User manual - QV-2000UX

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

本機は、オートフォーカス機能により自動的にピントを合わせ
ことができます。
1.

2.


最も基本的な撮影のしかたです。以下の手順で操作してください。
1.


2.



オートフォーカス機能により、ピントが合います。
ピントが合うと、【動作確認用ランプ】が緑色に点灯しま
す。また、液晶画面上にもオートフォーカスフレームが緑
色で表示されます。
ファインダーから被写体を見るときは【DISP】を2回押し
て、液晶画面を消してください。
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
レンズと各センサーを指でふさがないようにご注意くださ
い。
接写撮影したい場合は53ページの「マクロ撮影」を参照し
てください。
3.


画質によって保存できる枚数が異なります(47ページの
「画質モードの切り替え」を参照してください)
手ぶれを起こさないために、【シャッター】は静かに押して
ください。
スローシャッターのときや、望遠で撮影するときは、手ぶ
れ防止のため、三脚の使用をお勧めします。

オートフォーカスの苦手な被写体
階調のない壁などコントラストが少ない被写体
強い逆光のもとにある被写体
光沢のある金属など明るく反射している被写体
ブラインドなど、水平方向に繰り返しパターンのある被
写体
カメラからの距離が異なるいくつもの被写体があるとき
暗い場所にある被写体
手ぶれをしているとき
上記のような被写体に対しては、ピントが合わず【動作確認用ラ
ンプ】が点滅することがあります。また、液晶画面上にもオート
フォーカスフレームが赤色で表示されます。
このような場合には、フォーカスをマニュアルに切り替えて撮影
してください(52ページ)。
ピントが合わないときは、自動的に固定位置に焦点を合わせ、撮
影されます。
明るい場所での撮影時 ......................... 1.5m以上
フラッシュを使用しての撮影時 ......... 約2m
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

【動作確認用ランプ】および【カードアクセスランプ】が緑色
点滅している間に【電池ブタ】を開けることは、絶対におやめ
ください。今撮影した内容が記録されないばかりでなく、撮影
済みの内容が破壊されるおそれがあります。
メモリーカードに記録中は、電池・ACアダプターおよび、メ
モリーカードを抜かないでください。
蛍光燈照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光燈のフリッカー
(人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知して
しまい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明る
さや色合いが変わる場合があります。


撮影した画像を、撮影した瞬間に失敗したことがわかれば、記
時間を待つことなく次の撮影に移ることができます。
1.
 DISP 
DISP

記録がキャンセルされ場合は、「記録を中止しました」
表示されます。
液晶オフ時、速写撮影、ムービー撮影時はこの機能は動
作しません。
なにも操作しない場合は、メモリーカードに保存されます。
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

ファインダーを覗きながら撮影する場合は、以下の内容に注意
ながら撮影してください。
撮影範囲フレームは
(無限遠)時に写る範囲ですが、被写体
までの距離が近づくにつれて撮影できる範囲が下に移動します。
(ズームを望遠側にすると移動量は大きくなります。)
50cmより近い範囲で撮影するときには【
】を押し
てマクロ撮影モードにするか、マニュアルフォーカス撮影モード
にしてから撮影してください。
マクロ撮影モードにすると、自動的に液晶画面がつきますの
で、液晶モニターをファインダーとして使用することをお勧め
します。
オートフォーカスフレーム
被写体までの距離が近づいた場合 撮影範囲フレーム
【視度調整ダイアル】を使うと、ファインダーの度数を調整す
ることができますので、ファインダーを覗きながら撮影する前
に、電源を切った状態でオートフォーカスフレームが鮮明に見
えるように調整してください。
※ 電源が切れている状態や再生モードでは、ファインダーのピントは合っ
ていません。
【視度調整ダイアル】