User manual - File 1

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撮影する(基本編)
5.
【ズームレバー】 (望
遠)側にスライドさせて、
ズームの倍率を変えます。
【ズームレバー】を操作し
て光学ズームが最も望遠
になると、いったんズー
ム動作は停止します。そ
の後、【ズームレバー】
(望遠)側にスライドさ
せ続けると、デジタル
ズームに切り替わります。
【液晶モニター】にズームバーが表示されます。この表示で
現在のおおよその倍率が分かります。
6.
撮影します。
重要
【液晶モニター】をオフに設定している場合は、デジタル
ズームを使って撮影することはできません(20ペー
ジ)
デジタルズームを使って撮影すると、画像が粗くなりま
す。
3.
撮影します。
参考
光学ズームの倍率により、レンズの絞りの値も変わりま
す。
望遠で撮影するときは、手ぶれ防止のため三脚の使用を
おすすめします。
デジタルズームを使う
デジタルズーム機能により、光学ズームが最も望遠になった(3
倍)状態から、さらに画面の中央を拡大して撮影することができ
ます。デジタルズームを使ったときのズームの倍率は次の通りで
す。
倍率:3∼12倍(光学ズーム併用
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“デジタルズーム”を選び、を押します。
4.
“入”を選び、【SET】を押します。
“切”を選ぶと、デジタルズームは働きません
1倍 3倍 12倍
現在のズーム倍率
光学ズーム
デジタル
ズーム
ズームバー
デジタルズーム表示
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撮影する(基本編)
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
RECモードにします。
2.
( )を押して、フラッ
シュの発光方法を選びます。
を押すたびに【液晶モニ
ター】に次の順でフラッシュ
の発光方法が表示され、切
り替わります。
表示なし(自動発光)
露出(光の量や明るさに合
わせて自動的に発光します。
(発光禁止)
露出に関係なく発光しません。
(強制発光)
露出に関係なく強制的に発光
します。
(赤目軽減)
フラッシュ撮影時に人の目が
赤く写ることを軽減します。
露出に合わせて自動的に発光
します。
( )
フラッシュモード表示
3.
撮影します。
重要
フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光)し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光)することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでくださ
い。
赤の【動作確認用ランプ】が点滅中に【シャッター】を押し
ても、撮影できない場合があります。
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするためにフ
ラッシュが発光)することにより、人の目が赤く写ることを軽減
します。
重要
赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意し
てください。
写される人がフラッシュを注視していないと効果が
ありません。撮影する前にフラッシュを見るように
声をかけておいてください。
被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合
があります。
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撮影する(基本編)
フラッシュ使用時のご注意
【フラッシュ】が指で隠れないよう
にしてください。隠れてしまうと
フラッシュ本来の効果が得られな
くなります。
フラッシュ撮影時の被写体まで
の距離が、遠かったり、近かっ
たりする場合は適切な効果が得
られません。
フラッシュの充電時間は、そのときの使用条(電池の状態や温
度等)により異なります。
数秒∼10秒程度(フル充電の場合)
ムービーモードの場合は、フラッシュは発光しません。このと
(発光禁止)が表示されます。
電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあり
ます。このとき
(発光禁止)が点灯し、フラッシュが正常に
発光せずに適正な露出が得られないことを示します。速やかに
電池を充電してください。
(赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明
るい場所ではフラッシュは発光しません。
フラッシュを使用した場合は、外光や蛍光灯など他の光源があ
ると色味が変わることがあります。
広角やマクロ(接写)でフラッシュ撮影すると、フラッシュの光
がレンズ部にさえぎられて、画像に影が映し込まれることがあ
ります(40、49ページ)。特にマクロ(接写)でフラッシュ撮影
した場合は目立ちやくなりますので、ご注意ください。
フラッシュの状態について
フラッシュの状態については、シャッター】を半押ししたとき
に、【液晶モニター】や赤の【動作確認用ランプ】で確認できます。
赤の【動作確認用ランプ】
点滅:フラッシュ充電中
点灯:フラッシュ充電完了
【液晶モニター】
フラッシュ発光時は
が表示されます。
【フラッシュ】
フラッシュの光量を変える
フラッシュの光量を変えることができます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“フラッシュ光量”を選び、を押します。
4.
で設定内容を選び、【SET】を押します。
強く光ります。
標準 標準です。
弱く光ります。
被写体が遠かったり、近すぎたりする場合は、光量が変わ
らない場合があります。
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撮影する(基本編)
5.
撮影します。
【セルフタイマーランプ】
が点滅し、約10秒、また
は2秒後に撮影されます。
カウントダウン中に
【シャッター】を押すと、
セルフタイマーを解除す
ることができます。
参考
シャッター速度が遅いときにセルフタイマーの2秒の設
定を使用すると手ぶれ防止になります。
トリプルセルフタイマーでは、次の撮影準備が終わると
“1sec”と表示され、約1秒後に撮影されます。撮影準
備完了までの時間は、画像の“サイズ”“画質”と使用す
るメモリー、またフラッシュの充電の有無によって異な
ります。
セルフタイマーを使って撮影する
【シャッター】を押してから約10秒または約2秒後に撮影するこ
とができます。また、3枚連続でセルフタイマー撮影する(トリプ
ルセルフタイマー)こともできます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“セルフタイマー”を選び、を押します。
4.
でセルフタイマーの時間を選び、【SET】を押し
ます。
10秒 10秒後に撮影されます。
2秒 2秒後に撮影されます。
×3 10秒後に1枚、その後撮影準備完了の1秒後に1
枚、さらに撮影準備完了の1秒後に1枚と、合計3枚
撮影されます(トリプルセルフタイマー)
セルフタイマーは使用できません。
【セルフタイマーランプ】