User manual - XV-3

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パソコンでメモリーカードをご利用になるに
メモリーカードの接続
パソコンとの画像のやりとりをメモリーカードから直接行なうこ
とができます。また、付属の専用ソフト(Photo Loader)を使
用して、撮影内容をパソコンに自動的に保存することもできま
す。パソコンの機種によって接続方法は異なります。代表的な接
続例は以下の通りです。
コンパクトフラッシュカードスロットのある機種
コンパクトフラッシュカードを直接差し込みます。
PCカードスロットのある機種
別売のPCカードアダプター<CA-10>を使用します。
PCカードアダプターとパソコンに付属の取扱説明書を
参照してください。
一般の機種(デスクトップ型)
1) 市販のコンパクトフラッシュカード用リーダー/ラ
イターを使用します。
2)市販のPCカード用リーダー/ライターと、別売の
PCカードアダプター<CA-10>を使用します。
詳しくは、コンパクトフラッシュカード用リーダー/ラ
イター、PCカードアダプター、パソコンに付属の取扱
説明書を参照してください。
パソコンでメモリーカードをご利用になるには
ノートブック型
PCカード
アダプター
メモリー
カード
デスクトップ型
メモリー
カード
コンパクトフラッシュカード
リーダー
メモリーカード内のデータについて
本機で撮影された画像やその他のデータは、DCF(Design
rule for Camera File system)規格に準拠した方法でメモ
リーカードへ保存されます。DCF規格とは、画像ファイルと画像
に関連するファイルをデジタルカメラと関連機器の間で簡便に
換することを目的とした規格です。
DCF規格について
DCF規格対応の機器(デジタルカメラやプリンタなど)の間で画
像の互換が可能です。画像ファイルのデータ形式やメモリーカ
ド内のディレクトリ構造に規定がありますので、本機で撮影し
画像をDCF規格対応の他社のカメラで見たり、この規格対応の他
社のプリンタで印刷したりすることが可能です。逆にDCF規格対
応の他社デジタルカメラの画像も本機で見ることができます。
カシオのデジタルカメラではこのDCF規格に対応したうえ、画像
ファイルの管理に役立てるために画像フォルダ名と画像ファイ
名に日付を使用しています。
メモリーカード内のディレクトリ構造
メモリーカード内のディレクトリ構造は「カードブラウザ機能
(96ページ)の設定によって異なります。
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パソコンでメモリーカードをご利用になるに
■フォルダ/ファイルの内容
親フォルダ
デジタルカメラで扱うファイル全てを収めたフォルダです。
カードブラウザメインファイル
カードブラウザ機能で使用する表紙のファイル。このファイル
をWebブラウザソフトで開くと画像の一覧表が表示されます。
管理ファイル
フォルダの管理や画像の順番などの情報が記載されているファ
イルです。
カードブラウザ用フォルダ
カードブラウザ機能で使用するファイルを収めたフォルダです。
カードブラウザ用ファイル
カードブラウザ機能で使用するファイルです。
メイン画像フォルダ
デジタルカメラで撮影した画像ファイルを収めたフォルダです。
メイン画像ファイル
デジタルカメラで撮影した画像ファイルです。
メインムービーファイル
デジタルカメラで撮影したムービーファイルです。
■ディレクトリ構造
. . .
. . .
カードブラウザ用ファイル:ここには
カードブラウザに必要なファイル、
フォルダが含まれています
カードブラウザ用ファイル:ここには
カードブラウザに必要なファイル、
フォルダが含まれています
. . .
. . .
