MODEL EC-2300 取扱説明書 UPRIGHT BIKE EC-23OO キャットアイ エルゴメーター
この取扱説明書の使い方 まず最初に「スタート編」 をお読みいただき、機器を組み立て一度キャットアイ・エルゴメーター Model EC-2300をお使いになってみてください。 機器に慣れられてから 「オペレーション編」 をお読みになりますと、EC-2300の豊富な機能を色々と お試しいただけます。 「リファレンス編」 は必要に応じてご覧ください。 目次 スタート編 1 2 3 4 5 6 7 8 オペレーション編 組立から始めましょう.......................... 7 各部の調整をしましょう .................... 10 脈拍(耳たぶ) センサーの使い方 ...... 12 ハンドルグリップセンサーの使い方 .. 13 バッテリーについて ......................... 14 まず乗ってみましょう........................ 15 6種類のプログラムがあります .......... 19 データカードがなくても使えます ....... 21 リファレンス編 1 トレーニングのねらい ....................
はじめに このたびはキャットアイ・エルゴメーター Model EC-2300をお買い上げいただき誠に有難うございます。 このエルゴメーターは人 の健康の基礎となる全身持久力の維持・増進を目的として、心肺循環器系の機能を高めるためのハートのスポーツ (有酸素運動) を、科学的に行なえるよう設計された、 コンピュータ制御のトレーニングシステムです。 あなたの全身持久力をテストするプログラム と5種類のトレーニングプログラムを持ち、楽しみながら体力の維持・増進がはかれます。 どうか末永くご愛用いただき健康のため にお役立てください。 なお、 ご使用にあたり、 この説明書を良くお読みいただきますようお願い致します。 またこの説明書は保証書と共に大切に保管して ください。 本文中のマークの意味 マークのついた文章は、安全上及び取り扱い上非常に重要です。必ず守ってください。 警告 :守らなかったとき死亡あるいは人体に重大な危害が及ぶ場合がある事項です。 注意 :守らなかったとき人体に危害が及んだり機器が破損する場合がある事項です。 重 要 :注意が必要な操作、守っていただきたい事項または補足事項について説明しています
各部の名称 操作ユニット 本体 ヒ ル HR コントロール 1 上級エアロビクス 2 3 2 3 エアロビクス 1 インターバル ウエイトロス 1 2 素早くトレーニングを 始めるには "クイック "を 押して下さい。 3 チェストベルト受信可能 4 体力テスト ワイヤーホルダー 脈拍(耳たぶ) センサー HR コントロール 定ワット コントロール ヒ ル 6 終了 5 インターバル 切替 クイック 開始 7 8 9 液晶画面について 電源を入れた直後は液晶画面が見にくい場合があります。 これは環境温度によるもので故障ではありません。 しばらくすると正常に戻ります。 ハンドル 操作ユニット ハンドルポスト ハンドルグリップセンサー ボトルホルダー 取り付け穴 サドル シートポスト調節レバー シートポスト 電源スイッチ クランク ペダル バッテリー充電インレット キャスター 後脚パイプ 前脚パイプ アジャスター 4
1 液晶画面 5 終了ボタン クールダウンをスキップしたり、 プログラムを終了します。 初期画面で電源を強制的に切る場合には2秒間長押しします。 2 選択パターン表示 ヒルトレーニングやインターバルトレーニングを選択したときの 選択パターン (山の形状や運動の間隔) を点灯して表示します。 6 数値増減ー/+ボタン 入力時 トレーニング中 :数値の増減や項目を選択します。 :ペダル重さや設定ワット数を増減させま す。 トレーニング終了時:運動経緯グラフをスクロールさせ、 トレー ニングの経過を確認することができます。 3 目標脈拍数レベル表示 HRコントロールトレーニング選択時、目標脈拍数のレベルを点 灯して表示します。 4 トレーニング選択ボタン 体力テスト ............. 体力テストが選択できます。 HRコントロール ...... HRコントロールトレーニングが選択でき ます。 定ワット コントロール ........... 定ワットコントロールトレーニングが選択 できます。 ヒル ....................... ヒルトレーニングが選択できます。 インターバル ..
