abc IT-300 シリーズ Windows Embedded Handheld ソフトウェアマニュアル このマニュアルは、IT-300 のソフトウェアと 搭載されているアプリケーションの仕様につ いて記載します。 Ver. 1.
ご注意 ● このソフトウェアおよびマニュアルの、一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ● このソフトウェアおよびマニュアルは、本製品の使用許諾契約書のもとでのみ使用することができます。 ● このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果の影響については、一切の責任を負いかねますのでご了 承ください。 ● このソフトウェアの仕様、およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告なしに変更することがありま す。 ● このマニュアルの著作権はカシオ計算機株式会社に帰属します。 ● 本書中に含まれている画面表示は、実際の画面とは若干異なる場合があります。予めご了承ください。 © 2011 カシオ計算機株式会社 Microsoft, MS, ActiveSync, Active Desktop, Outlook, Windows, Windows NT, および Windows ロゴは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 社の製品は、OEM 各社に、Microsoft Corporation の 100%出資子会
変更履歴 バージョン 1.00 日付 2011.01 ページ 1.01 2011.02 21 129 156 166 166 168 189 1.02 2011.03 1.03 2011.
目次 1. 概要···················································································································································································1 1.1 機種一覧··································································································································································1 1.
2.6 電源制御······························································································································································· 81 2.6.1 低電圧監視制御········································································································································· 81 2.6.2 電源ON要因················································································································································· 83 2.6.
3.34 3.35 記憶域マネージャ ············································································································································ 125 バイブレータ······················································································································································· 128 4. アプリケーションプログラム·································································································································· 129 4.
6. ホストアプリケーション ··········································································································································· 190 6.1 ActiveSync ························································································································································· 190 6.2 Windows Mobile Device Center (WMDC)································································································· 190 6.
1. 概要 IT-300 本体およびソフトウェアの機能仕様を説明します。 1.1 機種一覧 IT-300 のモデル構成を以下に示します。 表 1-1 モデル構成一覧 型番 IT-300-15J OS スキャナ カメラ W-LAN 拡張スロット WM 1D レーザ - 11bg microSD 備考 1.
2. 機能仕様 本体/オプションを含めた機能仕様の詳細を説明します。 2.1 基本機能 2.1.1 Windows Embedded Handheld 6.5 IT-300 は Microsoft Windows Embedded Handheld 6.5 を搭載しています。 特徴 • • • • • • • • • CE5.0 ベースのカーネル 仮想メモリ管理方法の改善 新しいタッチパネル UI 予定表、連絡先、写真などを WEB 経由で同期・共有する MyPhone サービス モバイルアプリケーションを検索・購入できるマーケットプレイス InternetExploreMobile6(IE6.
2.1.
バックライトの自動減光 設定の「バックライト」を使用して、自動減光する/しない、減光までの待ち時間の設定が可能です。 自動減光は、バッテリ駆動時のみ有効となります。外部電源駆動時には自動減光は行いません。 電源オンした状態で、キー入力及びタップ操作を一切行わないで放置した場合(アイドル時)には、節電の ためにバックライトを自動的に減光します。 自動減光状態の場合は、キー入力及びタップ操作により減光状態を解除して通常の明るさに戻ります。 自動減光時のバックライトの明るさは、8 段階で設定が可能です。デフォルトは 3 です。 自動減光時の明るさを、通常時のバックライトの明るさよりも明るく設定することはできません。 デフォルトは、自動減光する/減光までの待ち時間 30 秒です。 バックライトの自動オフ 設定の「バックライト」を使用して、自動バックライトオフする/しない、バックライトオフまでの待ち時間の設 定が可能です。自動オフは、バッテリ駆動時、外部電源駆動時ともに有効となります。 電源オンの状態で、キー入力及びタップ操作を一切行わないで放置した場合(アイドル時)には、節電の ためにバックライトを自動的にオフしま
温度センサーによるバックライトの明るさ制限 温度センサーにより、デバイスの温度が高温になったときに、自動的にバックライトの明るさに制限をしま す。 制限は 2段階 あり、制限の1段階目はバックライトの明るさ設定(9段階)のうち、1~7 段階までの 7 段階 までしか設定できないように制限がかかります。制限の2段階目は明るさ設定(9段階)のうち、1~5 段階 までの 5 段階までしか設定できないように制限がかかります。 通常時の明るさや自動減光機能における減光時の明るさ(バッテリ駆動時のみ)が、制限時の明るさの有 効範囲(段階)よりも明るく設定されていた場合、自動的に制限範囲内の最大の明るさまで暗くなりますが、 温度が下がって制限が解除されると自動的に元の設定の明るさに戻ります。 図 2-1 図 2-2 図 2-3 5
2.1.
KEY 特殊動作 文字入力モード時 1 あ ア A a Fn モード時 F ↑ 文字入力モード時 1 あ ア A ↓ Fn モード時 文字入力モード時 a F 1 あ ア A a ← Fn モード時 文字入力モード時 F 1 あ ア A a → Fn モード時 文字入力モード時 Shift+エンターキー(VK_SHIFT | VK_RETURN) ↑キー(VK_UP) ↑キー(VK_UP) ↑キー(VK_UP) ↑キー(VK_UP) ↑キー(VK_UP) Shift+TAB キー(VK_SHIFT | VK_TAB) ↓キー(VK_DOWN) ↓キー(変換中は変換キー) (VK_DOWN) ↓キー(変換中は変換キー) (VK_DOWN) ↓キー(VK_DOWN) ↓キー(VK_DOWN) TAB キー(VK_TAB) ←キー(VK_LEFT) ←キー(変換中は Shift+←キー) (VK_LEFT) ←キー(変換中は Shift+←キー) (VK_LEFT) ←キー(VK_LEFT) ←キー(VK_LEFT) A a ←キー(変換中も←キー) (VK_LEFT) →キー(
表 2-4 ファンクションキー KEY F1 特殊動作 文字入力モード時 F2 Fn モード時 文字入力モード時 F3 Fn モード時 文字入力モード時 F4 操作仕様 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a VK_F1 VK_F1 VK_F1 VK_F1 VK_F1 VK_F1 VK_F2 VK_F2 VK_F2 VK_F2 VK_F2 VK_F2 VK_F3 VK_F3 VK_F3 VK_F3 VK_F3 Fn モード時 文字入力モード時 F 1 あ ア A a VK_F3 VK_F4 VK_F4 VK_F4 VK_F4 VK_F4 Fn モード時 F VK_F4 備考 画面下の左メニューの 実行 画面下の右メニューの 実行 表 2-5 トリガキー KEY センター トリガー 特殊動作 文字入力モード時 Fn モード時 1 あ ア A a F トリガーキー トリガーキー トリガーキー トリガーキー トリガーキー トリガーキー 8 操作仕様 ( VK_OEM_CTR ( VK_OEM_CTR ( VK_OEM_CTR ( VK_O
表 2-6 テンキー KEY 0 特殊動作 文字入力モード時 動作仕様 1 あ ア A a “0” わをんー。、「」~?¥空白 ワヲンー。、「」~?¥空白 -_/^¥&=+$%#*空白€ -_/^¥&=+$%#*空白€ F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a SIP の表示非表示 “1” あいうえおぁぃぅぇぉ アイウエオァィゥェォ ?!()<>[]{} ?!()<>[]{} バックライト ON/OFF “2” かきくけこ カキクケコ ABC abc 1 Fn モード時 文字入力モード時 2 Fn モード時 文字入力モード時 3 Fn モード時 文字入力モード時 4 Fn モード時 文字入力モード時 5 Fn モード時 文字入力モード時 F 1 あ ア A a “5” なにぬねの ナニヌネノ JKL jkl Fn モード時 F バックライトを暗くする “3” さしすせそ サシスセソ DEF def “4” たちつてとっ タチツテトッ GHI ghi 9 備考 空白は全角スペース 空白は全角スペース 空白は半角
KEY 6 特殊動作 文字入力モード時 7 Fn モード時 文字入力モード時 Fn モード時 8 9 - 操作仕様 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 備考 “6” はひふへほ ハヒフヘホ MNO mno バックライトを明るくする “7” まみむめも マミムメモ PQRS pqrs 以下のレジストリに登録したアプリケーションを起動 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KE YBD] Fn7LaunchPath:sz(起動するアプリケーションのパス) “8” やゆよゃゅょ ヤユヨャュョ TUV tuv 文字入力モード時 1 あ ア A a Fn モード時 F 文字入力モード時 1 あ ア A a Fn モード時 F 文字入力モード時 1 あ ア A a 以下のレジストリに登録したアプリケーションを起動 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KE YBD] Fn9LaunchPath:sz(起動するアプリケーションのパス) “-” ゛゜ ゛゜ @.,”’`:;~| @.
