User manual - QV-R61取扱説明書
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撮影する(応用編)
ヒストグラムを活用する
【DISP】を押して【液晶モニター】上にヒストグラムを表示させる
ことにより、露出(光の量や明るさ)をチェックしながら撮影する
ことができます(22ページ)。再生モードでは撮影された画像の
ヒストグラムを見ることができます。
• ヒストグラム(輝度成分分布表)とは、画像の明るさのレベルを
ピクセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、
横軸が明るさを表します。ヒストグラムを見ると、補正するた
めに充分な画像のディテールが画像のシャドウ(左側)、中間調
(中央部分)、ハイライト(右側)に含まれているかどうかを確認
することができます。もしもヒストグラムが片寄っていた場合
は、EVシフト(露出補正)を行うと、ヒストグラムを左右に移動
させることができます。なるべくグラフが中央に寄るように補
正をすることによって、適正露出に近づけることができます。
• R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分が独立したヒストグラムも同時
に表示されますので、色ごとに「赤成分がオーバー」「青成分がア
ンダー」のように各色の分布状況も直感的に把握することができ
ます。
ヒストグラム
参考
• キーカスタマイズ機能で“EVシフト”の切り替えを【왗】
【왘】に割り当てると(79ページ)、ヒストグラムを確認
しながら【왗】【왘】でEVシフトを行って撮影することが
できます(58ページ)。
• ヒストグラムが左の方に寄ってい
る場合は、暗いピクセルが多いこ
とを示しています。
全体的に暗い画像はこのようなヒ
ストグラムになります。また、あ
まり左に寄り過ぎていると、黒つ
ぶれを起こしている可能性もあり
ます。
• ヒストグラムが右の方に寄ってい
る場合は、明るいピクセルが多い
ことを示しています。
全体的に明るい画像はこのような
ヒストグラムになります。また、
あまり右に寄り過ぎていると、白
飛びを起こしている可能性もあり
ます。