User manual - File 1

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撮影する(基本編)
撮影する
本機では被写体の明るさに応じてカメラがシャッター速度を自動
的に調整します。撮影された画像は、順次内蔵メモリーに保存さ
れます。
市販のメモリーカー(SDメモリーカードまたはMMC〈マルチ
メディアカード〉に保存することもできます(103ページ)
1.
【電源ボタン】または (REC)を押して、電源を入れ
ます。
【液晶モニター】に画像が表示されます。
RECモードになり、撮影できる状態になります。
すでに電源が入っている状態で下記のようにPLAY(再生)
モードになっている場合は、
を押してREC(撮影)
モードに切り替えてください。
「ファイルがありません」と表示されている
【液晶モニター】の上部に表示されている。
2.
【液晶モニター】に表示され
ている【フォーカスフレー
ム】を被写体に合わせま
す。
撮影できる範囲は、オー
トフォーカスモードでは
60cm∼(48
ページ)
【ファインダー】から被写体を見て撮影することもできます
(40ページ)
【ファインダー】から被写体を見るときは、【DISP】を押し
【液晶モニター】を消すことで、電力の消費を減らすこと
ができます(20ページ)
【電源ボタン】
1200
1200
1600
1600
NORMAL
NORMAL
99
99
03
03
/12
12
/24
24
12
12
:
58
58
IN
【フォーカスフレーム】
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撮影する(基本編)
4.
ピントが合っていることを確認
して、【シャッター】を全押しし
ます。
サイズ、画質によって保存でき
る枚数が異なります(45、145
ページ)
【シャッター】
3.
【シャッター】を半押しし、ピン
トを合わせます。
【シャッター】を半押しすると、
オートフォーカス機能により自
動的にピントが合い、シャッ
ター速度と絞り値が表示されま
す。
ピントは【フォーカスフ
レーム】や緑【動作確認
用ランプ】の点灯のしかた
で知ることができます。
状況
ピント合わせ完了
ピント合わせ不可
動作確認用ランプ
緑点灯
緑点滅
フォーカスフレーム
緑点灯
赤点灯
緑の【動作確認用ランプ】
【シャッター】
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撮影する(基本編)
撮影時のご注意
【動作確認用ランプ】が緑色に点滅している間に【電池カバー】
開けることは、絶対にお止めください。今撮影した内容が記録
されないばかりでなく、撮影済みの内容が破壊されたり、カメ
ラが正常に動作しなくなるおそれがあります。
メモリーカードに記録中は、メモリーカードを抜かないでくだ
さい。
蛍光灯照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光灯のフリッカー
(人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してし
まい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさ
や色合いが変わる場合があります。
ISO感度が“オート”の場合(66ページ)被写体の明るさに応じて
感度が自動的に変化します。被写体が暗いと画像にノイズがの
る場合があります。
ISO感度が“オート”の場合(66ページ)被写体が暗いときは感度
を上げてシャッタースピードを速くなるようにしていますが、
フラッシュの発光方法(42ページ)
(発光禁止)のときには
手ぶれに注意してください。
不要な光がレンズに当たる場合は、手で遮光してから撮影して
ください。
オートフォーカスのご注意
次のような被写体に対しては、ピントが合わないことがありま
す。
階調のない壁などコントラストが少ない被写体
強い逆光のもとにある被写体
光沢のある金属など明るく反射している被写体
ブラインドなど、水平方向に繰り返しパターンのある被写体
カメラからの距離が異なる被写体がいくつもあるとき
暗い場所にある被写体
手ぶれをしているとき
動きの速い被写体
緑の動作確認用ランプ】が点灯していたり、【フォーカスフレー
ム】が緑で表示されていてもピントが正しく合わない場合があり
ます。
ピントが合わない場合は、フォーカスロック(51ページ)やマ
ニュアルフォーカス(50ページ)をご利用ください。
撮影時の画面のご注意
撮影時、【液晶モニター】に表示される被写体の映像は、フレー
ム確認のための簡易画像です。撮影した内容は、選択した画質
で記録されており、出力画素数は確保されています。メモリー
には精細な画像で記録されています。
被写体の明るさにより、撮影時の【液晶モニター】の表示速度が
遅くなったり、ノイズが出る場合があります。
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撮影する(基本編)
ズームを使って撮影する
本機のズームには、光学ズームとデジタルズームの2種類があり
ます。
光学ズームを使う
光学ズーム機能により、レンズの焦点距離を変えて撮影すること
ができます。ズームの倍率は次の通りです。
倍率:1∼3倍(1∼1.2倍:マクロ<接写>時)
1.
RECモードにします。
2.
【ズームレバー】をスライドさ
せて、ズームの倍率を変えま
す。
(広角):広角になります。
(望遠):望遠になります。
ファインダーを使って撮影する
電池の消耗をおさえるために【液晶モニター】をオフ(20ページ)
にし、【ファインダー】を使って撮影することができます。
重要
撮影範囲フレームは約1m以上離れた被写体を撮影した
場合の範囲を表します。被写体の距離が近い場合、視差
の関係で実際に写る範囲が異なります。
マクロモードやマニュアルフォーカスモードでは、【液
晶モニター】をファインダーとして使用してください。
【液晶モニター】は視差の問題がないため、記録される画
像が正しく表示されます。
撮影範囲フレーム被写体までの距離が
近づいた場合
望遠広角
【ズームレバー】