STARTING UP スタート編 1 組立から始めましょう ............................................... 7 2 各部の調整をしましょう .......................................... 10 3 脈拍(耳たぶ)センサーの使い方 ............................. 12 4 ハンドルグリップセンサーの使い方 .......................... 13 5 バッテリーについて ................................................ 14 6 まず乗ってみましょう ............................................. 15 7 6種類のプログラムがあります ................................. 19 8 データカードがなくても使えます .............................
1 組立から始めましょう 図をご覧になり、次ページからの説明手順に従って組み立ててください。 なお、EC-2300の組立には次の工具が必要です。 あらかじめ準備しておいてください。 <必要な工具> ・ B=6六角レンチ ・ B=13スパナ ・ B=15スパナ ・ドライバー 注意 本製品は重量物ですので、 1人で作業すると怪我や機器を破損する恐れがあります。組立時は必ず2人以上で行っ てください。
前脚パイプを取り付けます 1 ・ キャスターが付いた前脚パイプを本体の下からネジ孔が合うようにはめ込 M 8 六角孔付 丸ボルト みます。 ・ M8六角孔付丸ボルト2本をB=6六角レンチを使い19.6 N・m (200 kgf・cm) のトルクでしっかり締め付けます。 M8平ワッシャ 前脚パイプ 前 キャスター 後脚パイプを取り付けます 2 ・ 後脚パイプを本体の下からネジ孔が合うようにはめ込みます。 M 8 六角孔付 丸ボルト ・ M8六角孔付丸ボルト2本をB=6六角レンチを使い19.6 N・m (200 kgf・cm) のトルクでしっかり締め付けます。 M8平ワッシャ 後脚パイプ 後 サドルを取り付けます 3 ・シートポスト調節レバーを上げながらシートポストを少し引き出します。 サドル ・ サドルに組み付けられているM8ナットとワッシャを外します。 ・ サドル裏面のボルトをシートポスト上面の孔に差し込み、B=13スパナで M8ナットとワッシャ (各3個) を19.
5 操作ユニットを取り付けます 参 考 操作ユニット裏面にあるディップスイッチを操作することで、体重の 単位、ペダル重さの単位を変更することができます。出荷段階では 体重の単位:kg、ペダル重さの単位:N・mに設定されています。 ディップスイッチの設定方法についてはリファレンス編48ページを 参照してください。 ・ 操作ユニット裏面のケーブルインレットに、ケーブルコネクターを差し込み ケーブルインレット ます。 注意 ケーブルコネクターは、 しっかりと奥まで差し込んでください。差 し込みが不十分でコネクターの接触が悪いと機能しません。 コネクター ケーブルコネクター グリップセンサー コネクター ・ M4ナベネジ4本で操作ユニットをハンドルポスト上部に固定します。 M4ナベネジ ハンドルポスト ペダルを取り付けます 6 ・ B=15スパナを使って、ペダルをクランクにしっかりと締め付けます。 クランク ・ ペダルは 「R (右)」 と 「L (左)」 の区別があるので刻印で確認してください。 ・「R」 は時計回り、 「L」 は時計と反対回りに締め付けてください。 B=15スパナ 注意
2 各部の調整をしましょう 2 3 1 脚アジャスターを調整します 1 ・ 床の固い水平な場所でご使用ください。 ・ 本体がぐらつくときは、本体が水平を保つように後脚2ヶ所のアジャスター を回して調整します。 アジャスター 低く サドル高さを調整します 2 ・ シートポスト調節レバーを上げると、エアーの力でシートポストを上下に動 かすことができます。自分にあった高さでシートポスト調節レバーから手を 離すとシートポストの位置が固定されます。 上げる 参 考 シートポストの調節はサドルに座った状態から行うと、上昇、下降 の調節が容易になります。 シートポスト調節レバー シートポスト ペダルベルトを調整します 3 ・ 本機のペダルベルトは靴の大きさに合わせて調整できます。 10 高く