キーモードの切り替え 文字キーを使用して、キーモードを切り替えることが可能です。 キーモード遷移を、部分的に抑止することも可能です。 システムライブラリで、アプリケーションから設定できます。 例) [1]→[あ]→[ア]→[A]→[a]→[1](繰り返し)の順に切り替わるのを、[A]と[a]を抑止設定すると、 [1]→[あ]→[ア]→[1](繰り返し)の順に切り替わるようになります。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ SysSetEnableKeyMode 入力切替時キーモード遷移有効/無効の設定 SysGetEnableKeyMode 入力切替時キーモード遷移の有効/無効の取得 キーモードの表示 タイトルバーに現在のキーモードを表示します。数字(“1”)/ひらがな(“あ”)/カタカナ(“ア”)/アルファベット 大文字(“A”)/アルファベット小文字(“a”) を表示します。 図 2-5 めくりキー ひらがな/カタカナ/アルファベット大文字/アルファベット小文字の入力モードの場合、文字キーを押すこ とで、カーソル位置でめくりキー入力が可能です。 ひらがな/カ
Fn キー動作許可・禁止 Fn モード時に特殊動作を行うキーについては、以下のレジストリで個別に許可/禁止の設定が可能です。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] 表 2-7 キー名 設定値 意味 許可/禁止 DisableFn9 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn8 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn7 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn6 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn5 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn4 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn3 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn2 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn1 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn0 dword:0/1 ※ Fn モード時に特殊動作を行うキーを禁止しても、他の機能に割り振ることは出来ません。(仮想キーコ ードは発行しません) システムライブラリを利用しても、許可/禁止の設定が可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下
キーロックの許可/禁止 システムライブラリを使用して、電源/トリガキー以外のキーの動作を許可/禁止することが可能です。 (トリガキーを禁止することはできません。) ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ キーロックの許可/禁止の設定 SysSetAllKeyLock キーロックの許可/禁止の取得 SysGetAllKeyLock ユーザー設定可能なキー アプリケーション起動 以下のレジストリを使用して、Fn+7、Fn+8、Fn+9 キーに任意のアプリケーションを割り当てることが可能 です。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] 表 2-8 キー名 Fn7LaunchPath Fn8LaunchPath Fn9LaunchPath 設定値 sz:起動対象のアプリケーションフルパス sz:起動対象のアプリケーションフルパス sz:起動対象のアプリケーションフルパス キーコード設定 システムライブラリを使用して、Fn(機能)以外のすべてのキーに、任意のキーコードを割り当てることが可 能です。 システムライブラリを使
2.1.4 オーディオ 基本仕様 WAV 再生、ボイス録音・再生が可能です。 Microsoft 社の SoftwareMixer の機能を使用することにより、複数のアプリケーションからの出力音声をミ キシングして出力することが可能です。(44.1KHz 16 ビットステレオにミキシングします) サウンド系アプリケーションとして、メモ(録音機能)を搭載します。 また、HTTP 上の WAV 再生も可能です オーディオとブザーは、デバイスを共有しているので、同時には鳴らすことはできません。同時に鳴らした 場合は、ブザーを優先します。 再生 表 2-9 サンプリング 周波数 ステレオ/モノラル KHz 8 11.025 12 16 22.05 24 モノラル ○ ○ ○ ○ ○ ○ ステレオ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※上記以外のサンプリング周波数はサポートしません 8 または 16 ビット ※モノラルスピーカのため、実際にはステレオになりません 32 ○ ○ 44.1 ○ ○ 48 ○ ○ KHz 8 11.025 12 16 22.
2.1.
2.1.
従来のオブジェクトストア領域(RAM ディスク相当)は、ありません。このため、マイデバイス以下のルートや Windows フォルダにファイルをコピーすると、実際には FlashROM 上の UserDisk 上にファイルが生成さ れており、バックアップなどの操作をしなくても電池無しの際にデータが保持されます。 またフルリセットは、従来のオブジェクトストア(RAM)を消すのではなく、RootDisk を削除することで、レジ ストリやシステム DB が削除され、システムを初期化することが出来ます。 17
Flash ROM (FROM) IT-300 は 256MB の FlashROM を搭載しており、これを以下の目的に使います。 1. ブート部:OS ディスクより OS ファイルを RAM へ展開します。 2. OS ディスク/カーネル部:OS ファイルを格納します。起動時にブートローダがメモリに展開 します。 3. ユーザディスク:ユーザが自由に使えるディスクです。システムのルートフォルダにマウント される RootDisk と、分割された FlashDisk があります。 4.
2.1.
ハードリセット処理 「Fn キー」と「CnterTrigger キー」と「Enter キー」押しながらリセットすると、 ハードウエア的にリセットがかかり、RTC および RAM がリセットされます。 これにより時計と RAM がクリアされ再度 OS ディスクより OS を再ロードします。 パワーオン・リセット状態 すべての電池を抜いて放置した後で電池を入れた状態です。 この状態で電源をオンするとブートローダは OS 再ロード(必要であれば RTC 初期化)処理を行います。 表 2-12 RAM OS メモリ RootDisk FlashDisk レジストリ 時計 E2PROM プログラム デバイス 代理店 メモリ ID ID ソフトリセット処理 保持 初期化 保持 保持 保持 保持 保持 保持 フルリセット処理 再ロード 初期化 初期化 保持 初期化 保持 保持 保持 ハードリセット処理 再ロード 初期化 保持 保持 保持 初期化 保持 保持 ユーザディスククリ 再ロード 初期化 初期化 初期化 初期化 保持
2.1.
無線 LAN 接続状態 無線 LAN 接続状態の通知に使用します。 表 2-16 点灯仕様 無線 LAN 接続中 仕様 オレンジ 1 秒点灯、2 秒消灯の点滅 ※ スキャナ読み取り LED を優先とします。 ユーザー指定 ユーザー指定の任意の通知に使用します。 表 2-17 点灯仕様 ユーザー指定 連続点灯時間 仕様 色:赤/緑/青/オレンジ/紫/水色を選択 時間:点灯時間/消灯時間を設定 30 分(VDET 検出で停止) ※ スキャナ読み取り LED を優先とします。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ LED の点灯/消灯の設定 SysSetLED LED の点灯/消灯の取得 SysGetLED LED 点灯の準備 SysPrepareLED LED の点灯 SysUpdateLED 22 属性 L_WLAN
2.1.
2.2 レーザスキャナ 2.2.
※7 : GS1 DataBar Expanded (RSS Expanded)、GS1 DataBar Expanded Stacked (RSS Expanded Stacked)最大桁数 数字のみのデータの最大桁数は 74 桁、アルファベットのみのデータの最大桁数は 41 桁となりま す。 最大桁数は、バーコードの印刷品質、分解能、PCS、外光条件、スキャナとバーコードの距離などの条件 が最適な状態における読み取り可能な桁数にもとづいています。条件によっては、上記の最大桁数に設 定してもその桁数のバーコードが読み取れない場合があります。 IATA コードの有効最小桁数を 1 桁に設定すると、誤読する確率が高くなります。デフォルトでは最小桁数 を 4 桁に設定しますので、1 桁の IATA コードを読み取る必要がなければ、デフォルトの桁数設定のまま使 用してください。 Code128 のチェックデジット設定について、無効に設定することも可能ですが、原則として有効に設定し てください。特別な理由によりチェックデジット無しの Code128 を読み取る必要がある場合にのみ無効に 設定してください。ただし、チ
2.2.
段数読み 指定した個数分のバーコードを読み取ります。指定回数分の読み取りが完了すると、一度スキャナを CLOSE し再度 OPEN するまでは、次の読み取りができません。また、同一コードの読み取りはできません。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ 読み取り許可状態を設定 OBROpen 読み取り禁止状態を設定 OBRClose OBRSetScanningCounter 連続読み取り回数を設定 OBRGetScanningCounter 連続読み取り回数を取得 OBRSetMultiStepReading 段数読みの設定 OBRGetMultiStepReading 段数読みの取得 27
2.2.
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ 読み取り許可・禁止状態を設定 OBRSetScanningCode 読み取り許可・禁止状態を取得 OBRGetScanningCode Code39 コードのデコードオプションを設定 OBRSetCode39Option Code39 コードのデコードオプションを取得 OBRGetCode39Option NW-7 コードのデコードオプションを設定 OBRSetNW7Option NW-7 コードのデコードオプションを設定 OBRSetNW7OptionEx NW-7 コードのデコードオプションを取得 OBRGetNW7Option WPC Addon コードのデコードオプションを設定 OBRSetWPCAddonOption WPC Addon コードのデコードオプションを設定 OBRSetWPCAddonOptionEx WPC Addon コードのデコードオプションを取得 OBRGetWPCAddonOption WPC コードのデコードオプションを設定 OBRSetWPCOption WPC コードのデコードオプショ
OBRSetRSSExpandedStackedOption OBRGetRSSExpandedStackedOption 30 GS1 DataBar Expanded Stacked (RSS Expanded Stacked)コードのデコードオプションを設定 GS1 DataBar Expanded Stacked (RSS Expanded Stacked)コードのデコードオプションを取得
照合回数 スキャナは、誤読を防ぐために、読み取りデータの照合を指定の回数行い、一致したデータのみを出力し ます。 照合を行う回数は、設定の「スキャナ設定」、またはレーザスキャナライブラリを使用して設定することが可 能です。 設定範囲は 1~9 回、デフォルトは 3 回です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ デコードデータ照合回数の設定 OBRSetCheckCounter デコードデータ照合回数の取得 OBRGetCheckCounter 読み取り回数 連続読みモードの場合に、設定した回数分読み取りを完了すると、自動的に読み取り待機状態となりま す。 有効回数を、設定の「スキャナ設定」、またはレーザスキャナライブラリを使用して、設定することが可能で す。 設定範囲は 1~9 回、デフォルトは 1 回です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ OBRSetScanningCounter 連続読み取り回数の設定 OBRGetScanningCounter 連続読み取り回数の取得 スキャン時間 トリガキー押下
2.2.