<¥DCIM¥> (親フォルダ)
INDEX.HTM (カードブラウザのメインファイル)
QVCAM.QVS (管理ファイル)
HTML (カードブラウザ用フォルダ)
INDEX2.HTM
()
MENU.HTM
100_MMDD (メイン画像フォルダ)
100_MMDD.QVS (管理ファイル(フォルダ内用)
MMDD0001.JPG (メイン画像ファイル)
MMDD0002.JPG (メイン画像ファイル)
MMDD0003.AVI (メインムービーファイル)
PREVIEW (プレビュー画像用フォルダ)
DATA.HTM
()
INDEX1.HTM
MMDD0001.JPG (プレビュー画像ファイル)
MMDD0002.JPG (プレビュー画像ファイル)
MMDD0003.JPG (プレビュー画像ファイル(ムービー用)
101_MMDD (メイン画像フォルダ)
102_MMDD (メイン画像フォルダ)
<¥MISC¥> (DPOFファイルを納めたフォルダ)
AUTPRINT.MRK (DPOFファイル)
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パソコンでメモリーカードをご利用になるに
このデジタルカメラで扱える画像ファイル
XV-3/XV-3BUで撮影した画像ファイル
DCF規格に対応している画像ファイル
ただし、DCF規格の機能で使用できないものもあります。
プレビュー画像用フォルダ
プレビュー画像ファイルを収めたフォルダです。
プレビュー画像ファイル
デジタルカメラで撮影した画像ファイルやムービーファイルと
同時に記録されるサイズの小さな画像ファイルです。カメラ内
での一時的な再生画面や、カードブラウザ機能の一覧表示に使
用されます。
DPOFファイルを収めたフォルダ
DPOFファイルなどを収めたフォルダです。
DPOFファイル
プリント情報が書かれたファイルです。
パソコン上でメモリーカードを扱うときの注意点
本機では、管理ファイルにて画像ファイルなどの順番、属性を
管理しています。従って、パソコン上でメモリーカード内の
ファイルを更新したり削除すると、管理ファイルの内容と画像
ファイルの順番、属性とのつじつまが合わなくなり、メモリー
カードをデジタルカメラに戻したときに、画像の順番が入れ替
わったり、パノラマ画像のグループが解除されたり、ページの
送り/戻しが遅くなったりすることがあります。
メモリーカードの内容をパソコンのハードディスクやフロッ
ピーディスク、MOディスクなどに保存する際は“DCIM”
フォルダごと保存し、その後パソコン上では管理ファイル
(∼.QVS)を更新したり削除しないでください。その際
“DCIM”フォルダの名前を年月日などに変えておくとあと
で整理するときに便利です。ただし、パソコンのハードディ
スクなどに保存したファイルを再度メモリーカードに戻して本
機で再生する場合は、フォルダ名をパソコン上で“DCIM”に
戻してからご使用ください。本機では“DCIM”以外の名前の
フォルダは認識されません(“DCIM”フォルダ内の他のフォル
ダ名を変えた場合も同様です。元の名前に戻してからご使用く
ださい。)。
一度パソコンのハードディスクやフロッピーディスク、MO
ディスクなどにファイルを保存したあとのメモリーカードは、
中のファイルをすべて削除するか、フォーマットしてからデジ
タルカメラで使うことをお勧めします。
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パソコンでメモリーカードをご利用になるに
Macintoshで扱うときの注意点
本機で扱うメモリーカードは、ATAフォーマットで初期化される
ため、Macintosh上では、メモリーカード内のすべてのファイ
ルがテキストファイルとして見なされます。従って、画像ファイ
ルを開く場合には、以下の注意が必要です。
PC Exchangeで、メモリーカード内の画像ファイル(∼
.JPG)をJPEGファイルが開けるアプリケーションに関連付け
してください。
カードブラウザ(HTMLファイル)機能
カードブラウザ機能とはブラウザソフトで本機で撮影した画像
一覧表示したり、撮影データを表示できる機能です。
本機で作成したカードブラウザは
Microsoft Internet Explorer Ver4.01以上
Netscape Communicator Ver4.5以上
のWebブラウザでご覧になれます。また、動画(AVI)を再生す
るには、QuickTimeが必要です。
1.
MENUを押します。
2.
“設定を選び を押します。
3.
または“カードブラウザ”を選び を押し
ます。