- P Z 早分かりガイド 電池を入れます(詳細は15ページ参照) ご使用前に、必ず付属の単3型電池をセットしてください。 1 2 本体底面の電池ブタの開閉ツマミ を、矢印の方向にスライドさせ (1)、フタを開きます(2)。 液晶デジタルカメラ ごあいさつ QV-770 このたびはカシオ製品をお買上げ頂き、まことにありがとうございます。 本機は、撮影した内容をその場で見ることができる液晶カラーモニターを備 えた、コンパクトタイプの液晶デジタルカメラです。本機をご使用になる前に、 必ず、別紙の「安全上のご注意」をお読みになり、本書とともにお読みにな った後も、大切に保管してください。 取扱説明書(保証書付き) • 必ず単3型のアルカリ電池および、リチウム電池、指定の充電池をご使用ください。マンガン電池は使用できません。 • ツマミ部分が「パチン」というまでしっかりと押し下げてください。 • 電池ブタの先端(Aの部分)を押すと簡単に閉めることができます。 2 早分かりガイド 早分かりガイド 撮影するには(詳細は20ページ参照) 1 【ファンクションスイッチ】を [REC](撮影)に合わ 
- 早分かりガイド あらかじめご承知いただきたいこと いらない画像を削除するには(詳細は49ページ参照) 2 【MENU】を押します。 • 本書の内容については、将来予告なしに変更することがありま す。 • 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一 ご不審な点や誤りなど、お気付きのことがありましたらご連絡 ください。 • 本書の一部又は全部を無断で複写することは禁止されていま す。また、個人としてご利用になるほかは、著作権法上、当社 に無断では使用できません。 • 万一、本機使用により生じた損害、逸失利益または第三者から のいかなる請求についても、当社では一切その責任を負えませ んので、あらかじめご了承ください。 • 故障、修理その他の理由に起因するメモリー内容の消失によ る、損害および逸失利益等につきまして、当社では一切その責 任を負えませんので、あらかじめご了承ください。 • 本機のビデオ出力は、日本やアメリカなどで標準的なNTSC方 式になっています。ヨーロッパなどのPAL方式や他の方式のテ レビ、ビデオ機器では正常に表示されませんのでご注意くださ い。 5 【シャッター】を押し 
- 使用上のご注意 データエラーのご注意 使用環境について 本製品は精密な電子部品で構成されており、以下の様なお取り扱 いをすると内部のデータが破壊される恐れがあります。 • 使用できる温度の範囲は、0℃∼40℃です。 • 次のような場所には置かないでください。 −直射日光のあたる場所、湿気やホコリの多い場所。 −冷暖房装置の近くなど極端に温度、湿度が変化する場所。 −日中の車内、振動の多い場所。 • 記録、通信中に電池をはずしたり、ACアダプターをはずした とき • 通信中のケーブルはずれ • 消耗した電池を使用し続けたとき • その他の異常操作 このような場合カメラの操作ができなくなり、次の表示がでてき ましたら、画面内容に対応したご処置をお願いいたします。 結露について • 真冬に寒い屋外から暖房してある室内に移動するなど、急激に 温度差の大きい場所へ移動すると、本機の内部や外部に水滴が 付く(結露)ことがあります。結露は故障の原因になりますの で、ご注意ください。結露を防ぐには、温度差の大きな場所の 間を移動する前に、本機をビニール袋に入れて密封しておき、 移動後に本機を周囲の温度に十分慣らして 
- 各部の名称 画面情報表示 この取扱説明書中では、本機の各部の名称は以下の【 】内の呼びかたを使います。 スイッチやボタンの場所がわからなくなった場合は、こちらをご参照ください。 後面部 1 1【液晶画面】 2【DISP】 3【MENU】 4【−】 5【+】 6【チャージランプ】 3 5 2 4 前面部 B 【DISP】を押すと、画面にさまざまな情報を表示することができ ます。 • 液晶画面に表示される範囲は、実際の画像よりもややせまく表 示されます。 D F C E G B【シャッター】 C【ビデオ出力端子】 D【外部電源端子】 E【デジタル端子】 F【端子カバー】 G【フラッシュ】 H【赤外線送受信部】 I【露光センサー】 J【レンズ】 フラッシュ/IrTran-P通信 7【 】 画質モード切替 6 8 7 9 】 8【 9【MODE】 0【ファンクションスイッチ】 A【電源スイッチ】 0A 撮影モード時 H I ページ番号表示 再生画質モード表示 (高精細画質) (標準画質) (エコノミー画質) 接写表示 フラッシュ表示 自動発光 なし 強制発光 発光禁止 撮 
- 電源について • ACアダプターの電源コードを加工したり、無理に 曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしないでくだ さい。火災・故障・感電の原因となります。 • 濡れた手でACアダプターを抜き差ししないでくだ さい。感電の原因となります。 • タコ足配線をしないでください。火災・故障・感電 の原因となります。 • 万一、ACアダプターの電源コードが傷んだら(芯 線の露出・断線など)、販売店またはカシオテク ノ・サービスステーションに修理をご依頼くださ い。そのまま使用すると火災・故障・感電の原因と なります。 家庭用電源を使うには 家庭用電源から電源を取るには、別売品の専用ACアダプター (AD-C620)をご利用ください。 * AD-C620は米国などAC100∼120Vの電源地域への旅行の際はその ままご使用になれます。 ACアダプター使用時の注意事項 禁 止 • 表示された電源電圧(AC100∼120V)以外の電 圧で使用しないでください。火災・故障・感電の原 因となります(ACアダプターは別売本機専用をご 使用ください)。 • ACアダプターの電源コードを傷つけたり、破損し たりしないでください 
- 撮影する 5. 
