User manual - File 1

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撮影する(基本編)
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
RECモードにします。
2.
( )を押してフラッ
シュの発光方法を選びます。
を押すたびに【液晶モニ
ター】に次の順でフラッシ
の発光方法が表示され、切
り替わります。
表示なし自動発光)
露出に合わせて自動的に発光
します。
(発光禁止)
露出に関係なく発光しません。
(強制発光)
露出に関係なく強制的に発光
します。
(赤目軽減)
フラッシュ撮影時に人の目が
赤く写ることを軽減します。
露出に合わせて自動的に発光
します。
( )
フラッシュモード表示
3.
撮影します。
重要
フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光)し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光)することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでくださ
い。
赤の【動作確認用ランプ】が点滅中に【シャッター】を押し
ても、撮影できない場合があります。
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするためにフ
ラッシュが発光)することにより、人の目が赤く写ることを軽減
します。
※ 赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意してください。
写される人がフラッシュ】を注視していないと効果がありませ
ん。撮影する前に【フラッシュ】を見るように声をかけておいて
ください。
被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合があります。
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撮影する(基本編)
フラッシュ使用時のご注意
【フラッシュ】が指で隠れないよう
にしてください。隠れてしまうと
フラッシュ本来の効果が得られな
くなります。
フラッシュ撮影時の被写体まで
の距離が、遠かったり、近かっ
たりする場合は適切な効果が得
られません。
フラッシュの充電時間は、そのときの使用条件(電池の状態や温
度等)より異なります。
数秒∼10秒程度(フル充電の場合)
ムービーモードの場合は、フラッシュは発光しません。このと
(発光禁止)が表示されます。
電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあり
ます。このとき
(発光禁止)が点灯し、フラッシュが正常に
発光せずに適正な露出が得られないことを示します。速やかに
電池を充電してください。
(赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明
るい場所ではフラッシュは発光しません。
フラッシュを使用した場合は、ホワイトバランスが固定される
ため、外光や蛍光灯など他の光源があると色味が変わることが
あります。
フラッシュの状態について
フラッシュの状態については【シャッター】を半押ししたときに、
【液晶モニター】や赤の【動作確認用ランプ】で確認できます。
赤の【動作確認用ランプ】
点滅:フラッシュ充電中
点灯:フラッシュ充電完了
【液晶モニター】
フラッシュ発光時は
が表示されます。
【フラッシュ】
フラッシュの光量を変える
フラッシュの光量を変えることができます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“フラッシュ光量”を選び、を押します。
4.
設定内容を選び、【SET】を押します。
強く光ります。
標準 標準です。
弱く光ります。
被写体が遠かったり、近すぎたりする場合は、光量が変わ
らない場合があります。
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撮影する(基本編)
5.
撮影します。
【セルフタイマーランプ】
が点滅し、約10秒、また
は2秒後に撮影されます。
カウントダウン中に
【シャッター】を押すと、
セルフタイマーを解除す
ることができます。
参考
シャッター速度が遅いときにセルフタイマーの2秒の設
定を使用すると手ぶれ防止になります。
トリプルセルフタイマーでは、次の撮影準備が終わると
“1sec”と表示され、約1秒後に撮影されます。撮影準
備完了までの時間は、画像の“サイズ”“画質”と使用す
るメモリーまた、フラッシュの充電の有無によって異な
ります。
セルフタイマーを使って撮影する
【シャッター】を押してから約10秒または約2秒後に撮影するこ
とができます。また、3枚連続でセルフタイマー撮影する(トリ
ルセルフタイマー)こともできます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“セルフタイマー”を選び、を押します。
4.
でセルフタイマーの時間を選び、【SET】を押し
ます。
10秒 10秒後に撮影されます。
2秒 2秒後に撮影されます。
×3 10秒後に1枚、その後撮影準備完了の1秒後に1
枚、さらに撮影準備完了の1秒後に1枚と、合計3枚
撮影されます(トリプルセルフタイマー)
セルフタイマーは使用できません。
【セルフタイマーランプ】
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撮影する(基本編)
画像サイズと画質を変える
本機は撮影する内容に応じて、画像サイズと画質の切り替えがで
きます。
画像サイズを変更する
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“サイズ”を選び、を押します。
4.
で設定内容を選び、【SET】を押します。
2304×17122304×1712pixelsで記録します。
2240×16802240×1680pixelsで記録します。
1600×12001600×1200pixelsで記録します。
1280×960 1280×960pixelsで記録します。
640×480 :640×480pixelsで記録します。
参考
大きくプリントするなど、画質を優先したい場合は
“2304×1712”などのpixels数が大きな画像を選
び、メールで画像データを送ったり、多くの画像を撮影
するなど、容量を小さくしたい場合は“640×480”
選んでください。
画質を変更する
1.
RECモードにし【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“画質を選び、を押します
4.
で設定内容を選び、【SET】を押します。
高精細 高画質で記録します。
標準 標準の画質で記録します。
エコノミー 低画質で記録します。
参考
画質が“高精細” “標準” “エコノミー”となるに従っ
て、画像容量は小さくなります。画質を優先するときは
“高精細”を、撮影枚数を優先するときは“エコノミー
選んでください。
重要
撮影した画像によってファイルサイズが異なるため、実
際の撮影可能枚数と画面上の表示枚数が一致しない場合
があります(18、133ページ)