User manual - QV-11
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• レンズ部を手前に回転させた場合は、液晶画面に表示される映像は
90°の位置で反転し鏡像(左右が逆の映像)となります。この状態
で撮影を行なった場合、再生した映像は正像に戻ります。
A 撮影中に表示される映像
B 撮影後に再生したときの
映像
A
B
レンズ部の回転について
• レンズ部は、回転範囲を越えて無理に回そ
うとしないでください。無理な力を加える
と、レンズ部が折れるなど破損するおそれ
があります。
• レンズ部のみを持って持ち運んだり、ふり
回したりしないでください。
• 本機の保管時は、レンズ部は元の状態(レン
ズを液晶画面の反対側に向け、本体に対し
て傾きのない状態)に戻しておいてくださ
い。
禁 止
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操作のしかた
F2.8(○)
F8(●)
13cm∼16cm
0.6m∼3.1m
11cm∼21cm
0.3m∼
∞
接写 (MACRO)
標準 (NORMAL)
標準/接写の切り替え
本機は、撮影したい被写体までの距離に応じて、標準/接写の切り替
えができます。
標準/接写の切り替えには、【標準/接写切
替スイッチ】を使います。[NORMAL](標
準)、[ M A C R O ](接写)それぞれの位置での
撮影に適した距離は以下の通りです。
切替スイッチ
絞り F2.8(○)
F8(●)
標準撮影
NORMAL
0.6m∼3.1m
室内で人物をバスト
アップで撮影する場合
0.3m∼∞
屋外撮影全般
接写撮影
MACRO
13cm∼16cm
室内で名刺などを撮影
する場合
11cm∼21cm
屋外で花などをアップ
で撮影する場合
* 絞りの切り替えについては、44ページを参照してください。
43
露出補正について
3. 適当な明るさになったら、【シャッター】ボタンを押してくださ
い。
露出補正について
本機は、撮影時の明るさに応じて、シャッタースピードを自動的に変
化させる「自動露出」を行なっています(AE機能)。このAE機能とは別
に、露出値(EV値)を一定範囲で手動で補正することができます。逆
光での撮影や、間接照明の室内、背景が暗い場合の撮影時などに利用
すると、より良好な画像が得られます。
1. 撮影モードを選びます。
• 【ファンクションスイッチ】を
[REC]の位置に合わせます。
2.【+】ボタンまたは【−】ボタンを押すと露出値(EV値)になり、
画面に
+
–
が表示されます。
→【+】ボタンを押すと液晶画面が明
るくなるので、室内などの暗い所
や逆光での撮影時に適します。
【−】ボタンを押すと液晶画面が暗
くなり、晴天の屋外などでの撮影
に適します。
+
–
+
–
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操作のしかた
参考
• 電源を入れた時点では、露出補正値は0になっています。
• 露出補正値は、【+】ボタンまたは【−】ボタンを押すごとに、
0.25EV刻みで変化し、-2EV∼+2EVの範囲で変化させることがで
きます。
• 露出補正値は、【シャッター】ボタンを押すごとにリセットされて0
に戻ります。【シャッター】ボタンを押さずにリセットしたい場合
は、反対方向に露出補正し、
+
–
表示を消します。
絞りの切り替え
撮影時の明るさに応じて、絞りを2通りに切り替えることができま
す。絞りの切り替えには、【絞り切替スイッチ】を使います。
• [●]の位置 (F8) に合わせると光量が減少
します。屋外での撮影などでは、この位
置が適しています。
• [○]の位置 (F2.8) では光量が増加しま
す。室内での撮影や逆光での撮影には、
この位置が適しています。
参考
• 「光量警告表示」の項(47ページ)もご参照ください。