理想的なトレーニング姿勢 4 ・ 図のような姿勢になるように各部を調整してください。 ・ サドルの高さはペダルが一番下の時、膝が少し曲がる程度に調節します。 本体の移動 ・ 本体を移動するときは、前方からハンドルを押し下げて後部を浮かせ、 キャ スターを使って移動してください。 設置時の注意 ・ 他のトレーニング機器とは1 m 以上間隔を空けて設置してください。 近すぎると混信により正しい脈拍数を表示できない場合があります。 11
3 脈拍(耳たぶ)センサーの使い方 エルゴメーターEC-2300は運動中の脈拍を耳たぶセンサーにより耳たぶから検出します。耳たぶセンサーはデリケートな部品ですので手荒 な扱いは避けてください。 また、脈拍をチェストベルト心拍センサーから検出することもできます。 重 要 チェストベルト心拍センサーを使用する場合は操作ユニットから脈拍(耳たぶ) センサープラグを外してください。 脈拍(耳たぶ) センサーが接続されているとチェストベルト心拍センサーの信号を受信できません。 脈拍(耳たぶ)センサーを取付けます 1 ・ 脈拍(耳たぶ)センサープラグを操作ユニット裏面の脈拍センサージャック に差し込みます。 脈拍センサージャック 脈拍 (耳たぶ) センサープラグ コードの処理をします 2 ・ ハンドルにセンサークリップでコードを挟んで押さえ、コードの長さを調節し センサークリップ 脈拍(耳たぶ) センサー てください。 ・ 耳たぶセンサーを使用しないときはセンサークリップに止めてください。 ハンドル ワイヤーホルダー 脈拍(耳たぶ)センサーの使い方(トレーニング時の注意) 3 ・ 耳たぶセンサ
4 ハンドルグリップセンサーの使い方 エルゴメータ−EC-2300は運動中の脈拍をハンドルグリップセンサーにより左右の手の平から検出します。 重 要 脈拍 (耳たぶ) センサーを操作ユニットに接続したり、オプションのチェストベルト心拍センサーを装着している場合は、ハンドル グリップセンサーによる脈拍の計測はできません。 脈拍計測の優先順位 1. 脈拍(耳たぶ) センサー 2. チェストベルト心拍センサー (オプション:POLARコンパチ) 3.
5 バッテリーについて 本機は電源として12 Vのバッテリーを内蔵しています。ペダルを回すことで本機に電力を供給すると同時にバッテリーを充電します。 工場出荷時には満充電の状態で出荷されますのでお使いになる前に充電の必要はありません。 バッテリーの残量確認 ・ 本体後部の電源ボタンを押します。 ・ 初期画面が表示され、左上にバッテリーの残量が表示されます。 電源ボタン 参 考 バッテリー残量は4段階 (3目盛り) で表示されます。 満充電 残量2/3 残量1/3 残量0 残量が1目盛り以下の時は 「バッテリーを充電してください」 と表 示されます。 ・ 残量が0目盛りの時は下の画面が表示されます。開始ボタンを押すと初期 画面に切り替わります。 初期画面 バッテリーを充電してください! 注意 0目盛りの時はほとんど容量が残っていません。ペダルを回さな いと表示が消える場合があります。充電器で充電してください。 バッテリーが空の時は初期画面は表示されません。 カードを 差し込む 初期画面が表示されない場合は ・ バッテリーが空の状態です。充電器で充電してください。 注意 バッテリーの
6 まず乗ってみましょう 電源を入れ耳たぶセンサーを装着します 1 ・ 本体後部の電源ボタンを押して電源を入れます。 ・ 画面には初期画面が表示され、 カードを差し込むかトレーニングモードを選 択するよう促します。 参 考 ・ 画面に何も表示されないときは前ページ 「バッテリーについて」 をご覧ください。 ・ 電源を入れた直後は液晶画面が見にくい場合があります。 これ は環境温度によるもので、 しばらくすると正常な状態に戻りま す。 カードを 差し込む または ・ 耳たぶに耳たぶセンサーを装着します。寒いときなど耳たぶの血行がよく ないときは少しマッサージしてください。 トレーニング モードを 選択する スタートカード(添付の赤いカード)を差し込みます 2 ・ 梱包に入っている赤いカード(スタートカード)を図のようにカードインレッ トに差し込みます。 カードの表裏を間違うと画面に 「カードエラー」 と表示さ れ、作動しません。図の通りに差し込んでください。 注意 赤いカードをお使いください。 このカードは、すでに運動条件が 書き込まれたデータカードのサンプルカードです。黒いカードは あな
