User manual - QV-30
33
操作のしかた
ここでは、本機の操作のしかたを詳しく説明します。撮影に際して調
節のできる各項目、撮影した画像の見かたのさまざまなバリエーショ
ン、必要のない撮影内容の削除のしかたについてが記載してありま
す。
撮影する....................................................................34
基本的な撮影 ..................................................................................34
手ブレについて ..............................................................................36
室内(蛍光燈照明)での撮影について ....................................36
赤外線を発生する被写体について .............................................37
屋外での撮影について .................................................................. 37
レンズ部の回転について .............................................................38
標準/接写の切り替え .................................................................. 40
レンズの切り替え ..........................................................................40
露出補正について ..........................................................................41
絞りの切り替え ..............................................................................42
撮影時の画面表示について .........................................................43
セルフタイマーによる撮影 .........................................................47
撮影した内容を見る ...............................................49
撮影した内容を本体だけで見る .................................................49
テレビに接続して撮影した内容を見る ....................................51
ページ番号表示 ..............................................................................52
マルチ画面表示 ..............................................................................53
9ゾーンクローズアップ機能 .....................................................57
オートプレイ機能 ..........................................................................59
メモリープロテクト機能 .............................................................63
いらないページを削除する...................................67
1ページずつ削除する .................................................................. 67
全てのページを一度に削除する .................................................70
34
操作のしかた
撮影する
基本的な撮影
最も基本的な撮影のしかたです。以下の手順で操作してください。
1. 撮影モードを選びます。
• 【ファンクションスイッチ】を
[REC]の位置に合わせます。
2. 電源を入れます。
• 【電源スイッチ】を矢印の方向にス
ライドさせます。
*【電源スイッチ】は、指を離すと元
の位置に戻ります。
→ この時、液晶画面には、レンズを向けた方向の光景が表示さ
れます。
* 手順1と2は、どちらの操作を先に行なっても構いません。
* 電源を切るには、【電源スイッチ】をもう一度スライドさせて
ください。
3.【標準/接写切替スイッチ】を[NORMAL]の位置に合わせます。
• 被写体を接写して撮影する場合
は、[MACRO]の位置が適してい
ます。標準/接写切替についての
詳しい説明は、40ページを参照し
てください。
参考
液晶画面に表示される画像は、ビデオのコマ送りの画像のように見え
ますが、故障ではありません。本機は、レンズから入った映像を、1
秒間に約7回の割合で連続的に液晶画面に表示しているためです。
REC
PLAY
POWER ON/OFF
–+
MACRO NORMAL
35
4. 撮影します。
• 液晶画面を見ながら、
ゆっくりと被写体にフ
レームを合わせます。
* 液晶画面は、正面から見
るようにしてください。
* レンズを指でふさがない
ようにご注意ください。
* レンズが汚れているとき
は、付属のクロスできれ
いに拭いてから撮影して
ください。
• 撮影するフレームが決まったら、
【シャッター】ボタンを押します。
* 手ブレを起こさないために、
【シャッター】ボタンは静かに押し
てください(次ページの「手ブレに
ついて」もご参照ください)。
*【シャッター】ボタンを押すと画面
上に"WAIT"と表示され、約6秒
間、今撮影した映像が表示された
ままになります。約6秒後に画面
が元に戻ると、引き続き撮影がで
きます。
* ここで【ファンクションスイッチ】
を[PLAY]に合わせると、今撮影
した内容が確認できます。
基本的な撮影
MACRO NORMAL
REC
PLAY
36
操作のしかた
撮影中、画面に"WAIT"の表示が出ている間
に、電池ケースのフタを開けることは、絶対
におやめください!画面に"WAIT"が表示され
ている間に誤って電池ケースのフタを開けて
しまうと、今撮影した内容が記録されないば
かりでなく、撮影済みの内容が破壊されるお
それがあります。
手ブレについて
撮影の際、【シャッター】ボタンを押す瞬間に手元が動いてしまうと、
手ブレを起こし、撮影された画像が乱れている場合があります。手ブ
レを防ぐには、以下のようなことにご注意ください。
• 液晶画面上で、被写体の位置が大きく移動しないように気をつけて
ください。
• 薄暗い場所での撮影時は、できるだけ三脚などに本機をしっかりと
固定した上で撮影を行なうことをおすすめします。本機は、被写体
の明るさに応じて自動的にシャッタースピードの調節を行なうた
め、薄暗い場所ではシャッタースピードが落ち、手ブレが起きやす
くなります。
室内(蛍光燈照明)での撮影について
蛍光燈照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光燈のフリッカー(人の
目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してしまい、撮影
するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさや色合いが変わる
場合があります。撮影画像の明るさや色合いは、【シャッター】ボタン
を押す瞬間に液晶画面に表示されている画像の明るさ・色合い通りと
なりますので、画面を見て良い状態の時に【シャッター】ボタンを押し
てください。また、より美しく撮影したい場合は、市販のビデオライ
トなどの光源を用意することをお勧めします。