所を変更してくだ さい。周囲の電波が強すぎると、正常に通信できないことがあります。 • ワイヤレスLANとの電波干渉について (2.
リセットのしかた 「リセット」はパソコンでの 「再起動」 に相当します。リセットを実行すると、入力中や編集中 などで、まだ保存していなかったRAMデータは消去されますが、フラッシュROM上に保存 されているデータや各種設定などは基本的にそのまま残ります。 誤操作や何らかの異常により、本機が正常に動作しなくなった場合は、リセット操作を行う 必要があります。 本機背面のリセットスイッチをシャープペンシル(芯を出さない状態)など先の細い棒のよう なもので押します。 リセット処理が開始されます。 フルリセット(ハンディターミナルの初期化) について フルリセットを実行すると、すべてのデータが消去され、各種の設定がすべて初期状態に戻 ります。 *Flashdiskフォルダに保存されているデータは消えません。 フルリセットは、次のような場合に実行します。 • インストールしたプログラムや設定を消去して、本機を初期状態に戻したい場合 • パスワードを忘れてしまい、本機を使うことができなくなった場合 • メモリ異常のため、本機が正常に動作しなくなった場合 フルリセットの実行のしかた 使用上のご注意 • フルリセットを行
リセットのしかた 1 FnキーとCLRキーを押しながらリセットボタンをシャープペンシルなど先の細い棒のよ うなもので約3秒間押すと、以下のメッセージが表示されます。 • 実行を解除する場合は、メニューキーを押します。 2 トリガーキーを押すと、以下のメッセージが表示されます。 • 実行を解除する場合は、メニューキーを押します。 3 再度トリガーキーを押します。 • フルリセットが実行され、すべてのメモリ上のデータが消去され、起動画面が表示さ れます。 *Flashdiskフォルダに保存されているデータは消えません。 40
警告ラベルについて • このラベルはJIS C 6802に準じた、クラス2レーザー製品の警告ラベルです。 • クラス2レーザー光は瞬間露光ですが、 ビーム光を直接のぞき込むことは、 絶対に避けてください。 • 本書に規定された内容以外の手順による取り扱いは危険ですので絶対に行わないでください。 • レーザー光は最大出力1mW未満、波長650nmです。 41
デュアル充電器(HA-D32DCHG)の取り扱い 別売のデュアル充電器 (HA-D32DCHG) は、充電池パック2個を同時に充電することができ ます。 各部の名称とはたらき 左側面 上面 1 3 裏面 右側面 2 3 4 42 1 充電表示用LED 充電池パックの充電状態を表します。 消灯: 充電しないとき 赤色点灯: 充電中 赤色点滅: 電池パックの異常 緑色点滅: 充電待ち状態 緑色点灯: 充電完了 2 ACアダプタジャック ACアダプタ(別売) を接続して電源を供給します。 3 デュアル充電器接続用 端子 デュアル充電器どうしの接続に使います。 4 接続用アタッチメント 取り付け部 デュアル充電器を2台以上接続する際に、接続用アタッチメントを 取り付けます。
充電のしかた デュアル充電器の電源は、別売のACアダプタ(AD-S42120B)を使用してください。 1 デュアル充電器のA C アダプタジャックに ACアダプタのコネクタを差し込みます。 2 別売の専用ACアダプタのプラグをコンセン トに接続します。 3 充電池パックの端子の方向に注意してデュア ル充電器に取り付けます。 充電表示用LEDが、赤色に点灯して充電が 開始されます。 充電表示用LEDの表示 消灯: 充電しないとき 赤色点灯:充電中 赤色点滅:充電池パックの異常 緑色点灯:充電完了 緑色点滅:充電可能温度(約0∼40℃) でないため待機中 (充電可能温度になると充電開始) 43
デュアル充電器 (HA-D32DCHG) の取り扱い 2台以上の接続 デュアル充電器を3台まで接続して、1つのACアダプタで使用することができます。 1 接続する側のコネクタカバーを取り外します。 コネクタカバー 2 デュアル充電器接続用コネクタを接続させま す。 3 裏面に接続用アタッチメントを取り付け、ネ ジで固定します。 同様にして最大3台まで接続することができ ます。 44
使用上のご注意 • 給電端子は水などで濡らすと感電や発火の原因となり、また汚れていると接触が悪 くなり充電機能が低下します。安全のためACアダプタを抜いてから、給電端子を 乾いた布や綿棒などで拭いて清掃してください。 • 充電中に充電池が熱くなることがありますが、異常ではありません。 • 充電中は充電器の上にカバーをするなど物を乗せないでください。 • 充電中は充電池を外したりACアダプタを抜いたりしないでください。 • 充電池の着脱を何回も繰り返すと、充電池の劣化の原因となります。 • 接続用アタッチメントはデュアル充電器一台に一つ付属しています。 複数のデュアル充電器を接続すると、接続用アタッチメントが一つ余ります。 余った接続用アタッチメントは予備としてお使いください。 デュアル充電器 (HA-D32DCHG) の仕様 型式: 充電: 使用電源: 消費電流: 使用温度: 外形寸法: 質量: HA-D32DCHG 充電方式: 定電流電圧方式 充電時間: 1個を装着した場合 約2時間(充電池パック1個、常温) 2個を同時に装置した場合 約3.
