User manual - QV-200
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操作のしかた
ここでは、本機の操作のしかたを詳しく説明します。撮影に際して調
節のできる各項目、撮影した画像の見かたのさまざまなバリエーショ
ン、必要のない撮影内容の削除のしかたについてが記載してありま
す。
撮影する ..................................................................................34
基本的な撮影 ................................................................................................. 34
手ブレについて ............................................................................................. 36
室内(蛍光燈照明)での撮影について ................................................... 36
赤外線を発生する被写体について ........................................................... 37
屋外での撮影について .................................................................................37
レンズ部の回転について ............................................................................. 37
標準/接写の切り替え .................................................................................39
画質モードの切り替え .................................................................................39
露出補正について .........................................................................................40
絞りの切り替え ............................................................................................. 41
撮影時の画面表示について ......................................................................... 42
セルフタイマーによる撮影 ......................................................................... 45
撮影した内容を見る ..............................................................46
撮影した内容を本体だけで見る ............................................................... 46
テレビに接続して撮影した内容を見る ................................................... 47
ページ情報表示 ............................................................................................. 48
マルチ画面表示 ............................................................................................. 49
9ゾーンクローズアップ機能 ..................................................................... 52
撮影した画像にタイトルを付ける ........................................................... 54
撮影した画像を回転する ............................................................................. 57
フィルターをかける ..................................................................................... 59
オートプレイ機能 .........................................................................................61
メモリープロテクト機能 ............................................................................. 64
メモリープロテクトを解除するには ....................................................... 66
メモリープロテクト画面を非表示にするには ....................................... 68
いらないページを削除する .................................................69
1ページずつ削除する .................................................................................69
すべてのページを一度に削除する ........................................................... 72
画像変換機能 ..........................................................................74
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操作のしかた
撮影する
基本的な撮影
最も基本的な撮影のしかたです。以下の手順で操作してください。
1. 撮影モードを選びます。
• 【ファンクションスイッチ】を
[REC]の位置に合わせます。
2. 電源を入れます。
• 【電源スイッチ】を矢印の方向にス
ライドさせます。
*【電源スイッチ】は、指を離すと元
の位置に戻ります。
→ この時、液晶画面には、レンズを向けた方向の光景が表示さ
れます。
* 手順1と2は、どちらの操作を先に行なっても構いません。
* 電源を切るには、【電源スイッチ】をもう一度スライドさせて
ください。
3.【標準/接写切替スイッチ】を (標準)の位置に合わせ
ます。
• 13cm前後の位置にある被写体を撮
影する場合は、
(接写)の位置が
適しています。標準/接写切替に
ついての詳しい説明は、39ページ
を参照してください。
参考
液晶画面に表示される画像は、ビデオのコマ送りの画像のように見え
ますが、故障ではありません。本機は、レンズから入った映像を、1
秒間に約7回の割合で連続的に液晶画面に表示しているためです。
ON/OFF
POWER
REC
PLAY
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4. 画質モードを切り替えます。
• 【MODE】ボタンを押します。
*【MODE】ボタンは1回押すたびにFINE
→
→
NORMALが切り
替わります。
* FINEモードとNORMALモードでは、保存できる枚数が異な
ります(39ページの「画質モードの切り替え」を参照してくだ
さい)。
5. 撮影します。
• 液晶画面を見ながら、ゆっく
りと被写体にフレームを合わ
せます。
* 液晶画面は、正面から見るよ
うにしてください。
* レンズを指でふさがないよう
にご注意ください。
* レンズが汚れているときは、
付属のクロスできれいに拭い
てから撮影してください。
• 撮影するフレームが決まったら、【シャッター】ボタンを押し
ます。
* 手ブレを起こさないために、【シャッター】ボタンは静かに押
してください(次ページの「手ブレについて」もご参照くださ
い)。
*【シャッター】ボタンを押すと画面上に“WAIT”と表示され、
約6秒間、今撮影した映像が表示されたままになります。約
6秒後に画面が元に戻ると、引き続き撮影ができます。
*ここで【ファンクションスイッチ】を[PLAY]に合わせると、
今撮影した内容が確認できます。
基本的な撮影
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操作のしかた
撮影中、画面に“WAIT”の表示が出ている間
に、電池ケースのフタを開けることは、絶対
におやめください。画面に“WAIT”が表示さ
れている間に誤って電池ケースのフタを開け
てしまうと、今撮影した内容が記録されない
ばかりでなく、撮影済みの内容が破壊される
おそれがあります。
手ブレについて
撮影の際、【シャッター】ボタンを押す瞬間に手元が動いてしまう
と、手ブレを起こし、撮影された画像が乱れている場合があります。
手ブレを防ぐには、以下のようなことにご注意ください。
• 液晶画面上で、被写体の位置が大きく移動しないように気をつけ
てください。
• 薄暗い場所での撮影時は、できるだけ三脚などに本機をしっかり
と固定した上で撮影を行なうことをおすすめします。本機は、被
写体の明るさに応じて自動的にシャッタースピードの調節を行な
うため、薄暗い場所ではシャッタースピードが落ち、手ブレが起
きやすくなります。
室内(蛍光燈照明)での撮影について
蛍光燈照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光燈のフリッカー(人の
目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してしまい、撮影
するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさや色合いが変わる
場合があります。撮影画像の明るさや色合いは、【シャッター】ボタ
ンを押す瞬間に液晶画面に表示されている画像の明るさ・色合い通り
となりますので、画面を見て良い状態の時に【シャッター】ボタンを
押してください。また、より美しく撮影したい場合は、市販のビデオ
ライトなどの光源を用意することをお勧めします。
禁 止