バーコード UPC-E※1 規格 UPC-E UPC-E UPC-E addon+2 UPC-E addon+5 Code39 桁数 出力フォーマット 備考 最後の M: 0~2 (7),8 0MMNNNMC (7),8 0MMMNN3C (7),8 0MMMMN4C (7),8 0MMMMMNC 最後の N: 5~9 (6),7 MMNNNMC 最後の M: 0~2 (6),7 MMMNN3C (6),7 MMMMN4C (6),7 MMMMMNC 最後の N: 5~9 14 0000000MMNNNMC GTIN 最後の M: 0~2 14 0000000MMMNN3C GTIN 14 0000000MMMMN4C GTIN 14 0000000MMMMMNC GTIN 最後の N: 5~9 (9),10 0MMNNNMCAA 最後の M: 0~2 (9),10 0MMMNN3CAA (9),10 0MMMMN4CAA (9),10 0MMMMMNCAA 最後の N: 5~9 (8),9 MMNNNMCA
バーコード 規格 桁数 3~ NW-7 出力フォーマット SDDD・・・・・DDDCS 備考 記号の意味は 表 2-26 NW-7 を参照 Max 1~ DDD・・・・・・DDDC Max Interleaved 2 2~ of 5 Max DDD・・・・・・DDDC 記号の意味は 表 2-27 Interleaved 2 of 5 を参照 読み取り桁数は偶数桁のみ Industrial 2 of 2~ 5 Max DDD・・・・・・DDDC 記号の意味は 表 2-28 Industrial 2 of 5 を参照 読み取り桁数は偶数桁のみ 1~ Code93 AAA・・・・・・AAA 記号の意味は 表 2-29 Code93 を参 AAA・・・・・・AAA 記号の意味は 表 2-30 Code128 / Max Code128 Code128 1~ 照 GS1-128(EAN-128 を参照 Max 1~ SBBB・・・・・BBCS Max GS1-128(EA 1~ N-128) Max 1~ AAA・・・・・・AAA SBBB・・・・
GS1 DataBar Expanded Stacked 1~74 DD・・・・・DDD 記号の意味は 表 2-35 GS1 1~41 AA・・・・・AAA DataBar Expanded (RSS Expanded) / GS1 DataBar Expanded Stacked (RSS Expanded Stackedを参照 (RSS Expanded Stacked) ※ 1: 読み取り桁数が、カッコの桁の場合は、出力フォーマットに「C」を付加しません。 35
表 2-24 WPC F カントリーフラグ M 生産者コード N 商品コード S ナンバーシステムキャラクタ A addon データ 」 終了コード C チェックデジット(mod 10) 表 2-25 Code39 A ASCII 変換後データ, B ASCII 変換前データ C チェックデジット(mod 43) チェックデジットなしの場合はデータとなります S スタート/ストップキャラクタ 表 2-26 NW-7 S スタート/ストップキャラクタ (a,b,c,d のいずれか) D データ C チェックデジット(mod 16) チェックデジットなしの場合は、データとなります 表 2-27 Interleaved 2 of 5 D データ C チェックデジット(mod 10) チェックデジットなしの場合は、データとなります 表 2-28 Industrial 2 of 5 D データ C チェックデジット(mod 10) チェックデジットなしの場合は、データとなります 表 2-29 Code93 A ASCII 変換後データ, C
表 2-31 MSI D C データ チェックデジット(mod 10,mod 11) チェックデジットなしの場合は、データとなります 表 2-32 IATA D C データ チェックデジット(IATA) チェックデジットなしの場合は、データとなります P クーポン NO A エアライン NO 表 2-33 GS1 DataBar Omnidirectional (RSS-14) / GS1 DataBar Stacked (RSS-14 Stacked) D 数字データ C チェックデジット(mod 10) 表 2-34 GS1 DataBar Limited (RSS Limited) D 数字データ C チェックデジット(mod 10) 表 2-35 GS1 DataBar Expanded (RSS Expanded) / GS1 DataBar Expanded Stacked (RSS Expanded Stacked) D 数字データ A アルファベットデータ ※ この機能に関連するライブラリ関数は、「2.2.
終了コード デコードデータの末尾につける終了コードを、次の 5 種類から選択することが可能です。 - CR - LF - CR+LF - TAB - 終了コードなし デフォルトは「終了コードなし」です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ デコードデータの末尾制御コードを設定 OBRSetSuffixChar デコードデータの末尾制御コードを取得 OBRGetSuffixChar 38
出力バッファ スキャナは、バーコードを読み取ると、読み取りデータの出力を行います。出力方法には以下の 4 種類が あります。 表 2-36 出力方法 OBR バッファ出力*1 キーメッセージ出力 クリップボード出力 キーボード出力 説明 レーザスキャナドライバ内のメモリに読み取りデータを出力します。 メモリ内に出力した読み取りデータは、レーザスキャナライブラリを使用して取得しま す。 指定したウィンドウハンドルに対しで、読み取りデータをウィンドウメッセージで出力 します。 ウィンドウハンドルは、レーザスキャナライブラリを使用して指定します。 読み取り結果を一度クリップボードにコピーし、キャレットのあたっているエディットコ ントロールに対して出力します。 読み取り結果をキーボードイベントとして、キャレットのあたっているエディットコントロ ールに対して出力します。 リモートデスクトップ接続先のシステムに対し、アルファベットの大文字や記号のよう に Shift キーとの組み合わせで表す文字を含むデータを正しく出力するためには、 下記のレジストリの設定を有効に設定する必要があります。 レジストリパス名: 項目
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ 読み取り許可状態の設定 OBROpen デコードデータ出力方式の設定 OBRSetBuffType デコードデータ出力方式の取得 OBRGetBuffType OBR バッファ 1 文字読み出し OBRGetc OBR バッファ 1 コード分のデコードデータの読み出し OBRGets OBR バッファ状態の取得 OBRGetStatus OBR バッファのクリア OBRClearBuff 読み取り完了条件 以下の条件を満たした場合、読み取りを完了します。 - 読み取り成功 - タイムアウト - OBR バッファ許容量オーバー - モジュール異常検出 読み取り完了通知 読み取り完了時に、アプリケーションに対して通知を行います。通知方法は以下の3種類あり、各方法に 対して有効・無効の設定を行うことが可能です。デフォルトは「ウィンドウメッセージによる通知」です。 表 2-37 通知方法 ウィンドウメッセージ イベント なし 説明 読み取り完了時に、指定したウィンドウハンドルに対して、ウィンドウメッセージを送 ります。また
イベント要因の取得 イベントによる読み取り完了通知を行う場合、読み取りが完了した要因を記録します。記録した要因は、レ ーザスキャナライブラリを使用して取得することが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ イベントステータスの取得 OBRGetLastEventStatus 41
コード固有の特殊動作設定 Code128 バーコードを読み取ったときに、特定の条件を満たす場合、特殊な動作を行うように設定するこ とが可能です。 表 2-39 バーコード種類 Code128 条件 FNC2 を含むバーコード読み取り時 FNC4 を含むバーコード読み取り時 動作 バーコードリーダに FNC2 を含むバ ーコードのデータを一時的に保存 し、これを次のシンボルデータの前 に付加して出力します。※ FNC4 に続く一つのデータキャラクタ の ASCII 値に値 128 を加算します。 連続した二つの FNC4 キャラクタを用 いると、別の連続した二つの FNC4 キ ャラクタを読み取るか、シンボル末尾 にいたるまで、FNC4 に続くすべての データキャラクタの ASCII 値に 128 を 加算します。 ※ 連結後のデータの最大サイズは 98 文字となります。これを超える場合は直前の読取り結果までの連 結データを出力します。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ Code128 コードのデコードオプションを設定 OBRSetCode128Op
2.2.
2.2.
レーザフォーカス 隣り合うバーコードの両方にレーザが照射してしまう状態で、バーコードの読み取りを行うと、どのバーコ ードを読み取ったのかわかりにくいといった場合があります。このような場合、レーザフォーカス機能を有 効にすると、バーコードの読み取り成功時に、読み取ったバーコードをレーザによって指し示し、どのバー コードを読み取ったのかをユーザに通知します。 レーザフォーカスはレーザスキャナライブラリを使用して、有効/無効の設定が可能です。設定の「スキャ ナ設定」でも設定できます。 デフォルトは「レーザフォーカス無効」です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ レーザフォーカスの設定 OBRSetFocus レーザフォーカスの取得 OBRGetFocus トリガキー指定 本体前面の上下左右カーソルキー/センタートリガーを、トリガキーとして設定することが可能です。 デフォルトは、センタートリガキーのみ有効です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ 読み取り開始キーの設定 OBRSetScanningKey 読み取り
ノイズフィルタ バーコードの背景色が白い場合は、読み取り時にノイズが発生しやすいため読み取りにくくなります。 このような場合には、フィルタを有効にしてノイズを除去することが可能です。 ただし、最初の1本目のバーが非常に細い場合、ノイズと判断して消去してしまい、バーコードが読めなく なる可能性があります。 必要に応じて、ソフトノイズフィルタの On/Off を設定してください。 ※ ノイズフィルタはソフトノイズフィルタのみ有効です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ ノイズフィルタモードの設定 OBRSetFilter ノイズフィルタモードの取得 OBRGetFilter ノイズフィルタ開始時間の設定 OBRSetFilterOnTimer ノイズフィルタ開始時間の取得 OBRGetFilterOnTimer 46
ゲイン設定 レーザモジュールのゲイン設定を切替えることができます。この設定を切替えると、遠目からのバーコード の読み取りや、低 PCS バーコードの読み取り性能を向上させることができます。 表 2-41 ゲイン設定 モード 0 モード 1 モード 2 モード 3 ゲインオート 内容 標準モード。 様々な印字品質のバーコードや、読取条件において、平均的な読取性能を発揮 します。 低感度モード。 低 PCS バーコードに対する読取性能が向上します。 低 PCS バーコード以外の読取性能については、他のモードに比べ低下します。 高感度モード。 遠目からのバーコードの読取性能が向上します。 それ以外の読取性能については、他のモードに比べ低下します。 超低感度モード。 バーの中に白く細い線や点が印字されて見えるバーコードや、スペースの中に 黒く細い線や点が印字されて見えるバーコードに対する読取性能が向上します。 それ以外の条件での読取性能については、他のモードに比べ低下します。 自動切替モード。モード 0~3 のうち、下記レジストリにより指定されたゲインモード を順次切替ながらスキャンを行います。本モードで
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ ゲインコントロールの設定 OBRSetGainControl ゲインコントロールの取得 OBRGetGainControl 48
