User manual - XV-3
45
撮影する
4.
ピントが合っていることを確認して、【シャッター】を押
し切ります。
• 撮影された画像は、いったん本機に内蔵のバッファメモ
リーに記憶され、順次メモリーカードに保存されます。
バッファメモリーがいっぱいになるまで連続して撮影する
ことができます。
• 画質によって保存できる枚数が異なります(50ページの
「画質モードの切り替え」を参照してください)。
• ピントが合っていない状態でも【シャッター】が切れます。
• 手ぶれを起こさないために、【シャッター】は静かに押して
ください。
• スローシャッターのときや、デジタルズームで撮影すると
きは、手ぶれ防止のため三脚の使用をお勧めします。
• メモリーカードに書き込み中は、メモリーカードは絶対
に抜かないでください。画像が消滅します。
• メモリーカードへの書き込み中は、撮影ダイヤルを廻し
ても、他の撮影モードに切り替わりません。
• メモリーカードに保存せずに電源が切れると、画像は記
録されません。
• メモリーカードを入れずに【シャッター】を押すと、
「メモリーカードが入っていません」と表示されます。
• 次の場合には、約2.5秒間隔で撮影ができません。フ
ラッシュの充電中/夜景撮影でシャッタースピードが遅
くなった場合/オートフォーカスを合わせるのに時間が
かかった場合など。
重要!
オートフォーカスの苦手な被写体
• 階調のない壁などコントラストが少ない被写体
• 強い逆光のもとにある被写体
• 光沢のある金属など明るく反射している被写体
• ブラインドなど、水平方向にしかパターンのない被写体
• カメラからの距離が異なるいくつもの被写体があるとき
• 暗い場所にある被写体
• 手ぶれをしているとき
上記のような被写体に対しては、ピントが合わず【動作確認用ラ
ンプ】が赤色で点灯することがあります。また、液晶画面上にも
オートフォーカスフレームが赤色で表示されます。このような場
合には、フォーカスをマニュアルに切り替えて撮影してください
(54ページ)。ピントが合わないときは、自動的に固定位置に
焦点を合わせ、撮影されます。
明るい場所での撮影時 ..........................1 . 5 m以上
フラッシュを使用しての撮影時 ..........約 2 m
また、【動作確認用ランプ】が緑色に点灯したり、液晶画面上の
オートフォーカスフレームが緑色で表示されても、ピントが正し
く合わない場合があります。さらに、暗いときは、オートフォー
カスに時間がかかる場合があります。
重要!
46
撮影する
撮影時の注意事項
•【電源/ファンクションランプ】または【動作確認用ランプ】
が点滅している間に【電池ブタ】を開けることは、絶対におや
めください。今撮影した内容が記録されないばかりでなく、撮
影済みの内容が破壊されるおそれがあります。
• メモリーカードに記録中は、電池・ACアダプターおよび、メ
モリーカードを抜かないでください。
• 蛍光燈照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光燈のフリッカー
(人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知して
しまい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明る
さや色合いが変わったり、AF測距が不正確な場合があります。
電池消耗時の画像記録について
電池が消耗し、バッテリー残量表示が“ ”になったときは、
画像の記録もれを防ぐために、1枚撮影するごとに「 DISP こ
の画像の記録を中止」というメッセージが表示されます。
【DISP】を押さなければ、そのまま数秒後に撮影した画像が記
録されます。このメッセージが表示された場合は、速やかに新し
い電池と交換してください。
1.
「 DISP この画像の記録を中止」と表示されているときに
【DISP】を押すと、画像の記録がキャンセルされます。
• 記録がキャンセルされた場合は、「記録を中止しました」と
表示されます。
• 液晶オフ時は、このメッセージは表示されません。
• マイクロドライブ時は、“
”になったとき1枚撮影
するごとにメッセージが表示されます。
重要!
47
撮影する
ファインダーを使用した撮影
ファインダーを覗きながら撮影する場合は、以下の内容に注意し
ながら撮影してください。
撮影範囲フレームは約3m離れた被写体を撮影した場合の範囲で
す。被写体の距離が近かったり、遠かったりする場合、実際に写
る範囲が異なります。
50cmより近い範囲で撮影するときには【
】を
押してマクロ撮影モードにするか、マニュアルフォーカス撮影
モードにしてから撮影してください。
• マクロ撮影モードにすると、自動的に液晶画面がつきますの
で、液晶モニターをファインダーとして使用することをお勧め
します。
オートフォーカスフレーム
被写体までの距離が近づいた場合 撮影範囲フレーム
フォーカスロック撮影
撮影したい構図でオートフォーカスフレームに入らない被写体に
ピントを合わせる場合は、フォーカスロック撮影を行ないます。
• フォーカスロックと同時に露出もロックされます。
1.
ピントを合わせたい被写体をオートフォーカスフレーム
内にとらえ【シャッター】を半押しします。
• 半押し時に、いったん画面の明るさが変わる場合がありま
す。
• ピントが合うとオートフォーカスフレームが緑色になりま
す。
参考
48
撮影する
2.
【シャッター】を半押ししたまま、撮影する構図にレンズ
を移動させます。
3.
【シャッター】を押します。
フラッシュ撮影
フラッシュを使った撮影ができます。
1.
【 】を押します。
• 【 】を押すごとに、自動発光
発光禁止“ ”
強制発光“ ”
赤目軽減“ ”の順番で撮影状態が切
り替わります。
• フラッシュ充電中は液晶画面が消え【フラッシュランプ】が
点滅します。
画面表示
表示なし
発光状態
「自動発光」露出に合わせて自動的に発光する
「発光禁止」露出に関係なく発光しない
「強制発光」露出に関係なく強制的に発光する
「赤目軽減」プリ発光してから再度発光する
(人物を撮るときに目が赤くなることを軽減します。)
フラッシュ 情報表示
【 】【フラッシュランプ】
MF/
INFO
/