4・ 開始 ボタンを押してスタートします トレーニングのスタート 開始 ボタンを押してください。 ・ 電子音が鳴り、画面はヒルの運動画面に移行します。 ・ 画面にはスタートの文字とともに山の形状が表示されてヒルトレーニング が始まります。 ゆっくりとペダルを回し始めてください。 定ワット コントロール ヒ ル インターバル クイック 切替 開始 ヒル 運動時間 スタート 脈拍数 回転数 :重さ変更 重さ変更 :表示切替 表示切替 ・ この表示は刻一刻と変わるトレーニング中のあなたの状態を表わす画面 です。 画面表示 ヒル 1 4 2 脈拍数 3 回転数 4 :重さ変更 運動時間 :表示切替 :終了 1トレーニングを開始してからの経過時間です。 2 1分間あたりの脈拍数です。 3 1分間あたりのペダル回転数です。 4 脈拍数とペダル重さの推移をグラフ表示します。時間経過に伴ってグラフ上の点滅位置が移動します。10分間経過す ると5分間分左へスクロールします。 このグラフはトレーニング終了後にもスクロールして見ることができます。 16 :終了 終了
5・ 切替 ボタンを押すと表示が変わります ボタンを押すと画面右側の数値表示が、運動時間・脈拍数・ペダル回 転数からペダル重さ・ワット数・消費カロリーに変わります。 ・もう一度押すと数値表示がエネルギーモニタに変わります。 エネルギーモ ニタは本機の電力供給の状態をアニメーションでお知らせします。 切替 B A C エネルギーモニタ 運動時間 ペダル重さ 脈拍数 ワット 回転数 消費カロリー 参 考 ・ ペダルの回転による発電で作動中は同時にバッテリーへ充電 しています。 ・ バッテリーでの作動が長時間続くとバッテリーの残量が低下し ていきます。 ・ エネルギーモニタはトレーニング画面の時しか表示されませ ん。 バッテリー ・もう一度押すとエネルギーモニタは運動時間・脈拍数・ペダル回転数の数 値表示に戻ります。 エネルギーモニタ エネルギーモニタ エネルギーモニタ バッテリー バッテリー 表示の切り替え 定ワット コントロール ヒ ル インターバル クイック 切替 開始 ペダル回転の発電で 作動中 バッテリーで 作動中 ・しばらく乗ってみてください。
節電機能 ・ 電源を入れてからペダルを回さないで2分間経過すると、液晶画面が消灯 して節電状態となります。 ・ 節電画面を解除するには 開始 ボタンを押すかペダルを回してください。 ・ 節電中はトレーニング選択ボタン上部のLEDが点滅します。 ・ 節電画面になってから5分間はデータを保持します。5分を越えるとオートパ ワーオフ機能により電源が切れ、 それまでのデータは消去されます。 節電機能の解除 定ワット コントロール ヒ ル インターバル クイック 切替 開始 今お試しいただいたのはエルゴメーターEC-2300の機能の一部です。他にどんな機能があるのか次にご説明しましょう。 終了ボタンの操作 終了ボタンの働き トレーニング中 終了 または 設定時間経過 クールダウン 終了 または 5分経過 トレーニング結果確認画面 新たなプログラムへ 終了 初期画面 終了 2秒間長押し 電源オフ 18 または 5分放置 で画面スクロール
7 6種類のプログラムがあります 体力テスト(全身持久力のテスト) ・ 10分間の間にペダル重さが3段階に変化し、 それに応じて脈拍数が変化する様子から、全身 持久力の指標とされるエアロビックパワー:最大酸素摂取量 (MOU,VO2maxとも言います) を推定します。 この数値が大きいほど全身持久力があるとされます。 ・ この最大酸素摂取量の数値を、同性・同年配と相対的に比較し1から5の体力レベルとして 評価します。 ・ これらの推定結果から、 ご自分に相応しいトレーニングの方法・強さを決め、 より一層効果的 なトレーニングができます。 トレーニングの選択方法についてはオペレーション編26∼27 ページ 「体力レベルとトレーニング指標」 をご覧ください。 ペダル重さ HRコントロールトレーニング(脈拍数一定のトレーニング) ・トレーニングの目標を脈拍数でセットすると、エルゴメーターがあなたの脈拍数をその目標 に保つようにペダル重さを自動的に増減させる、 もっとも基本的・理想的なエアロビック (有 酸素) トレーニングです。 ・トレーニングを積むにしたがい、同じ脈拍数でより楽にトレーニングができるように