充電池パック(HA-D20BAT-A)の取り扱い HA-D20BAT-A 使用上のご注意 • 充電池パックを本体から外して保管するときは、必ず専用のソフトケースに入れて ください。 • 充電池パックを長期間使用されない場合、自然放電や充電池パックの自己消費によ り使用できる容量が低下します。この充電池パックを満充電にしても使用時間等の 性能が満足できない場合は、寿命と思われますので、新しいものと交換してくださ い。 充電池パック(HA-D20BAT-A) の仕様 型式: 公称容量: 公称電圧: 外形寸法: 質量: 付属品: 46 HA-D20BAT-A 1850mAh 3.7V 約幅52.5×奥行き40×高さ13.
仕様 IT-300 (本体) 型式: IT-300-15J CPU: Marvel® PXA320 OS: Microsoft® Windows® Embedded Handheld 6.5 メモリ: RAM 256MB、フラッシュROM256MB(ユーザー領域:約120MB) 表示: 3.
仕様 microSDメモリーカードスロット:SDHCメモリーカード対応 電源: メイン電源用: 充電池パック HA-D20BAT-A バックアップ電源用:リチウム充電池(内蔵) 消費電力: DC2.1A 電池寿命: メイン電池: 約11時間* 約10時間** * CPUスピード設定が自動パワーセーブモードでバックラ イト0FF、待機:演算:スキャンが20:1:1の場合 ** CPUスピード設定が自動パワーセーブモードでバックラ イト0FF、待機:演算:スキャン:無線が20:1:1:1 の場合 動作温度: −20∼50℃ 動作湿度: 10∼90%RH(結露なきこと) 落下強度: 1.5m*** 防水防塵性能: JIS C 0920防沫形準拠、IEC60529 IP54準拠 ※コネクタなどのカバーはすべて閉めた状態 外形寸法: 約76 (幅)×155(奥行)×19.
USBユニット (HA-J65US) 充電仕様: 充電方式: 定電流電圧方式 充電時間: 約4時間(AD-S15050B) 約6時間(AD-S5050USB) 使用電源: AD-S15050B、AD-S5050USB 消費電流: DC5V 2.1A (AD-S15050B) DC5V 500mA (AD-S5050USB) 本体(IT-300) 出力: DC5V 2.1A ACアダプタ仕様: 規格名:AD-S15050B 入力: AC100∼240V 50/60Hz 0.36A∼0.2A 出力: DC5V 3.0A USB-ACアダプタ仕様: 規格名:AD-S5050USB 入力: AC100V 50/60Hz 0.15A 出力: DC5V 1.
修理に関する窓口 カシオ製品のアフターサービス業務は、カシオテクノ株式会社が担当いたします。 修理の相談窓口 ●修理依頼前の故障・修理・機能に関する ご質問に電話でお答えします。 修理品受付窓口 ●修理依頼後の返却予定日、修理料金、故障 内容などの問い合わせにつきましては下記 窓口にお問い合わせください。 情報機器コールセンター PAリペアーセンター 0570-022066 0570-011330 市内通話料金でご利用いただけます。 市内通話料金でご利用いただけます。 受付時間:月曜日∼土曜日 AM9:00 ∼ PM5:30 (日・祝日、年末年始、夏期休暇は 除く) 受付時間:月曜日∼金曜日 AM9:00 ∼ PM5:30 (土・日・祝日、年末年始、夏期休暇 は除く) 住 所:〒409-3896 山梨県中央市一町畑217 甲府カシオ4号棟内 携帯電話・PHS・IP電話等をご利用の場合、048-233-7241に お掛けください。 携帯電話・PHS・IP電話等をご利用の場合、055-240-3185に お掛けください。 〒151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2 03-5334-