デコードレベル設定(デュアルデコーダ) 読取性能を UP するため、本機にはデコードレベル設定機能(デュアルデコーダ)を搭載しています。デコ ードレベル設定には下記のモードがあります。 モード 説明 標準モード 高度モード 標準のデコーダのみ使用して読取を行います。 まず標準のデコーダによりデコードを行い、読取に失敗した場合に限り、新規のデコード ロジックを持った追加デコーダでの読取を行います。(デュアルデコーダ) ■追加デコーダ ・Code39 ・Code128 ・EAN 従来のデコーダでは、バーの太さの2値化または4値化を行う際に、1キャラクタ分の黒 バーと白バーの太さの合計から1モジュールの平均を算出し、これを元に処理しています が、この場合、黒と白のバー太さに大きな差があると正しく読み取りことができません。 そのため、上記追加デコーダでは、黒バーと白バーを分けて計算することにより、黒と白 のバーの太さに差があるバーコードの読取許容範囲を拡大しています。 堅実モード デコードロジックにおいて、下記コードに関するバーの比率チェックを厳しくした状態で 読み取りを行うことにより、スキャンの正確性を高
デコーダカスタマイズ 読み取り環境や印刷物の状態などに応じてデコーダをカスタマイズし、読み取り性能を効率よく向上しま す。 通常のデコードロジックの読み取り性能を保持するために、まず通常のデコーダによるデコードを行い、 デコードできなかった場合に、カスタマイズしたデコーダによるデコードを行います。 ※ 設定画面から設定することはできません。 表 2-42 カスタマイズ要素 要素 Right/Left マージンの閾値変 更 バーの太り・細り補正値変更 内容 Right/Left マージン(バーコード左右の白い部分)として規定され ている閾値を変更します 各バー全体に対して、指定の幅だけ太らせたり、細らせたりして から、デコードします。 太らせる(または細らせる)値は変更可能です。 Right/Leftマージンの閾値変更 バーコードが枠に囲まれて印刷されている場合、Right マージンまたは Left マージンが十分に確保されて いないために読み取りができない場合があります。Right/Left マージン閾値を変更することで、以下のよう なバーコードの読み取りが行えるようになります。 表 2-43 Lef
デコーダ学習機能 デコーダ学習機能とは、デコードを行う際の判定基準値や、閾値などのパラメータを自動的に変更するこ とにより、印字品質の悪いバーコードの読取精度を向上させるための機能です。 デコードのパラメータを変更すると、読み取りの特性も変化します。 読み取りの精度悪化を防ぐために、まずは標準のデコーダによるデコードを行い、その次にカスタマイズ デコーダによるデコードを行い、処理完了の時点でデコードできなかった場合にのみ、学習機能によるデ コードを行います。 デコード開始 標準デコード Yes デコード OK? No カスタマイズデコード Yes デコード OK? No 学習機能デコード Yes デコード OK? No デコード失敗 デコード成功 図 2-7 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ OBRSetDecodeLearningMode デコーダ学習機能の設定 OBRGetDecodeLearningMode デコーダ学習機能の設定を取得 51
パラメータの優先度変更機能 デコーダ学習機能において、読み取りに成功したときに使用したパラメータの使用優先順位を繰り上げま す。 これにより、同じ傾向のバーコードを連続して読み取る場合の読取レスポンスを向上させることができます。 パラメータの優先順位は RAM 上のメモリに記録されるため、リセットを実行すると初期状態に戻ります。 誤読防止機能 バーコードの読取りを行う際に、デコード容易性を計算してバーコードの品質ランクを取得します。 もし、品質ランクが低い場合、誤読をしている可能性が高いため読取 NG と判定します。これにより、誤読 の発生率を低下させます。 設定機能 デコーダ学習機能の有効/無効を切り替えることができます。レーザスキャナライブラリ、または設定ファイ ルにより指定できます。 設定の「スキャナ設定」でも、有効/無効を設定できます。 ※ 学習機能を有効にすると、印字品質の悪いバーコードに対する読取性能を向上させることができます。 しかし、読み取るバーコードによっては、逆に誤読の可能性が高くなる場合があります。 学習機能を使用する場合は、誤読回避のために、以下の設定も併せて行うようにしてください
学習機能対象パラメータ一覧 学習機能で変更対象となるパラメータは、「デコーダカスタマイズ」で示した 2 つのパラメータと、以下に示 す 8 つのパラメータです。 表 2-44 要素 キャラクタ間ギャップの閾値 ガードバー・デリネータの閾値 太細バー判断の閾値 太細バー判断の基準 太細バー判断の判定算出方 法 ノイズフィルタ閾値 キャラクタ間差異の閾値 最大・最小バーの閾値 内容 キャラクタ間ギャップ(複数の黒白バーで構成された各キャラクタ間 の白い部分)を構成するバーのとして規定されている閾値を柔軟に 変更できるようにする。 ガードバー(EAN / JAN / UPC-A の Right / Left / Center ガードバ ー、UPC-E の Right / Left ガードバー)や、デリネータ(Addon 部と Addon 以外のバーとの間にある白い部分)として規定されている閾 値を柔軟に変更できるようにする。 太細バーの判断として規定されている閾値を柔軟に変更できるよう にする。 太細バーの判断を行うための 基準となるのバー(StartBAR / CenterBAR / Margin
2.2.7 動作設定情報ファイル 設定の「スキャナ設定」で設定した内容は、INI形式のファイルに保存されます。 設定ファイルの保存場所と名前は、“¥FlashDisk¥System Settings¥OBRDRV.
CODE39_CHKD チェックデジット計算 0 0 1 CODE39_CHKCH NW 7 Option 大項目 チェックキャラクタ 0 出力 1 小項目 説明 1 範囲 有効最小桁数 2 2 NW7_MAX 有効最大桁数 63 63 NW7_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 0 WPC Addon Option チェックキャラクタ 0 出力 有効 0: 無効 1: 有効 設定内容 Start/Stop コードあり 1: Start/Stop コードなし 0: 無効 1: 有効 0 0: 無効 有効 0 1 NW7_CHKCH 1: 0: 1 チェックデジット計算 無効 初期値 NW7_MIN NW7_CHKD 0: 1 1: WPCADDON_MIN 有効最小桁数 10 10 (固定) WPCADDON_MAX 有効最大桁数 18 18 (固定) WPCADDON_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 0: 先頭の 0 出力あり 1:
IDF Option 大項目 小項目 ITF Option 範囲 初期値 設定内容 IDF_MIN 有効最小桁数 2 2 IDF_MAX 有効最大桁数 67 67 IDF_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 出力フォーマットなし(固定) IDF_CHKD チェックデジット計算 0 1 0: 無効 1: 有効 0: 無効 1: 有効 1 IDF_CHKCH 1 チェックキャラクタ 0 出力 1 ITF_MIN 有効最小桁数 4 ITF_MAX 有効最大桁数 94 94 ITF_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 出力フォーマットなし(固定) ITF_CHKD チェックデジット計算 0 1 0: 無効 1: 有効 0: 無効 1: 有効 4 1 ITF_CHKCH CODE 93 Option 説明 チェックキャラクタ 0 出力 1 1 CODE93_MIN 有効最小桁数 1 3 CODE93_MAX 有効最大桁数 70 70 CODE9
大項目 小項目 説明 範囲 CODE128_MIN 有効最小桁数 CODE128_MAX 有効最大桁数 CODE128_OUTFORMAT ※6 出力フォーマット 初期値 1 2 98 98 0 0 設定内容 0: Full ASCII 変換あり 1 1: Full ASCII 変換なし 2 2: GS1-128(EAN-128)の み出力 6 6: GS-1(EAN-128)のみ出 力 コード ID 出力 10 10: GS1-128(EAN-128)の み出力 Fnc→GS 変換 2 2: GS1-128(EAN-128)の CODE 128 Option み出力 4 4: GS1-128(EAN-128)コー ド ID 付加 8 8: GS1-128(EAN-128) Fnc→GS 変換 16 16: Code128 Full ASCII 変換なし 32 32: GS1-128(EAN-128) Full ASCII 変換なし 64 64: Code128/GS1-128(EAN-1 28) FNC2
IATA Option 大項目 小項目 説明 範囲 初期値 設定内容 IATA_MIN 有効最小桁数 1 4 IATA_MAX 有効最大桁数 65 65 IATA_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 無効 (固定) IATA_CHKD チェックデジット計算 0 0 0: チェックデジット計算なし 1 1: 末尾以外を計算 2 2: クーポン No+データ計算 3 3: データ部のみを計算 4 4 mod10 IATA_CHKCH チェックキャラクタ 1 1 有効 (固定) (RSS-14) Option RSS14_MIN 有効最小桁数 14 14 (固定) RSS14_MAX 有効最大桁数 14 14 (固定) RSS14_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 0: 標準出力 1: A.I.
Option Mode Read 大項目 小項目 READMODE 範囲 読み取り方式設定 0 初期値 1 設定内容 0: 単発読み 1: 連続読み(トリガキー有り) 0: モード 0 1 1: モード 1 2 2: モード 2 3 3: モード 3 128 128 ゲインオート ※7 0 ゲイン設定 Gain Option GAIN 説明 0 Control Option BUZZER LEDCTRL LED 設定 出力方式設定 無効 1: 有効 0: 無効 1 1: 有効 2 2: 有効、失敗時は無効 0: OBR バッファ出力 2 2: キー出力 3 3: クリップボード出力 4 4: キーボードイベント出力 0: 1 1: 2 2: + 3 3: 4 4: 終了コードなし 0: 通常読み 1: 段数読み 1: ソフトウェアフィルタ有効 2: ハードウェアフィルタ有効 0: 無効 1: 有
大項目 Scanning Key Option KEY SWING 読み取り開始 4 初期値 256 設定内容 4: マルチキー (キーコード 0xE0) 振れ角制御モード 8 8: カーソルキーL 16 16: カーソルキーR 32 32: カーソルキーUp 64 64: カーソルキーDown 256 256: センタートリガー 0 0: 制御なし 1 0 1: 大 2 2: 中 3 3: 小 Option Focus ※7 FOCUS Option Level Option レーザフォーカス 読み取り完了 通知方法 0 0: 無効 1: 有効 1: ウィンドウメッセージ通知 2: イベント通知 0: 標準 1 1: 高度(デュアルデコード) 256 256: 堅実 0: 補正なし 1 1 ※5 2 LEVEL デコードレベル Option LEARINING 0 1 バーの太り・細りの 0 補正値 1 1: 黒を細く補正 2 2: 黒を細く補正(大)
設定における「ゲインオート」設定を組み合わせた状態で読み取りを行うと、バーコードの印 字品質によっては、読み取り性能が低下することがあります。「振れ角大/振れ角中/振れ角小」 のいずれかの設定を使用する場合は、ゲイン設定は「ゲインモード 0~3」のいずれかに設定し て下さい。また、「ゲインオート」の設定を使用する場合は、レーザ照射幅設定は「振れ角制 御なし」に設定して下さい。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザスキャナライブラリ スキャナドライバ全設定の保存 OBRSaveConfigFile スキャナドライバ全設定の変更 OBRLoadConfigFile スキャナドライバの全設定値をデフォルトに設定 OBRSetDefaultSymbology 61
2.2.
