User manual - ITM-460J

Operation Guide ITM-460/560J
5
時刻情報
マーク…最新の電波受信が成功していることを表
します。
次回受信時に消灯します。
マーク… 11 回以上、電波受信が成功している
ことを表します。
(正しい時刻が表示されているかどうか
の目安になります)
ただし、受信成功していても午前2
と午前3時になると一度消灯します。
その後受信成功すると、再び点灯継
続します。
 <正しく受信するために>
電波受信できる場所でお使いください「●使用
場所について」参照)
○ 本機を電波送信所方向に向けると、受信しやす
くなります(本機に内蔵されている受信アンテ
ナと電波送信所が垂直方向になるようにすると、
最も受信しやすくなります)
最も受信しやすい設置のしかた
・時計表示部または裏面を電波送
信所に向かい合うようにする
・金属板の上は避けて、できるだ
け窓際に設置する
○ 受信中(受信インジケーター表示中)に時計を
動かしたりボタン操作をしないでください。な
お、受信中に電波受信(時刻合わせ終了)ボタ
ンを押すと、受信を中断します。
 <ご注意>
時刻合わせボタンを使って現在時刻を修正する
と、以後 24 時間自動受信は行ないません。た
だし、この間に電波受信(時刻合わせ終了)ボ
タンを押して手動受信を行なうと、その時点で
解除されます。
電波受信を行なわない間は、月差± 30 秒以内
の精度で計時します。
○ 電波障害により、誤った信号を受信することが
あります。
電波時計とは
正確な時刻情報[日本標準
時]をのせた長波標準電波
(JJY)を受信することに
より、正しい時刻を表示
する時計です。
日本標準時:日本の時刻のもとになるもので、テレビ
の時報などに利用されています。
この標準時は「セシウムビーム型原子周
波数標準器」等により制御されています。
電波時計は正確な日本標準時を受信していますが、
時計内部の時刻演算処理等により、時刻表示に 1
秒未満のズレが生じます。
標準電波
標準電波は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
運用しており、福島県田村郡の「おおたかどや山標準電
波送信所」40kHz)および佐賀県と福岡県の境の
「はがね山標準電波送信所」(60kHz)から送信されて
います。
この標準電波はほぼ24時間継続して送信されています
が、保守作業や雷対策等で一時送信中断されることもあ
ります。
電波の受信範囲の目安
条件の良いときは、送信所からおよそ1000km離れた
場所でも受信することができます。
ただし、500kmを超えると電波が弱くなるので、
受信しにくくなることがあります。
受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けた
り、季節や天候、使用場所、時間帯(昼/夜)などに
よって受信できないことがあります。
電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくな
ります。
電波時計について
マンションやビルなどの鉄筋、
鉄骨の建物の中およびその周辺
(ビルの谷間など)
※但窓ぎわで使用すると受
信しやすくなります。
高圧線、架線の近く
家庭電化製品、OA機器のそば、
金属板の上
テレビ、スピーカー、FAX、
パソコン、携帯電話など
()
乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
山の裏側…など
電波障害の起きるところ
工事現場、空港のそば、交通
量の多いところなど
()
1000km
〈送信所の位置〉
はがね山
(60kHz)
おおたかどや山
(40kHz)
500km
1000km
500km
受信のしくみ
内蔵の「受信アンテナ」
から電波を受信
受信した電波を時
計内部で解読し、
時刻情報に変える
時刻情報にもとづ
いて時刻修正
電波情報
セシウム
原子時計
送信所
長波標準電波
時計内部
解読
本機
時刻情報
電波受信について
本機は「おおたかどや山標
準電波送信所」(40kHz)
「はがね山標準電波送信所」
(60kHz)の2局より受信し
やすい方の電波を自動的に
選択し受信を行ないます
(自動選局機能) 通常は
午前 2:01、午前 3:01、
午前601、午前1001、
午後 2:01、午後 6:01、
午後 10:01 に電波受信を
自動的に行ないます(自動
受信)
※1回の受信は約216分間(リセット直後は約4
16 分間)です。
受信に成功すると、すぐに正しい時刻に修正されま
す。また、 マークおよび マークが点灯して受
信成功をお知らせします。
使用場所について
本機は、テレビやラジオなどと同様に、電波を受信する
ものです。本機を使用するときは、「電波を受けやすい」
部屋の窓際などでご使用することをおすすめします。
以下のような場所では、電波受信しにくくなりますの
で、このような場所は避けて本機をお使いください。