User manual - File 2

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撮影する(応用編)
撮影する(応用編)
本機はさまざまな機能の切り替えにより、多彩な応用撮影ができ
ます。
ピント合わせの方法を変える
ピント合わせの方法には、オートフォーカス、マクロ、無限遠、
マニュアルフォーカスの4種類があります。これらをフォーカス
モードといいます。
1.
RECモードにします。
2.
【왖】( )を押します。
• 押すごとにフォーカスモー
ドが切り替わります。
【
왖
】(
)
表示なし
(オートフォーカス)
(マクロ)
(無限遠)
MF (マニュアルフォーカス)
自動でピントを合わせる(オートフォーカス)
オートフォーカスでは自動的にピントを合わせることができま
す。シャッターを半押しすると、オートフォーカス機能が働き自
動的にピント調整を始めます。ピントを合わせることができる範
囲は下記の通りです。
範囲:約60cm∼∞
1.
【왖】( )を何回か押してフォーカスモード表示を消し
ます。
2.
ピントを合わせたい被写体
を【フォーカスフレーム】の
中にとらえて、【シャッ
ター】を半押しします。
• 【動作確認用ランプ】と
【フォーカスフレーム】の
点灯のしかたによってピ
ントの状況を知ることが
できます。
1200
1200
1600
1600
NORMAL
NORMAL
99
99
03
03
/12
12
/24
24
12
12
:
58
58
IN
1 / 1000
1 / 1000
F2.6
F2.6
【フォーカスフレーム】
フォーカスモード
緑の【動作確認用ランプ】
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撮影する(応用編)
状況
ピント合わせ完了
ピント合わせ不可
動作確認用ランプ
緑点灯
緑点滅
フォーカスフレーム
緑点灯
赤点灯
3.
【シャッター】を全押しして撮影します。
■ オートフォーカスの測定範囲を変える
オートフォーカスモード、マクロモードにおいて、オートフォー
カス(AF)の測定範囲を変更することができます。設定によって
【フォーカスフレーム】の形状も変わります。
1.
RECモードで【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“AFエリア”と選び、【왘】を押します。
3.
設定内容を選び、【SET】を押します。
スポット:中央のごく狭い部分を測定します。フォーカス
ロック(49ページ)を活用した撮影に便利です。
マルチ : シャッターを半押しすると、5つの測距点の中
で、距離が一番近い被写体にピントを合わせま
す。集合写真などに便利です。
※“マルチ”の場合、幅広い【フォーカスフレーム】表示さ
れます。【シャッター】を半押しすると、ピントが合っ
た場所の【フォーカスフレーム】が表示されます。
“スポット”の場合 “マルチ”の場合
【フォーカスフレーム】
※
【フォーカスフレーム】
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撮影する(応用編)
近くを撮影する(マクロ)
マクロでは近距離で自動的にピントを合わせることができます。
近くのものを撮影(接写)するときに使用します。シャッターを半
押しすると、オートフォーカス機能が働き自動的にピント調整を
始めます。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りで
す。
約10cm∼70cm
1.
【왖】( )を何回か押して“ ”を表示させます。
2.
撮影します。
• ピントの合わせかた、撮影のしかたはオートフォーカス
モードと同じです。
• 【動作確認用ランプ】/【フォーカスフレーム】の点灯のしか
たによってピントの状況を知ることができます。点灯のし
かたはオートフォーカスモードと同じです。
重要!
• マクロでの光学ズームは1∼1.2倍の範囲で使用できま
す。
遠くを撮影する(無限遠)
景色など遠景を撮影するときに使用します。
1.
【왖】( )を何回か押して“ ”を表示させます。
2.
撮影します。
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撮影する(応用編)
手動でピントを合わせる(マニュアルフォーカス)
マニュアルフォーカスでは手動でピントを合わせることができま
す。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りです。
1.
【왖】( )を何回か押し
て“MF”を表示させます。
• 手順2で拡大表示される
範囲が枠で囲まれます。
光学ズーム倍率
1倍
3倍
範囲
約10cm∼∞
約60cm∼∞
枠
2.
【液晶モニター】で確認し
ながら、【왗】【왘】によりピ
ントを合わせます。
【왗】: 遠い側にピントを合
わせる
【왘】: 近い側にピントを合
わせる
• 【液晶モニター】にはマ
ニュアルフォーカスの位
置が表示され、おおよそ
のピントの位置が確認で
きます。
• ピントを合わせている間
は表示が拡大表示にな
り、ピントの確認がしや
すくなります。
3.
【シャッター】を押して撮影します。
重要!
• マニュアルフォーカス時は「左右キー設定」(66ページ)
により設定されている【왗】【왘】を押しての動作は無効に
なり、ピント合わせの動作が優先されます。
マニュアルフォーカスの位置