- その他の撮影方法 その他の撮影方法 撮影する 2. 露出補正 本機は、撮影時の明るさに応じて、シャッタースピードと絞りを 自動的に変化させる「プログラムAE」を行なっています。この プログラムAE機能とは別に、露出値(EV値)を一定範囲で手動 で補正することができます。逆光での撮影、間接照明の室内、背 景が暗い場合の撮影時などに利用すると、より良好な画像が得ら れます。 適切な明るさになったら、【シャッター】を押してくださ い。 本機では、通常撮影以外にもいろいろな撮影方法があります。 • 露出補正値は、【+】または【−】を押すごとに、 0.25EV刻みで、−2EV∼+2EVの範囲で変化させるこ とができます。 • 露出補正値は、【シャッター】を押すごとにリセットさ れて0に戻ります。【シャッター】を押さずにリセット したい場合は、反対方向に露出補正し、バーグラフ表示 を消します(パノラマ撮影時は、EVシフトは固定され ます)。 • E V シフトを設定すると、その時点でのシャッタース ピードと絞りに固定されます。 にバーグラフが表示されます。 【+】....... 
- その他の撮影方法 4. パノラマ撮影 複数の画像をつなぎ合わせて、パノラマ画像を作ることができま す。 前回撮影した画像が残像になって画面左端に表示されま す。 せます。 * 最大9枚までを1グループとして撮影し、パノラマ再生することが できます。途中で撮影を終了したい場合は、【MENU】を押しま す。 * パノラマ撮影は、10枚目以降も可能です。パソコンのソフトで10 枚以上合成する場合に利用できます。 ラマ撮影」マーク ( させます。 せます。 絞り .................................. AUTO、F2、F8の切り替えができま す。F8にすると、撮影可能範囲が広く なります(標準0.3m∼∞、接写11∼ 26cm)。 ホワイトバランス ........... AUTO、WB1、WB2、WB3の切り 替えができます。 パノラマ撮影時の絞りとホワイトバランスは、1枚目を 撮影したときの状態でロックされて2枚目以降の撮影を します。 重要! パソコンに転送し、再び本機に画像を戻した場合は、パ 2. 【MODE】を何回か押して「パノ 1. 
- 再生する ムービー再生機能 ムービーモードで撮影した画像を再生することができます。 1. 【ファンクションスイッチ】を[PLAY] (再生) の位置に合わ せます。 2. 【+】または【−】を使ってムー 4. 再生する ムービー再生を終了するには、【シャッター】を押しま す。 パノラマ再生機能 パノラマモードで撮影した画像を再生することができます。 * パソコンリンクソフトでムービー画像を削除した場合は、ムービー 画像1枚で再生します。 * パソコン接続している時は、16分割された画像が表示されます。 * ムービー画像をパソコンに転送すると16分割された2枚の静止画 像になります。 参考 1. 【ファンクションスイッチ】を[PLAY] (再生) の位置に合わ せます。 重要! ムービー撮影/パノラマ撮影した画像に対しては実行で きません。 2. 【+】または【−】を使ってパノ ラマ撮影した画像を表示させ ます。 ムービー再生中はオートパワーオフ機能が働きません。 ビー撮影した画像を表示させ ます。 3. 【シャッター】を押すとパノラ 3. 