2.3 USB 2.3.1 基本仕様 USB 切り替え USBFunction/Host の切り替えを行います。 USBFunction/Host の切り替えは、I/O ボックスからの信号によって行います。アプリケーションから切り替えること はできません。 I/O ボックスに USB デバイスが接続され、本体が USB デバイスを認識している間では、切り替えは行わないでく ださい。 現在の USBFunction/Host の状態は、コントロールパネルの「USB 接続状態」で確認すること可能です。 USB Function USB 1.1 フル・スピードをサポートします。 PC 側の”wceusbsh.dll”と通信を行います。 ActiveSync を使用して PC と接続・通信を行うことが可能です。 FLCE/LMWIN を使用して通信を行うことが可能です。(ActiveSync を無効にして下さい) USB Host USB 1.
2.3.2 COMポート USB で使用する COM ポートは以下のとおりです。 表 2-466-1 USB Function USB-MODEM 2.3.3 COM2 COM5 プロダクトID USB プロダクト ID は以下のとおりです。 表 2-6-2 USB Product ID 2.3.
2.4 Bluetooth 2.4.
2.4.
2.4.
2.4.
6. z この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ Bluetooth 仮想シリアルプロファイルの接続を切断 BTDisconnectSerial 7. z Bluetooth の切断 Bluetooth ツール、または Bluetooth ライブラリを使用して、Bluetooth 接続を切断します。 Bluetooth の終了 Bluetooth ツールを終了する、または Bluetooth ライブラリを使用して Bluetooth 終了関数を実行す ると、Bluetooth プロトコルスタックが終了処理を実行し、Bluetooth モジュールの電源を OFF にしま す。 この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ Bluetooth プロトコルスタックのリソースの解放 BTDeInitialize 69
2.4.
2.4.8 無線LANとの同時使用 Bluetooth と無線 LAN は同一の周波数帯域(2.4GHz ISM バンド)を使用するため、原則として同時使用は できません。ただし、以下の点に留意することにより、各通信デバイスの電源を OFF しない場合でも電波 干渉の影響を小さくする事が可能です。 相手BT機器がAFHをサポートしている場合(AFH機能を使用) 1. 自動的に WLAN 等の機器が使用しているチャネルを避けて通信を行いますが、WLAN 等に影響を与 える可能性があります。 相手BT機器がAFHをサポートしていない場合(BTと無線LANの排他使用) 1. Bluetooth 接続を行う前に、無線 LAN 通信が終了していることを確認してください。無線 LAN 通信中 に Bluetooth 接続を行うと、Bluetooth 接続時の電波が無線 LAN 通信に著しく影響を及ぼすことがあ ります。無線 LAN からのデータ取得後、Bluetooth 機器との接続を行って Bluetooth 通信を行うような 運用をすれば、電波干渉により通信エラーとなる確率を下げる事ができます。 2.
2.5 無線LAN 802.11b および 11g は 2.4GHz 帯の、免許不要で使用可能な ISM(Industry、Science、Medical)バンド の電波を利用し、近距離の通信を行います。 デバイス名について IT-300 では、DeviceIoControl()を使用して無線 LAN ドライバのデータを取得する場合に使用するデバイ ス名は“SDIO86861”となります。 2.5.
2.5.
2.5.3 ローミング 2 つ以上の同一 SSID のアクセスポイントが存在する環境下で、自動的に接続するアクセスポイントを切り 替えます。 1. 通信可能なアクセスポイントを探索し、それぞれのアクセスポイントの電波状態をリスト化 2. 現在接続しているアクセスポイントと、リスト内のアクセスポイントの電波状態を比較 3. 比較の結果、リスト内のアクセスポイントの方が電波状態が良い場合は、当該アクセスポイントにローミ ング要求 4. 当該アクセスポイントからローミング許可された場合、ローミング完了 なお、ローミングに失敗した場合は一度切断状態となり、再接続をおこないます。 z z z z 2.5.
切断処理 以下の場合、アクセスポイントとの無線接続を切断します。切断の判断およびローミング処理はモジュー ル内のファームウェアが行います。 1. 他の電波使用機器からの干渉、ノイズ、同一または隣接チャネルでの無線 LAN 通信などにより、周囲 の電波状況が悪くなった場合。 2. アクセスポイントとの距離が離れすぎた場合や、障害物により電波強度が弱くなった場合 3. 上記の状態を回避できるローミング可能なアクセスポイントが見つからない場合 レジューム処理 本体レジューム時には、以下の一連の処理を行います。 1.初期化 2.アクセスポイントスキャン 3.アクセスポイントリスト作成 4.アクセスポイント接続 5.タスクトレイアイコン変更 75
2.5.5 動作設定情報ファイルによる無線設定 動作設定情報ファイルを使用して、無線 LAN 設定のデフォルト値を設定することが可能です。 動作設定情報ファイルを IT-300 に配布することで、無線 LAN の設定を簡単に行うことが可能です。 動作設定情報ファイルは、”¥FlashDisk¥System Settings¥WLANCFG.
ファイルフォーマット ファイルフォーマットは、以下の INI ファイル形式です。 • 動作設定情報ファイルの最大サイズは 60Kbyte です。 • 行頭が”;”の行はコメントとみなします。(行の途中からはコメントとはみなしません。) • KEY と VALUE の区切りは”=”です。スペース、タブなども KEY や VALUE に含みます。 “SSID=□tunami”と=の後にスペースを入れた場合には、SSID の値はスペース+tunami となります。 • 行の最後は CR または CR/LF です。 • 行の最大長は 256Byte です。 • セクション名、KEY、VALUE 共、大文字、小文字を区別しません。 [WLAN]セクション 無線 LAN 全体の設定を行います。 表 2-9-1 キー WLANPOWER POWERSAVE WLANCFG RoamingRSSILevel RoamingAvailableTime RoamingRSSISpan BandConfig MAX_SCAN_TIME SCAN_CHANNELS 設定値 無線 LAN 電源の OFF/ON を指定します
[STATIC]セクション 内蔵デバイスが接続するアクセスポイントを指定します。 接続する内容により、設定内容が異なります。 表 2-9-2 キー SSID ADHOC WEP KEYINDEX KEYDATA SECURITY AUTH WEP_OPEN_KEYINDEX WEP_OPEN_KEY WPA_TLS_CERTIFICATE WPA_PSK_KEY WPA2_TLS_CERTIFICATE WPA2_PSK_KEY 設定値 SSID を指定します。 インフラストラクチャ/アドホックの指定をします。 1:インフラストラクチャ 0:アドホック WEP の有無を指定します。 1:WEP 無し 0:WEP 有り WEP キーの INDEX を、0~3 の範囲で指定します。 暗号化した WEP キーデータを指定します。 40 ビット WEP の場合は 20 バイト 108 ビット WEP の場合は 52 バイト 無線 LAN 設定ツールで作成してください。 セキュリティ設定を指定します NONE WEP WPA WPA2 認証方式を指定します OPEN PEAP TLS PSK OPEN 認
STATIC セクションの設定例 WEP 接続の接続例(DT5200 との互換を考慮した設定) [STATIC] SSID=tunami ADHOC=0 WEP=1 KEYINDEX=0 KEYDATA= 5C1E1455A2D504920483C59EA19AC2AB3F12821273BD2A17A9BE WEP 接続の設定例 [STATIC] SSID=tunami SECURITY=WEP AUTH=OPEN WEP_OPEN_KEYINDEX=1 WEP_OPEN_KEYDATA= 5C1E1455A2D504920483C59EA19AC2AB3F12821273BD2A17A9BE WPA/PSK 接続の設定例 [STATIC] SSID=tunami SECURITY=WPA AUTH=PSK WPA_PSK_KEY=5C1E1455A2D504920483C5EABE WPA/PEAP 接続の設定例 [STATIC] SSID=tunami SECURITY=WPA AUTH=PEAP WPA/TLS 接続の設定例 [STATIC] SSID=tunami SECURITY=WPA A
[TCPIP]セクション 内蔵デバイスの IP アドレスの設定を行います。 表 2-9-3 キー DHCP IPADDRESS SUBNETMASK DEFAULTGATEWAY DNS1 DNS2 WINS1 WINS2 設定値 DHCP の有効/無効を指定します。 1:DHCP 有効 0:DHCP 無効 DHCP 有効を指定した場合には、以下の設定は無効となります。 IP アドレスを指定します サブネットマスクを指定します。 デフォルトゲートウェイを指定します。 プライマリ DNS サーバアドレスを指定します。 セカンダリ DNS サーバアドレスを指定します。 プライマリ WINS サーバアドレスを指定します。 セカンダリ WINS サーバアドレスを指定します。 動作設定情報ファイルの例 動作設定情報ファイルの標準的な記述例は、以下のとおりです。 [WLAN] WLANPOWER=1 POWERSAVE=1 WLANCFG=1 BandConfig=1 RoamingRSSILevel=-78 RoamingAvailableTime=15 RoamingRSSISpan=1 MAX_SCAN_T
2.6 電源制御 2.6.1 低電圧監視制御 低電圧検出レベルには、以下の 4 つがあります。 表 2-47 レベル VDET1 VDET2 VDET3 内容 主電池電圧低下警告 主電池電圧低下 OFF 主電池電圧低下緊急 OFF カード電圧低下 OFF VDETCF 動作 主電池低下警告表示 電源 OFF 緊急 OFF 次回立ち上げ - レジューム(立上げ時警告あり) ウオームブート(立上げ時警告あり) 電源 OFF レジューム(立上げ時警告あり) メインバッテリ メインバッテリの状態とレベルを以下に示します。 表 2-10-2 表記 詳細 状態 外部 外部電源 外部電源が供給されていて、充電が完了している状態 レベル 充電 通常 1 充電中 メインバッテリ O.K.
