User manual - QV-10
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赤外線を発生する被写体について
ストーブ等、赤外線を発生するものを撮影すると、適正な色にならな
いことがあります。これは、本機の受光部の特性によるもので、例え
ばストーブの赤い発熱部が緑色に映ったりすることがあります。この
色の違いは、撮影時に液晶画面で確認することができますので、液晶
画面で見たままの色で記録されるとお考えください。
屋外での撮影について
強い光、またはその反射光を撮影すると、緑色がかることがありま
す。これは、受光部の特性によるもので、カメラの故障ではありませ
ん。
絞りを[●]の位置(F8)に切り替えて撮影すると低減させることがで
きます。
基本的な撮影
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操作のしかた
レンズ部の回転について
本機のレンズ部は回転する構造になっており、本体を傾けることなく
自由なアングルで被写体を捉えることができます。
奥の方向には90°まで倒すことができます
手前方向には180°回転します
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• レンズ部を手前に回転させた場合は、液晶画面に表示される映像は
90°の位置で反転し鏡像(左右が逆の映像)となります。この状態
で撮影を行なった場合、再生した映像は正像に戻ります。
A 撮影中に表示される映像
B 撮影後に再生したときの
映像
A
B
レンズ部の回転について
重要!
• レンズ部は、回転範囲を越えて無理に回そうとしないでください。
無理な力を加えると、レンズ部が折れるなど破損するおそれがあり
ます。
• レンズ部のみを持って持ち運んだり、ふり回したりしないでくださ
い。
• 本機の保管時は、レンズ部は元の状態(レンズを液晶画面の反対側
に向け、本体に対して傾きのない状態)に戻しておいてください。
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操作のしかた
F2.8(○)
F8(●)
13∼16cm
0.6∼3.1m
11∼21cm
0.3m∼
∞
接写 (MACRO)
標準 (NORMAL)
標準/接写の切り替え
本機は、撮影したい被写体までの距離に応じて、標準/接写の切り替
えができます。
標準/接写の切り替えには、【標準/接写切
替スイッチ】を使います。[NORMAL](標
準)、[ M A C R O ](接写)それぞれの位置での
撮影に適した距離は以下の通りです。
切替スイッチ
絞り F2.8(○)
F8(●)
標準撮影
NORMAL
0.6∼3.1m
室内で人物をバスト
アップで撮影する場合
0.3m∼∞
屋外撮影全般
接写撮影
MACRO
13cm∼16cm
室内で名刺などを撮影
する場合
11cm∼21cm
屋外で花などをアップ
で撮影する場合
* 絞りの切り替えについては、42ページを参照してください。