User manual - Windows Embedded Handheld ソフトウェアマニュアルver.1.03(2011年6月28日)

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レーザフォーカス
隣り合うバーコードの両方にレーザが照射してしまう状態で、バーコードの読み取りを行うと、どのバーコ
ードを読み取ったのかわかりにくいといった場合があります。このような場合、レーザフォーカス機能を有
効にすると、バーコードの読み取り成功時に、読み取ったバーコードをレーザによって指し示し、どのバー
コードを読み取ったのかをユーザに通知します。
レーザフォーカスはレーザスキャナライブラリを使用して、有効/無効の設定が可能です。設定の「スキャ
ナ設定」でも設定できます。
デフォルト
は「レーザフォーカス無効」です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザスキャナライブラリ
OBRSetFocus
レーザフォーカスの設定
OBRGetFocus
レーザフォーカスの取得
トリガキー指定
本体前面の上下左右カーソルキー/センタートリガーを、トリガキーとして設定することが可能です。
デフォルトは、センタートリガキーのみ有効です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザスキャナライブラリ
OBRSetScanningKey
読み取り開始キーの設定
OBRGetScanningKey
読み取り開始キーの取得