- 再生する 1画像を選んで表示する オートプレイ機能 複数画面表示を使うと、すばやく目当ての画面を探して1画面表 示させることもできます。 1. 再生する 撮影した内容を、自動的に次々とページめくりしていく機能で す。ページめくりの間かくを設定することができます。 オートプレイの設定 1. 【ファンクションスイッチ】を[PLAY] (再生) の位置に合わ ページめくりの間かく(1∼30秒)の設定を行なうことができ ます。 せます。 1. 「オートプレイを開始する」の手順に従って、まずオート 2. 【MENU】を押します。 複数画面表示に切り替えます。 2. 【DISP】を押します。 オートプレイを開始する プレイを開始します。 2. 
- 撮影した画像を編集する 3. 画像にタイトルをつける 本機でタイトルを撮影後、画像にタイトルを合成することができ ます。タイトルに使う文字を紙などに書いておいてください。 撮影した画像を編集する 撮影するタイトルにフレームを合わせます。 タイトルを画像に合成する 重要!• 以下の状態のときは、実行できません。 *【+】または【−】で露出を補正することができます(25ページの「露 出補正」を参照してください)。 − 表示している画像が高精細画質“ ”のとき、撮影で きる画像が標準画質“ ”とエコノミー画質“ ”しか ない場合。 − 表示している画像が標準画質“ ”のとき、撮影でき る画像がエコノミー画質“ ”しかない場合。 − 表示している画像がムービー撮影/パノラマ撮影した 画像の場合。 −“MEMORY FULL”が表示されている場合。 • 回転させた画像に対してタイトルをつけると、回転処理 が解除されます。 4. 【シャッター】を押します。 MATTERHORN タイトルを撮影する 5. 
- 撮影した画像を編集する 画像を並び替える 撮影した画像を編集する 5. 【+】または【−】を使って移動 画像を回転する する画像を選び【シャッター】 を押します。 撮影した画像の順番を並び替えることができます。 5. 【 + 】ま た は【 − 】を 使 っ て “ROTATE” を選び 【シャッター】 を押します。 撮影した画像を90°ずつ回転させることができます。 重要! ムービー撮影/パノラマ撮影した画像に対しては実行で 1. 【ファンクションスイッチ】を[PLAY] (再生) の位置に合わ きません。 せます。 2. 【MENU】を押します。 6. 【+】または【−】を使って回転 6. 【+】または【−】を使って移動する場所の画像を選び する角度を選択します。 【シャッター】を押します。 * 0° 、 180° を選択したときは手順8 に進みます。 • 選択した画像の前に移動して、ページ番号が変更されま す。 1. 【ファンクションスイッチ】を[PLAY]の位置に合わせます。 2. 【+】または【−】を使って回転させる画像を表示させます。 3. 
- 画像を削除する 重要! 一度削除してしまった撮影内容は、二度と元に戻すこと 画像を削除する 3. 【 + 】ま た は【 − 】を 使 っ て * メモリープロテクトのかかった画像は削除できません。47ページを参 照してメモリープロテクトの解除を行なってから操作をしてください。 7. “DELETE” を選び【シャッター】 を押します。 はできません。削除の操作を行なう際は、本当に不要な 画像かどうかをよく確かめてから行なってください。特 に、全画像削除の操作では、撮影した全ての内容を一度 に削除してしまいますので、内容をよく確かめてから操 作してください。 削除するには、【シャッター】を押します。 * 画面に表示されていた画像が削除され、続けて次の画像が削除でき る状態になります。 8. 4. 
- 接続に使う端子について さまざまな 機器との接続 ここでは、本機とさまざま な外部機器(テレビ、ビデ オ、パソコンなど)を接続 して使うときの接続のしか た、および使いかたについ て説明します。また、接続 に際しての注意点なども、 あわせて説明します。 本機は、接続用の端子として「ビデオ出力端子」と「デジタル端子」の2つを備えており、テレビやビデオ、パソコンなどさまざまな機 器と接続して使うことができます。 ビデオ入力 ■接続に使う端子について ....................................54 ビデオ出力端子に接続 ■接続のしかたと操作 ............................................ 
