User manual - PJ Camera Software(Ver.2.2)

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はじめに
正面撮影補正について
(書画カメラモード、キャナモード、TWAINモード)
本ソフトウェアは、書画台に置かれた書類の明度コントラストを検出して書類の輪郭(四角形)を認識
し、傾いた書類でも正しい向きで表示する画像処理「正面撮影補正」と呼びます)を行います。本ソフト
ウェアは可能な限りこの処理が自動的に行われるよう調整されていますが、環境や撮影対象の状態に
よっては輪郭を正しく認識できない場合があります。正面撮影補正が正しく行われる状態を保つには
次のような条件下で撮影を実行してください。
部屋を十分に明るくしてください。
書類は書画台からはみださないように置いてください。
書類は曲がっていない四角形のものを使用してください。
折れやしわのない書類を使用してください。
大きさが名刺サイズ以上~A4/レターサイズ以下の書類をご利用ください。
書画台の色とコントラストの違いがはっきりした書類を用いてください。
PJカメラスタンドを置くテーブルはライトの反射しないものにしてくださいまた、書画台とテーブ
ルの色が同一にならないようにしてください。
書画台に書類を置くときの傾きは、30度以内を目安にしてください。
カメラ位置調整について(環境が変化したとき)
本ソフトウェアは、正面撮影補正(27ページ)や自動撮影(11ページ)が最適に動作するように、起動時
にPJカメラの調整を実行しています。本ソフトウェアの使用中に周囲の環境が変化したとき(周囲の光
量が変化した場合、PJカメラやPJカメラスタンドに物がぶつかって位置が大きくずれた場合、PJカメラ
スタンドを移動した場合などは、メラ位置の再調整([カメラ] [カメラ位置調整])を行ってくだ
さい。
スキャナモードの撮影解像度について
スキャナの解像度は、最もズームアウトした状態で撮影が行われた場合、中心部で約305dpi(撮影解像
1210万画素)となります。