User manual - File 3

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撮影する(応用編)
重要
前記のヒストグラムはあくまでも例であり、被写体に
よってはヒストグラムの形が例のようにならない場合も
あります。
撮影したい画像を意図的に露出オーバーやアンダーにす
る場合もあるので、必ずしも中央に寄ったヒストグラム
が適正となる訳ではありません。
露出補正には限界がありますので、調整しきれない場合
があります。
フラッシュ撮影による撮影など、撮影したときの状況に
よっては、ヒストグラムによりチェックした露出とは異
なる露出で撮影される場合があります。
カップリングショット撮影時(55ページ)は、ヒストグ
ラムは表示されません。
各種機能を設定する
RECモードにおいて、下記の機能を設定することができます。
ISO感度
測光方式
色彩効果フィルター)
彩度
コントラスト
シャープネス
グリッド表示のオン/オフ
撮影レビュー
左右キー設定
各種設定の記憶(モードメモリ)
各種設定のリセット
参考
上記以外に、次の機能も変更できます。操作方法につい
ては各ページをご覧ください。
サイズ/画質(44ページ)
ホワイトバランス(51ページ)
フラッシュ光量(42ページ)
デジタルズーム(40ページ)
AFエリア(46ページ)
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撮影する(応用編)
ISO感度を変える
ISO感度が変更できます。使用目的に応じてISO感度を設定して
ください。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“ISO 感度”と選び、を押します。
3.
設定内容を選び【SET】を押します。
オート :撮影条件により自動調整します。
ISO 80 :ISO 80相当
ISO 160 :ISO 160相当
ISO 320 :ISO 320相当
重要
ISO感度を上げると画像のノイズが増加します。使用目
的に応じてISO感度を設定してください。
ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、近くの被写体
の明るさが、適正にならない場合があります。
測光方式を変える
測光方式の変更ができます。
1.
RECモードで【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“測光方式”と選び、を押します。
3.
設定内容を選びSET】を押します
マルチ(マルチパターン)
画面の全体を分割し、それぞれのエリアにつ
いて測光します。測光結果の明暗パターンに
よって撮影環境をカメラが自動的に判断し、
露出を決定します。様々なシーンで失敗の少
ない露出が得られます。
中央重点:
中央部を重点的に測光します。カメラ任せで
はなく、自分である程度露出をコントロール
したいときに使います。
スポット:
センターのごく狭い部分を測光します。周囲
の影響を受けずに、写したい被写体に露出を
合わせることができます。
重要
“マルチ”設定時に、EVシフト(50ページ)を行うと測光
方式が自動的に“中央重点”に切り替わります。EVシフ
トを0.0”に戻すと、元の測光方式に戻ります。
63
撮影する(応用編)
色を変える(フィルター)
フィルター機能を使用して撮影時の画像の色彩効果を変更するこ
とができます。
1.
RECモードで【MENU】を押します
2.
“撮影設定”タブ→“フィルター”と選び、を押しま
す。
3.
設定内容を選び【SET】を押します。
切/白黒/セピア/赤/緑/青/黄/ピンク/紫
参考
フィルター機能を使うと、色彩効果用のレンズフィル
ターを装着して撮影したような画像になります。
彩度を変える
撮影される画像の色の鮮やかさを設定できます。
1.
RECモードで【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“彩度”と選び、を押します。
3.
設定内容を選びSET】を押します
色が淡く :色の鮮やかさが低くなります。
標準:標準の彩度になります。
色が濃く :色の鮮やかさが高くなります。
64
撮影する(応用編)
コントラストを変える
撮影される画像の明暗の差を設定できます。
1.
RECモードで【MENU】を押します
2.
“撮影設定”タブ→“コントラスト”と選び、を押しま
す。
3.
設定内容を選び【SET】を押します。
平坦 :明暗が平坦になります。
標準:標準のコントラストになります。
クッキリ :明暗がクッキリします。
シャープネスを変える
撮影される画像の鮮鋭度を設定できます。
1.
RECモードで【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“シャープネス”と選び、を押しま
す。
3.
設定内容を選びSET】を押します
柔らかく ソフト :鮮鋭度が低くなります。
標準 :標準の鮮鋭度になります。
クッキリ ハード :鮮鋭度が高くなります。