ユーザー通知方法 メインバッテリ、またはサブバッテリが「残りわずか」の状態になると、システムは WM_POWERBROADCAST メッセージで通知します。メッセージの詳細は下表のとおりです。 表 2-10-4 電池種別 Message wParam lParam メインバッテリ WM_POWERBROADC AST WM_POWERBROADC AST PBT_APMBATTERYLOW 0 PBT_APMOEMEVENT SUBBATTERYLO W サブバッテリ #define WM_POWERBROADCAST #define PBT_APMBATTERYLOW #define PBT_APMOEMEVENT 通 知 間 隔 5秒 5分 0x0218 0x0009 0x000B サブバッテリ検出時は lParam に下記値が入ります。 #define SUBBATTERYLOW 0x0200 アプリケーションから電圧監視を行う場合は、GetSystemPowerStatusEx2() API を使用します。 取得可能な値を以下に示します。 表 2-10-5 ACLi
2.6.
2.6.
2.6.
2.6.
2.6.
2.6.
SysSetVirtualOffMode(ENABLE) SysDisablePowerOff 通常モード 擬似オフモード SysDisableAPO ON 状態 SysSetVirtualOffMode(DISABLE) SysEnablePowerOff ▲1 PBT_APMSUSPEND SysEnableAPO タッチパネル OFF キーロック ディスプレイ OFF オーディオ OFF 現在の CPU モードを取得 タッチパネル ON キーロック解除 ディスプレイ ON オーディオ ON CPU モードを前の状態に戻す CPU モードを POWERSAVE に変 更 PBT_APMRESUMESUSPEND 擬似オフモード OFF 状態 図 2-10 注意点 擬似オフモード中に電圧低下警告メッセージ(PBT_APMBATTERYLOW)を受け取った場合、アプリケー ションは擬似オフモードから抜けて、操作者に警告を行うようにしてください。そのままの状態で使用を続 けると、電池電圧の低下による電源 OFF(本来の電源 OFF)が発生します。これが原因で操作者に混乱を 与えたり、擬似オ
2.6.8 システム制御による疑似オフ システム制御による疑似オフ機能は IT-300 ではサポートされません。 これは Windows Embedded Handheld OS ではシステムによる制御を勝手に変更することができない為 です。 2.6.9 充電/給電 オプションのデュアル充電器(HA-D32DCHG)を使用することにより、付属の電池を充電することが可能で す。 USB ユニット(HA-J65US)に、本体を装着することで給電および充電が可能です。 2.6.
2.7 セキュリティ 2.7.1 本体パスワード設定 Windows Embedded Handheld に搭載されているパスワード設定です。 設定の「ロック」を使用して設定します。 2.7.2 SDカード暗号化設定 Windows Embedded Handheld に搭載されている SD カード内のファイルの暗号化し、そのデバイス以外 で 読めなくする機能です。 2.7.
3.
PCへのUSB接続 ワイヤレスマネージャー Bluetooth ネットサーチ WLAN電源設定 無線LAN設定 スキャナ設定 バックライト ブザー CPUスピード設定 バージョン情報 (CVersion) USB接続 記憶域マネージャ 3 3 3 3 3 3 バイブレータ PC への USB 接続設定をする 無線デバイスの電源設定をする Bluetooth 設定をする 無線 LAN の状況表示設定をする 無線 LAN の電源設定をする 無線 LAN の各種設定を行う スキャナデバイスの設定を変更する バックライトの明るさを変更する ブザーの音量を設定する CPU スピードを設定する デバイスのバージョン情報を表示する。 <設定><接続> <設定><接続> <設定> <設定><接続> <設定><接続> <設定><システム> <設定><システム> <設定><システム> <設定><システム> <設定><システム> ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ USB 接続状況を確認する ストレージエリアの情報表示およびエラ ーチェックなどを行う バイブレータの動作を設定する <設定><システム> <設定><
3.
サンプルプログラム(VB.NET) F1,F2,F3,F4 キーをそれぞれ仮想キーコード VK_APP1(&HC1), VK_APP2(&HC2), VK_APP3(&HC3), VK_APP4(&HC4)に割り当てて仮想キーコードをレジストリに登録する Imports Microsoft.
3.2 ロック 所有者のパスワードとセキュリティオプションを変更します。 図 3-3 3.
3.4 音と通知 サウンドと通知の設定を行います。 図 3-5 3.
3.6 バージョン情報 システムのバージョン情報の表示を行います。 図 3-7 3.
3.8 時計とアラーム 日付/時刻の設定とアラームの設定を行います。 図 3-9 3.
3.10 暗号化 ファイルの暗号化設定を行います。 図 3-11 3.
3.12 管理プログラム インストールされたマネージドプログラムの表示/管理を行います。 図 3-13 3.
3.14 パワーマネージメント 電源状態の表示および電源管理設定を行います。 図 3-15 3.
3.16 プログラムの削除 インストールプログラムの表示/削除を行います。 図 3-17 3.
3.18 ビーム Bluetooth の受信設定を行います。 図 3-19 3.
3.20 ドメインへの登録 ドメイン管理の登録を行います。 MS の SCMDM(Microsoft System Center Mobile Device Manager)というサーバ製品と連携するためのツ ールです。 図 3-21 3.
3.
3.23 ワイヤレスマネージャー 無線通信の電源設定を行います。 図 3-24 3.
3.
“一覧(1)”ボタンを押すと無線 LAN 相手局の一覧画面が表示されます。 図 3-27 電界強度、局名、チャンネル順に一覧表示をソートすることが可能です。 接続中相手局の電界強度を緑色で表示します。 表示情報の更新間隔は 3 秒です 局名の先頭には、相手局の無線規格 802.11b、802.
“詳細”ボタンを押すと IP 詳細表示画面が表示されます。 図 3-28 “Ping(4)”ボタンを押すと Ping ユーティリティ画面が表示されます。 図 3-29 パケットサイズ、送信 ping 数、タイムアウト時間が設定可能です。 送信可能な ping パケットサイズは最大 10000 バイトです。 110
“Signal(5)”ボタンを押すと電界強度履歴表示画面が表示されます。 図 3-30 “START”ボタンを押下することにより、電界強度のログファイルを作成することが可能です。 “Disp”ボタンを押下することにより、ログファイルを表示することが可能です。 “表示”の”オプション”を選択すると、相手局検索条件設定画面が表示されます。 図 3-31 検索する相手局を“アドホックのみ”、“アクセスポイントのみ”、“両方”から選択します。 検索する無線規格を“802.11b サポート”、“802.
3.
3.
WPA については、PSK、EAP-PEAP、EAP-TLS の認証が設定できます。 PSK については、Key を設定します。 図 3-37 EAP-PEAP については、EAP-プロパティボタンをおすことで、ユーザー名、パスワード、ドメイン等が設定で きます。 図 3-38 図 3-39 EAP-TLS については、EAP-プロパティボタンを押すことで、さらに証明書等が設定できます。 図 3-40 図 3-41 114
[WLAN]タブ WLAN の基本設定を行います。無線電源、パワーセーブ、無線電波規格およびローミング閾値が設定で きます。 図 3-42 [詳細]タブ その他の詳細設定を行います。無線 LAN 非接続時のポップアップ表示の設定 また、アドホック接続、推 奨しないセキュリティ設定の許可および設定ファイルのコメントを設定することができます。 図 3-43 115
高度な設定 ボタン 無線周波数設定とローミング動作に関する設定ができます。 図 3-44 バージョン ボタン 図 3-45 設定を変更し、OK ボタンを押すと以下の確認画面が表示され、設定したタブごとの内容を設定ファイル に保存するかしないかを指定できます。この画面でさらに OK ボタンを押すと端末が再起動し、設定された 内容で無線が動作します。キャンセルを押すと設定ファイルへの保存は設定どおりに行いますが、端末 は再起動しないので、次回端末をリセットするまで、設定内容は反映しません。 図 3-46 116
3.28 スキャナ設定 ※ 設定パラメータの詳細は、「2.
[スキャナ動作/スキャナ動作 2]タブ 図 3-49 図 3-50 118
コード読み取り時の、以下のスキャナ動作を指定します。 - 読取方法 振れ角モード レーザフォーカス 出力先バッファ 追加コード デコードレベル(デュアルデコーダ) 読取動作 フィルタ 照合回数 読取回数 タイムアウト時間 フィルタ開始時間 ゲイン 学習機能 [読取通知]タブ 図 3-51 以下の読み取り通知方法を指定します。 - LED 点灯 - ブザー音 - バイブレーター振動 119
[読取キー]タブ 図 3-52 以下のトリガキーの有効/無効を設定します。 - 左キー 右キー 上キー 下キー センタートリガー 120
[その他]タブ 図 3-53 “OBR キャリブレーション”ボタン OBR キャリブレーション画面を表示して、レーザスキャナ振れ角の調整を行います。 ※ レーザスキャナ振れ角は、工場出荷時に調整されています。振れ角がずれてしまったと思われる場合 にのみ、この機能で調整してください。 “デフォルト設定に戻す”ボタン 設定内容を無効にして、すべてデフォルトの状態に戻します。 “ログ情報を取得する”ボタン スキャナ部、デコード部それぞれのログ情報を取得します。 ログファイルの名称は、以下のとおりです。 スキャナ部:“¥ObrLog.dat” デコード部:“¥DecodeLog.
3.
3.30 ブザー ブザーの有効/無効と音量を設定します。 図 3-59 3.
3.32 バージョン情報 (CVersion) ビルド番号、ブートローダーおよびサービスパックのバージョンを表示します。 図 3-61 3.
3.
FlashDisk フォルダーをフォーマット/スキャン/デフラグ する場合は”非マウント”ボタンを押下してそれ ぞれの処理を有効にしてから実行してください。 FlashDisk を再度使用できる状態にするには“マウント”ボタンを押下してください。 図 3-65 [フォーマット] 図 3-66 図 3-67 フォーマット処理をする場合は上記各パラメータを設定した後に“開始”ボタンを押下して下さい。 126
[スキャン] 図 3-68 図 3-69 スキャン処理をする場合は上記メニューより“開始”ボタンを選択してください。 [デフラグ] 図 3-70 図 3-71 デフラグ処理をする場合は上記メニューより“開始”ボタンを選択してください。 127
3.
