User manual - QV-200

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赤外線を発生する被写体について
ストーブ等、赤外線を発生するものを撮影すると、適正な色にならな
いことがあります。これは、本機の受光部の特性によるもので、例え
ばストーブの赤い発熱部が緑色に映ったりすることがあります。この
色の違いは、撮影時に液晶画面で確認することができますので、液晶
画面で見たままの色で記録されるとお考えください。
屋外での撮影について
強い光、またはその反射光を撮影すると、緑色がかることがありま
す。これは、受光部の特性によるもので、カメラの故障ではありませ
ん。
絞りを[●]の位置(F8)に切り替えて撮影すると低減させることがで
きます。
レンズ部の回転について
本機のレンズ部は回転する構造になっており、本体を傾けることなく
自由なアングルで被写体を捉えることができます。
基本的な撮影
手前方向には180°回転します奥の方向には90°まで
倒すことができます
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操作のしかた
D
E
L
M
O
D
E
D
IS
P
E
F
F
E
C
T
P
R
O
T
E
C
T
O
N
/O
F
F
P
O
W
E
R
R
E
C
P
L
A
Y
A……撮影中に表示される映像
B……撮影後に再生したときの
映像
A
B
レンズ部を手前に回転させた場合は、液晶画面に表示される映像
は135°の位置で反転し鏡像(左右が逆の映像)となります。こ
の状態で撮影を行なった場合、再生した映像は正像に戻ります。
レンズ部は、回転範囲を越えて無理に回そ
うとしないでください。無理な力を加える
と、レンズ部が折れるなど破損するおそれ
があります。
レンズ部のみを持って持ち運んだり、ふり
回したりしないでください。
本機の保管時は、レンズ部は元の状態(レ
ンズを液晶画面の反対側に向け、本体に対
して傾きのない状態)に戻しておいてくだ
さい。
禁 止
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標準/接写の切り替え
本機は、撮影したい被写体までの距離に応じて、標準/接写の切り替
えができます。
標準/接写の切り替えには、【標準/接写
切替スイッチ】を使います。
(標
準)
(接写)それぞれの位置での撮影に
適した距離は以下の通りです。
標準/接写の切り替え
切替スイッチ
絞り F2()
F8(●)
標準撮影
0.6m∼∞
室内で人物をバスト
アップで撮影する場合
0.24m∼∞
屋外撮影全般
接写撮影
12cm∼14cm
室内で名刺などを撮影
する場合
9cm∼23cm
屋外で花などをアップ
で撮影する場合
* 絞りの切り替えについては、41ページを参照してください。
画質モードの切り替え
本機は、保存する画質に応じて、FINENORMALの切り替えができ
ます。FINE/NORMALの切り替えには、【MODE】ボタンを使いま
す。[FINE](精細)、[NORMAL](標準)それぞれの保存枚数
は以下の通りです。
精細画質 FINE “ 64枚(約480kbit圧縮画像)
標準画質 NORMAL “
192枚(約160kbit圧縮画像)
FINE/NORMALを途中で切り替えて撮影することもできます。
40
操作のしかた
【−】
【+】
+
+
露出補正について
本機は、撮影時の明るさに応じて、シャッタースピードを自動的に変
化させる「自動露出を行なっています(AE機能)。このAE機能とは別
に、露出値(EV値)を一定範囲で手動で補正することができます。逆
光での撮影や、間接照明の室内、背景が暗い場合の撮影時などに利用
すると、より良好な画像が得られます。
1. 撮影モードを選びます。
【ファンクションスイッチ】を[REC]の位置に合わせます。
2.【+】ボタンまたは【−ボタンを押すと露出値EV値)になり、画
面に“+/−”が表示されます。
【+】ボタンを押すと液晶画面が明るくなるので、室内などの
暗い所や逆光での撮影時に適します。【−ボタンを押すと液
晶画面が暗くなり、晴天の屋外などでの撮影に適します。
3. 適当な明るさになったら、【シャッター】ボタンを押してくださ
い。