- 接続のしかたと操作 QVカラープリンターとの接続 接続のしかたと操作 カシオの他のデジタルカメラとの接続 重要! QVカラープリンターと接続したときは、ムービー撮影 QVカラープリンターと接続して、撮影内容をプリントすること ができます。 した画像は16分割表示になります。また、パノラマ撮 影した画像は1枚ずつの画像のままで、合成された画像 としてプリントできません。 カシオの他のデジタルカメラと接続して、本機の撮影内容を他の デジタルカメラに取り込んだり、他のデジタルカメラから本機に データを読み込むことができます。 接続できる機種:QG-100/DP-300/DP-8000 データ転送ケーブル 接続できる機種: カシオQV-10/QV-10A/QV-11/QV-30/ QV-70/QV-100/QV-200/QV-300/ QV-700/QV-770 デジタル端子 デジタル端子 デジタル端子 通信の準備 1. 両方のデジタルカメラの電源をOFFにします。 2. 別売品の専用ケーブル(SB-62)を使って本機と他のデジ タルカメラを接続します。 3. 
- 赤外線通信のしかた 接続ケーブルを使わずに、本機の撮影内容を他のデジタルカメラ などに取り込んだり、他のデジタルカメラから本機にデータを読 み込むことができます。 赤外線通信のしかた 赤外線通信のしかた 【MENU】からの操作 画像データを受信する 画像データを受信するときは、受信待機状態にします。 1. 【ファンクションスイッチ】を[PLAY] (再生) の位置に合わ せます。 【 IrTran-Pによる通信のしかた IrTran-P を押します。 6. せます。 2. 【 受信待機画面になります。 • 送信する機器に、10∼30cm 以内で本機を向かい合わせて ください。 2. 【MENU】を押します。 1. 
- 赤外線通信のしかた ■すべての画像を送信する 赤外線通信のしかた 5. 【 + 】ま た は【 − 】を 使 っ て パソコンリンクソフトによる通信のしかた “SEND” を選び 【シャッター】 を 押します。 本機の画像データをすべて送信します。 1. 【ファンクションスイッチ】を[PLAY] (再生) の位置に合わ せます。 2. 【MENU】を押します。 ます。 詳しくは、パソコンリンクソフトに付属の取扱説明書をご参照く ださい。 送信待機画面になります。 重要! ムービー撮影/パノラマ撮影した画像を、パソコンに保 6. 【+】または【−】を使って“ALL”を選び【シャッター】を押し 7. を選び【シャッター】を押しま す。 4. 【 + 】ま た は【 − 】を 使 っ て を選び【シャッター】を押しま す。 4. 【+】または【−】を使って“QVLINK” を選び 【シャッター】 を押 します。 存して再度本機に転送し直すと自動再生はできなくなり ます。 • 10∼30cm以内で向かい合 わせてください。 3. 【+】または【−】を使って“IR” 3. 
- 故障とお思いになる前に ご参考、および 保証等について 本機の操作中に不都合が あった場合は、本章の「故 障とお思いになる前に」を ご参照ください。製品の仕 様や別売品についても、こ ちらに記載してあります。 また、保証とアフターサー ビスについて、カシオの サービスステーション一覧 が巻末に付記されています。 現 象 考えられる原因 電源が入らない ■故障とお思いになる前に ....................................70 画面に表示されるメッセージ 電 源 に つ い て 73 ■主な仕様/別売品 ................................................74 主な仕様 別売品 74 75 電源が勝手に切れた ”という 画面中央部に“ マークが出た 【シャッター】を押しても撮 ■保証とアフターサービスについて ................... 76 影できない ■保証規定 ................................................................. 
- 主な仕様/別売品 故障とお思いになる前に 画面に表示されるメッセージ ERROR 通信中にエラーがあったときに表示されます。 もう一度ケーブルの接続や、カメラのモードを確認し てから行なってください。 ムービー撮影できないときに表示されます。 ムービー撮影を行ないたい場合は、いらない画像を削 除するか、画質変換の操作を行なってください ( 49、52ページ)。 FULL MEMORY ERROR #1, #3 CONSULT THE OWNER'S MANUAL 本体の内蔵メモリーに異常が発生した場合に表示され ます。下記の操作により、メモリーエラーの解除がで きる場合もあります。 重要! 下記の操作を行なうと撮影した内容がすべて消 えてしまいます。 撮影内容を消去したくない場合は、パソコンリ ンクソフトを使用して画像の保存を行なってか ら操作してください。 1. 【 】と【MENU】を SYSTEM RESET 押します。 YES → SHUTTER NO → CALL TECH SUPPORT 2.