4. アプリケーションプログラム アプリケーションプログラムは、スタートボタンの押下で表示される画面から選択して、処理を実行します。 アプリケーションプラグラムは、以下のとおりです。 表 4-1 名前 説明 CASIO MS ソリティア ソリティアを行います。 ○ ActiveSync PC との通信を行うための ActiveSync クライアントプログラムです。 ○ 電卓 四則演算の計算を行う電卓プログラムです。 ○ 予定表 予定表を入力可能なカレンダプログラムです。 ○ 連絡先 連絡先を入れるアドレス帳プログラムです。 ○ エクスプローラー ファイル管理プログラムです。 ○ お使いになる前に 初めて端末を使用する際に設定する初期設定プログラムです。 ○ Internet Explorer IE6.
System Switcher デスクトップモードを CASIO オリジナルもしくは Microsoft 標準と切り ○ 換えることができます。 Document Viewer Microsoft の Word, Excel, PowerPoint 及び Adobe の PDF ファイル を閲覧することができます。 130 ○
4.1 ソリティア 図 4-1 4.
4.3 電卓 四則演算の計算を行う電卓プログラムです。 図 4-3 4.
4.5 連絡先 連絡先を入れるアドレス帳プログラムです。 図 4-5 4.
4.7 お使いになる前に 初めて端末を使用する際に設定する初期設定プログラムです。 図 4-7 4.
4.9 Messenger インターネットメールをするためのメールクライアントプログラムです。 図 4-9 4.
4.
4.12 リモートデスクトップモバイル RDP6.0 ベースのリモートデスクトップクライアントです。 Microsoft のリモートデスクトップ機能を用いて、ターミナルサービスを実行している Windows マシンをリモ ート操作します。 図 4-13 接続手順は、以下のとおりです。 1. z z z z 各項目の指定 コンピューターの項目で接続しようとするコンピューターの名前を入力します。 ユーザー名およびパスワードを入力します。 必要であればドメイン名を入力します。 パスワードの保存にチェックを入れます。 3.
<補足>リモートデスクトップで、IT-300 のスキャナを使用するには IT-300 のスキャナで読み取ったコードを、組み込みのアプリケーションを利用してリモートコンピュータに 送信する手順を示します。 1. アプリケーションプログラムの「レーザスキャナ読み込み」を起動しておきます。 2. タスクトレイのアイコン( )から、「スキャナ設定」を呼び出し、読み取り結果の出力先を「キーボード 出力」に設定します。 スキャナ設定 ([スキャナ動作]タブ) 図 4-14 4.
4.13 検索 端末内のファイルおよびフォルダの検索を行います。 図 4-15 4.
4.15 仕事 仕事のタスクリストを作成・管理します。 図 4-17 4.
4.17 Windows Media 動画や音楽を再生するメディアプレーヤです。 図 4-19 4.
4.19 Microsoft My Phone 端末内の連絡先、予定表、写真などをオンライン上のサーバと同期します。 図 4-21 4.
4.
4.
バックアップ手順 バックアップの手順は、以下のとおりです。 1. バックアップの開始 図 4-24 バックアップ先を選択し、”バックアップ”ボタンを押下します。 5.
6. バックアップの実行 図 4-26 バックアップ実行中画面を実行します。 7.
リストア手順 リストアの手順は、以下のとおりです。 1. リストアの開始 図 4-28 バックアップ元を選択し、“リストア“ボタンを押下します。 8.
9. リストアの実行 図 4-30 リストア実行中画面を実行します。 10.
※ 注意 バックアップ、およびリストアには、データ量により数十秒から数分かかります。 外部電源の供給状態でバックアップを行って下さい。 トラブルシューティング 表 4-7-1 エラーメッセージ一覧 バックアップ時 リストア時 エラーメッセージ バックアップファイルの書き込みが失敗しまし た。メモリカードが挿入されており、空き容量 が充分にあることを確認してください。 バックアップファイルの書き込みが失敗しまし た。メニューに戻って、既存バックアップファイ ルを削除してから再実行してください。 メインバッテリが残りわずかです。バックアップ を続ける前にメインバッテリを交換するか、バ ッテリの充電を行ってください。 データを書き込むことが出来ませんでした。 正しく復元されませんでした。 バックアップファイルを読み込むことが出来ま せんでした。正しく復元されませんでした。 メインバッテリが残りわずかです。リストアを続 ける前にメインバッテリを交換するか、バッテリ の充電を行ってください。 パスワードを確認できませんでした。パスワー ドと確認入力パスワードを一致させてくださ い。 149 原因 ファイルがオ
4.23 レーザスキャナ(デモ) レーザスキャナに関する各種デモを行います。 実行ファイルは下記フォルダーに格納されております。 ¥Program Files¥CASIO¥DEMO¥LaserDemo.
連続してバーコードを読込む 図 4-35 この画面では複数のバーコードを連続して読取るデモを行います。 読取ったデータは複数のラベルコントロール内に表示します。 連続して読取るバーコードの数は2~5まで設定できます。 又、トリガーキーを押した瞬間に前のデータはクリアされます。 スキャンバーコードをアピールする 図 4-36 この画面では読み取ったバーコードにフォーカスを当てることにより読取ったバーコードをアピールするデ モを行います。フォーカス機能がある場合、無い場合で違いを確認できます。 151
スキャンスピードを体感する 図 4-37 図 4-38 この画面では同じバーコードを繰り返し読込むデモを行い、時間の経過と共に何回素早くバーコードを読 取ることができるか体感できるデモを行います。 最大読取時間は10秒までとなります。 このデモにおいては下記のバーコード種類がデフォルトで読取り対象となっております。 • Code39 • NW-7 • WPC (Addon) • UPCE (Addon) 全てのバーコードを選択できますが、読取り速度のパフォーマンスを実感する為に読取る種類のバーコ ードのみ設定してこのデモを行ってもらうことを推奨します。 設定 図 4-39 全般の読取りデモに関してここで設定した内容が反映されます。 但し、バイブレーター機能を設定してもスキャンスピードを体感するデモにおいてはパフォーマンスが遅く なる為に無効としております。 152
4.24 レーザスキャナ読み込み バーコード、2D コードの読み取りと、読み取り結果の出力を行います。 ※ 読み込み結果の出力方法は、「スキャナ設定」による設定に従います。 操作手順 1. レーザスキャナ読み取りの起動 図 4-40 「レーザスキャナ読み込み」のアイコンを一回クリックすると起動し、再度クリックすると停止し、この繰り返し で制御できます。 図 4-41 タスクトレイに起動中を示すアイコン( )を表示します。 2. アプリケーションを起動 読み取り結果を受け取るアプリケーションを起動します。 3. 読み取りの開始 トリガキーを押すと、読み取りを開始します。 4.
※ レーザスキャナ読み取りを終了するには、タスクトレイのアイコンをクリックして”終了”メニューを選択す るか、再度レーザスキャナ読み取りを起動して下さい。 ※ クリップボード出力は、読み取り結果データをクリップボードにコピーして、貼り付け(’Ctrl+v’キーボード イベント)を実行しています。したがって、貼り付け操作をサポートしないアプリケーションに対して、読 み取り結果データ出力することはできません。 ※ レーザスキャナ読み取りは、スキャナを使用するアプリケーション(レーザデモなど)と同時に実行するこ とはできません。 ※ タスクトレイのアイコンをクリックして、”設定”メニューを選択すると、コントロールパネルの「スキャナ設 定」を呼び出せます。ここで設定内容を変更して「スキャナ設定」を終了すると、変更内容が「レーザス キャナ読み込み」に反映されます。 154
4.25 LCDデモ LCD 画面にいろいろな文字を表示させます。又、輝度、カラー、強調といった属性も変えて表示情報を確 認することができます。 実行ファイルは下記フォルダーに格納されております。 ¥Program Files¥CASIO¥DEMO¥LCDDemo.exe 図 4-42 4.26 ブザー・バイブレーションデモ いろいろなブザー音及びバイブレーションパターンが確認できます。 実行ファイルは下記フォルダーに格納されております。 ¥Program Files¥CASIO¥DEMO¥BuzzerDemo.
4.
2.データ送信の実行 図 4-45 データ送信画面を表示します。 157
操作方法 バックアップファイルの作成 子機に送信するバックアップファイルを作成します。 1. 親機内にバックアップファイル(¥¥FlashDisk¥¥Backup¥¥Backup.dat)が存在するかを検索します。 2. バックアップファイルが存在する場合は下記のメッセージを表示する。「はい」を選択するとバックアップ ツールを起動し、バックアップファイルを作成します。「いいえ」を選択すると何もしません。 図 4-46 3. バックアップファイルが存在しない場合は、バックアップツールを起動し、バックアップファイルを作成し ます。 4. 成功した場合は「OK」を表示し、次の処理を実行します。失敗した場合は「NG」を表示し、この後の処 理を実行しません。 送信先デバイス ID の取得 端末のデバイス ID(端末の裏面にある CODE128 コード)をスキャンし、子機を決定します。 1. 子機とする端末のデバイス ID※をスキャンし、その結果をテキストボックスに表示する。または手入力を 行い、Enter キーを押下します。 ※ デバイス ID は大文字、小文字の区別があります 2.
送信先端末の探索 子機と Bluetooth 通信上で探索し、通信可能な状態にします。 1. 子機に決定した端末を Bluetooth 通信上で探索します (Bluetooth 通信は最大 64 端末の探索が可能) 2. Bluetooth 通信で子機を発見できなかった場合は下記のメッセージを表示します。「はい」を選択する と再検索し、「いいえ」を選択するとエラーとなります。 図 4-47 3. スキャンに成功した場合は「OK」を表示し、次の処理を実行します。失敗した場合は下記のメッセー ジおよび「NG」を表示し、この後の処理を実行しません。 図 4-48 バックアップファイルの送信 子機にバックアップファイルを送信します。 4. Bluetooth で接続した子機に対して、バックアップファイルを送信します。 5.
