User manual - XV-3

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撮影する
■手ぶれ警告について
フラッシュを発光禁止にしているときに、シャッター速度が遅く
なると、
(手ぶれ警告)が液晶画面上に表示されます。
(手ぶれ警告)が出たら、フラッシュまたは三脚
を使用してください。
■フラッシュ発光表示について
【シャッター】を半押ししたときに、これからフラッシュが発光す
る場合は、液晶画面上にフラッシュのアイコンが表示されます。ま
た、【フラッシュランプ】がオレンジ色に点灯します。
フラッシュの発光部や調光センサー部分が指で隠れない
ようにしてください。隠れてしまうと本来の効果が得ら
れません。
重要
重要
【調光センサー】
【フラッシュ発光部】
フラッシュによる撮影距離は約0.7m∼約3m(絞り解
放時)の範囲です。この範囲外の被写体に対しては適切
な効果が得られません。
フラッシュの充電は、その時の使用条件(電池の種類、
状態や温度等)により数秒∼40秒程度かかります。
ムービー撮影/連写撮影モードになっているときは、フ
ラッシュは発光しません。このとき“
”マークが点灯
します。
電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなること
があります。このとき“
”マークが点灯し、フラッ
シュが正常に発光せず適性な露出が得られないことを示
します。速やかに新しい電池と交換してください。
被写体がカメラの方に視線を向けていない場合や被写体
までの距離が遠い場合には、赤目軽減効果が現れにくい
場合があります。
赤目軽減モードでは、露出に合わせて自動的に発光する
ため明るい場所でのフラッシュ発光はしません。
Mモード(マニュアル露出撮影)時は、自動発光、赤目
軽減に設定していても、暗い場所でのフラッシュ発光は
しません。
フラッシュを使用した場合は、ホワイトバランスが固定
されるため、蛍光灯など他の光源があると色味が変わる
ことがあります。
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撮影する
■シンクロスピードについて
フラッシュ撮影時のシャッター速度を切り替えることができま
す。詳しい操作方法は、67ページ「撮影メニュー」を参照して
ください。
設定できるシンクロスピードには、3種類があります。
.......1/125秒でシャッターが切れます。室内で動き回る
子供を撮るときなどに使用します。手ぶれの影響を減
らすこともできます。
.......1/60秒でシャッターが切れます。
.......1/30秒でシャッターが切れます。背景を明るくした
いときなどに使用します。ただし、手ぶれの影響が出
てくる恐れがありますので、注意が必要となります。
Mモード(マニュアル露出撮影)では、設定したシャッ
ター速度を優先し、上記の設定は無効になります。
画質モードの切り替え
本機は、撮影する内容に応じて、画質の切り替えができます。
画質モードの切り替えはメニュー設定画面で変更します。
詳しい操作方法は、67ページ「撮影メニュー」を参照してくだ
さい。
重要
撮影した画像によってファイルサイズが異なるため記録枚数は
変化します。
容量の異なるメモリーカード(コンパクトフラッシュカードま
たはマイクロドライブ)をご使用になる場合は、おおむねその
容量に比例した枚数が撮影できます。
1つのフォルダーに保存される画像数に制限があるため(最大
250枚)、上記の撮影可能枚数と画面上の表示枚数が一致しな
い場合があります。
カードブラウザ(HTMLファイル)機能を" タイプ1∼4" にし
ている場合、上記撮影可能枚数と異なることがあります(98
ページ)。
それぞれの撮影可能枚数は以下の通りです。
出力
画素数
(pixels)
2016
×
1536
1008
×
768
撮影画質
FINE
NORMAL
ECONOMY
FINE
NORMAL
ECONOMY
ファイル
サイズ
約1.4
MB/枚
約1
MB/枚
約600
KB/枚
約350
KB/枚
約250
KB/枚
約150
KB/枚
コンパクト
フラッシュ
カード
8MB
約5枚
約6枚
約11枚
約19枚
約27枚
約43枚
コンパクト
フラッシュ
カード
64MB
約43枚
約60枚
約99枚
約167枚
約229枚
約365枚
マイクロ
ドライブ
340MB
約245枚
約342枚
約562枚
約943枚
1292
2054
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撮影する
露出補正
本機は、撮影時の明るさに応じて、シャッタースピードと絞りを
自動的に変化させる「プログラムAE」を行なっています。この
プログラムAE機能とは別に、露出値(EV値)を一定範囲で手動
で補正することができます。逆光での撮影、間接照明の室内、背
景が暗い場合の撮影時などに利用すると、より良好な画像が得ら
れます。
【DISP】を押して液晶画面を表示させてください(28ページ)。
マニアル露出撮影Mモード)のときは、露出補正はできません。
1.
またはを押すと露出補正EVシフト)され、画面
が表示されます。
補正値の限界になると
が赤の表示になります。
2.
適切な明るさになったら【シャッター】を押してください。
露出補正値は【】または【】を押すごとに、1/3
みで、−2EV∼+2EVの範囲で変化させることができま
す。
露出補正値は【シャッター】を押すごとにリセットされ
て0に戻ります。【シャッター】を押さずにリセットし
たい場合は、反対方向に露出補正し、
を消します
(パノラマ撮影時は、EVシフトは固定されます)。
露出補正値は、明るすぎたり暗すぎたりする環境では、
−2EV∼+2EVの範囲内でも変化できない場合がありま
す。
参考
重要
キー 内  容
室内などの暗い場所、逆光での撮影をするときに押す
晴天の屋外などでの撮影をするときに押す
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その他の撮影方法
その他の撮影方法
本機では、通常撮影以外にもいろいろな撮影方法があります。
デジタルズーム撮影、マニュアルフォーカス撮影、マクロ撮
影、ムービー撮影、パノラマ撮影する場合には、液晶画面をご
利用ください。
連続撮影
シャッターを押し続けることで、約1秒間隔(液晶画面オフ時)
で5枚以上の連続撮影ができます。
Pモード、Aモード、Mモード、夜景撮影、風景撮影モードで
のみ使用できます。
1.
【電源/ファンクションスイッチ】REC(撮影に合わ
せます。
2.
撮影メニュー67ページ)中の“撮影機能1
“ドライブ
モード”“連続撮影に切り替えます。
設定されますと、液晶画面上に が表示されます。
3.
【シャッター】を押して撮影します。
連続撮影では、フラッシュの発光はしません。
シャッター速度が遅くなると、1秒間隔よりも遅くなる
場合があります。
夜景撮影やシャッター速度を固定時に、シャッター速度
が遅くなる場合は撮影枚数が4枚以上となります。
バッテリー残量表示が“ ”の状態で撮影しないでく
ださい。
メモリーカードに記録中は、電池・ACアダプターおよ
び、メモリーカードを抜かないでください。
重要