子機側 1. 受信の開始 図 4-49 ”受信開始”ボタンを押下します。 受信画面では以下の 3 つの処理を実行します。 • 受信準備 • バックアップファイルの受信 • リストアの実行(バックアップツールの実行) 160
2. データ受信の開始 図 4-50 データ受信画面を表示します。 注意 : 子機側でデータ受信中はリセットスイッチを押下しないで下さい。 子機側のデバイスIDが変わってしまう為です。 もしリセットスイッチを押下してデバイスIDが変わった場合はフルリセット処理をしてもらえれば元に戻りま す。 161
操作方法 Bluetooth 受信準備 Bluetooth の受信準備をします。 1. Bluetooth の受信準備をします。 2. 成功した場合は「OK」を表示し、次の処理を実行します。失敗した場合はメッセージおよび「NG」を表 示し、この後の処理をしません。 バックアップファイルの受信 親機からバックアップファイルを受信します。 1. Bluetooth で接続した親機からバックアップファイルを受信します。既にバックアップファイルが存在す る場合は削除します。 親機が 3 分以内に送信を開始しない(応答がない)場合は以下のメッセージ を表示します。 図 4-51 2. 受信に成功した場合は「OK」を表示し、次の処理を実行します。 失敗した場合はメッセージおよび 「NG」を表示し、この後の処理を行いません。 リストアの実行 親機から受信したバックアップファイルをもとに、リストアを実行します。 1. 親機から受信したバックアップファイルをもとに、バックアップツールを起動し、リストアを実行します。 2.
4.
FLCE を起動する前に下記の ActiveSync の設定メニュにおいて”次の接続方法で全ての PC を同期する” のチェックを外さないと通信ができませんのでチェックが外れているかどうか確認してください。 起動方法は<スタート><メニュー><接続> 図 4-54 164
4.
4.30 WLANバーコード設定 WLAN 設定の操作をバーコードをスキャンすることによって行うツールです。 この設定には予め WLAN 設定用に作成されたバーコードシートが必要になります。 (詳細は WLAN バーコード印刷ツールのヘルプを参照してください。) 図 4-56 4.
4.32 システム一括設定ツール システムに関する下記設定を一括して行う為のツールです。 • システム • 省電力 1(CPU 速度) • 省電力 2(バッテリ電源(サスペンド時間)) • 省電力 3(バッテリ電源(明るさ)) • 省電力 4(AC 電源(サスペンド時間)) • 省電力 5(AC 電源(明るさ)) • 音量 • サウンド • ブザー • バイブレータ • キーボード • 接続 4.
4.
出力ログ情報 出力するログ情報を以下にしめします。 No.
端末ログビューア 端末ログビューアは次の機能を持ちます。 機能 対象範囲指定 表示条件指定 一覧表示 詳細表示 エクスポート 概要 ログファイルから表示対象とする範囲を時間で指定します 表示対象とする範囲を条件で指定します 表示対象のログを一覧形式でサマリ表示します 一覧表示で選択したログの詳細情報を表示します 端末内のログファイルを指定フォルダにコピーまたは移動します 操作方法 「スタートメニュー」-「端末ログビューア」から起動します。 画面遷移 以下は画面遷移です。 起動 ログファイルなし 取消 表示範囲設定画面 表示条件設定画面 設定/取消(*) 設定/閉じる 範囲 条件設定 終了 一覧画面 詳細 出力 閉じる 取消/出力 ログファイルの 出力画面 詳細画面 取消/選択 終了 フォルダ選択画面 * 一覧画面から表示された場合は取消 操作で一覧画面に戻ります 170
表示ログ 各画面で以下のログを表示します。 ※ No.
表示範囲設定画面 表示範囲設定画面では、端末内のログの読み込み範囲を指定します。 No.
一覧画面 一覧画面は、ログを一覧形式で表示します。 No.
一覧部分の表示仕様を以下に示します 1 2 3 4 5 6 No.
表示条件設定画面 表示条件設定画面では、読み込んでいるログで表示する対象を指定します。 No.
ログファイルの出力画面 ログファイルの出力画面では、ログファイルを指定されたフォルダにコピーまたは移動します。 No.
フォルダ選択画面 フォルダ選択画面では、ログファイルのコピーまたは移動するフォルダを選択します。 No.
詳細画面 詳細画面では、一覧で選択しているログの詳細な情報を表示します。 No.
12 13 次頁 閉じる 一覧画面で一つ後のログを表示する 画面を閉じて一覧画面を表示する ログファイル ログファイルには、次の2種類があります。 出力ファイル 現在のログの出力先ファイルです 格納フォルダは¥FlashDisk¥Molog です。 指定容量(初期設定 40KB)を超えると、バックアップファイルになります。 バックアップファイル 出力ファイルの指定容量を超えた場合に移動したファイルです。 格納フォルダは¥FlashDisk¥Molog¥Backup です。 格納フォルダ内のファイルサイズの合計が指定容量(初期設定 120KB)を超えると、古いログファ イルから削除します。 ログファイルは、以下のファイル名です。 項目 名称 ※ 内容 MoLog- _.
4.
Microsoft Standard Desktop Mode CASIO Desktop Mode 181
4.36 Document Viewer このツールは、Microsoft の word、Excel、PowerPoint、および、Adobe の PDF の形式のファイルを閲覧 することができます。 サポートするファイル ファイルタイプ 拡張子 PDF v1.0~1.5 フォーマット .pdf Microsoft Word 97-2003/2007 フォーマット .doc、.docx Microsoft Excel 97-2003/2007 フォーマット .xls、.xlsx Microsoft PowerPont 97-2003/2007 フォーマット .ppt、pptx Text .txt Image .
ジェスチャーでの操作方法 ジェスチャー 操作内容 フリック 前、次ページ移動、スクロール パン スクロール ダブルタップ 拡大 ピンチ 拡大、縮小 ※ 前ページ移動時は画面左端を表示して右にフリックするようにしてください。 ※ 次ページ移動時は画面右端を表示して左にフリックするようにしてください。 183
5. ユーティリティ ユーティリティは、主に、ユーザーのアプリケーションからコプロセス/補助プログラムとして使用します。 ユーティリティの一覧は、以下のとおりです。 表 5-0-1 名前 説明 CASIO FCHKCE データアップダウンロード結果の確認 ○ 自動セットアップ リセット時のプログラム自動実行 ○ 自動復旧ツール フルリセット時の自動復旧 ○ 入力パネル(SIP) ソフトウェアキーボード ○ iWnn IME for Windows 日本語入力システム ○ TextEditor Ini/txt ファイルの簡易修正用のエディタ ○ DSKClean ディスククリアによるシステム初期化の実行 ○ 端末レスキューツール ハードウェア要因で故障した端末のデータを吸い出すツール ○ MS ○ Mobile です。 5.1 FCHKCE データアップダウンロードの結果を確認します。 ※ 詳細は、”LMWIN(アップダウンロードユーティリティ)マニュアル”を参照してください。 5.
レジストリによるカスタマイズ 以下のレジストリの設定により、自動セットアップの動作をカスタマイズすることが可能です。 表 5-1-1 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥CASIO¥UTIL] キー名 設定値 意味 SD カード挿入時に AutoRun.exe を起動 AUTORUN sz:”1” メモリーカード挿入時に AutoRun.exe を起動 sz:”2” リセット時にメモリーカードの Setup.exe を起動 SETUP sz:”1” リセット時に SD カードの Setup.exe を起動 sz:”2” リセット時にメモリーカードの Restore.exe を起動 sz:”3” リセット時に SD カードの Restore.exe を起動 sz:”4” リセット時に FlashDisk の Setup.exe を起動 FLSETUP sz:”1” リセット時に FlashDisk の Restore.
リストア リストアの手順は、以下のとおりです。 1. Restore.exe の自動起動 本体フルリセット後の”Welcome 画面”を表示してから約 10 秒後に、”¥FlashDisk¥CE¥ARM¥restore.exe” を自動的に起動します。 ※ Welcome 画面は、自動的に終了します。 2. 日付/時刻の設定 日付/時刻設定を自動的に表示します。正しい日付と時刻を設定してください。 3. リストアの実行 バックアップデータからのリストアを、自動的に実行します。 4. 本体リセット リストアリストア完了の約 5 秒後に本体を自動的にリセットします。 実行ログ 自動復旧の実行ログを、”¥FlashDisk¥CE¥ARM¥Restore.
5.
5.5 iWnn IME for Windows Mobile 日本語入力システムです。このシステムを使用する為には「スタート」→「設定」→「システム」→「iWnn IME」を選択起動して下記図 5-2 の設定画面の「日本語入力システムに iWnn を使用する」設定にチェック を入れてください。 この日本語入力システムを有効にすると下記図 5-3 のように予測候補を表示選択し ながら日本語を入力することができます。 (この日本語入力システムの詳細については iWnn IME for Windows Mobile ユーザーマニュアルを参照 してください。) 図 5-2 図 5-3 5.6 TextEditor 簡易テキストエディタです。 起動方法 <スタート><エクスプローラー>で下記プログラムを実行してください。 “¥Program Files¥CASIO¥System¥TextEditor.
5.7 DSKClean ユーザーディスククリアツールです。 レジストリやパッチ等を消して初期状態にするために、このツールまたは特殊キー操作にて行うことが出来 ます。 起動方法 <スタート><エクスプローラー>で下記プログラムを実行してください。 “¥Program Files¥CASIO¥System¥DSKClean.exe” 図 5-5 5.
6. ホストアプリケーション ホスト(PC)で使用するアプリケーションは以下のとおりです。 表 6-1 名前 ActiveSync 説明 CASIO MS データリンクの実行(Windows XP / 2000 / 2000 Server / ○ 2003Server 用) Windows Mobile Device Center データリンクの実行(Windows Vista / 7 / Server 2008 用) ○ (WMDC) LMWIN データアップダウンロードの実行 ○ FCHK データアップダウンロード結果の確認 ○ 6.1 ActiveSync 本体内蔵の ActiveSync クライアントと連携しデータ通信を行います。 以下のサイトから入手可能です。 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9E641C34-6F7F-40 4D-A04B-DC09F8141141 6.
カシオ計算機お問い合わせ窓口 製品に関する最新情報 ●製品サポートサイト(カシオペア・ハンディターミナル) http://casio.