インターバルトレーニング(運動+休息の本格派向けトレーニング) ・ 運動と休息を交互に繰り返すインターバルトレーニングは、運動と休息の時間の配分やそ の強さによって強化をねらう本格派向けのプログラムです。 ・ エルゴメーターEC-2300では3種類のパターンを用意し、 それぞれダッシュ力・スピード・スタ ミナの強化をねらっています。 パターン1: ダッシュ力養成(スプリントパワー) 15秒間運動45秒間休息 パターン2: スピード養成(無酸素パワー) 30秒間運動60秒間休息 パターン3: スタミナ養成(有酸素パワー) 60秒間運動30秒間休息 ・ これらのパターンからひとつを選び運動時のペダル重さ (トルク:N・m) でトレーニングの強 さを調整します。 ・ 運動時はペダルを一気に早く回し、休息時にゆっくり回します。 また、パターン3:スタミナ (有 酸素パワー) 養成を選んだときはトレーニング中の脈拍数が最高心拍数の60∼80%を保つ ようにします。 (24∼25ページ図参照) クイックスタート(ペダル重さを決めるトレーニング) ・ ペダル重さ (トルク、N・mで示されます) を指定する、固
8 データカードがなくても使えます 最初にお使いいただいた赤いカードはトレーニングの内容を指定するためのものですが、 カードがなくても同じことをボタンを使って行なうこ とができます。 電源を入れます 1 ・ 本体後部の電源ボタンを押し、電源を入れます。 ・ 画面には初期画面が表示され、 カードを入れるかトレーニングモードを選択 するよう促します。 参 考 画面に何も表示されないときは14ページ 「バッテリーについて」 を ご覧ください。 トレーニングプログラムを選びます 2 ・ 耳たぶセンサーを装着し、6つのトレーニング選択ボタンから好みのプログ ラムを選択します。 ・ 6つのトレーニング選択ボタンは左から下記の順で並んでいます。 1 体力テスト 2 HRコントロールトレーニング 3 定ワットコントロールトレーニング 4 ヒルトレーニング 5 インターバルトレーニング 6 クイックスタートトレーニング ・ 今回はHRコントロールトレーニングを選びましょう。 HR ・トレーニング選択ボタンの コントロール を押してプログラムを決定します。 トレーニング条件をセットします 3 ・ 画面に従いトレ
トレーニングを開始します 4 ・トレーニング条件の設定が終わったら、 ボタンを押してトレーニングを 始めます。画面に 「ウォームアップスタート」 と表示されてHRコントロールト レーニングが始まります。ペダルをゆっくりと回し始めてください。 HRコントロール トレーニングのスタート 運動時間 ウォームアップ スタート 開始 ヒ ル インターバル クイック 切替 開始 回転数 参 考 ウォームアップをスキップしてすぐにHRコントロールトレーニング に入る場合は 開始 ボタンを押します。 ・ ウォームアップ中でもウォームアップ終了後でも任意にペダル重さを変更 することができます。ペダル重さを変更するには ボタンを押してくだ さい。 ・しばらくすると測定値と目標値との差が±3 bpm以内になるよう、ペダル重 さが15秒または30秒ごとに±1 N・mずつ自動調節されます。 ・ 運動中に 切替 ボタンを押すと、運動時間・脈拍数・ペダル回転数/ペダル 重さ・ワット数・消費カロリー/エネルギーモニタを切替表示できます。 グラ フ上部には、脈拍数の推移、 グラフ下部にはペダル重さの推移が表示さ
OPERATION オペレーション編 1 トレーニングのねらい ......................................... 24 2 体力レベルとトレーニングの指標 ......................... 26 3 体力テスト ......................................................... 28 4 体力テスト (2)................................................... 30 5 HRコントロールトレーニング ............................. 32 6 定ワットコントロールトレーニング ...................... 34 7 ヒルトレーニング ............................................... 36 8 インターバルトレーニング ................................... 38 9 クイックスタート .............
1 トレーニングのねらい トレーニングのねらい ・ 階段を昇ったり、急いで歩いたりしたときに息切れを感じることはありませんか。歩いたり 走ったり、寝ているときでさえ、人間の体は酸素を取り入れエネルギーを作っています。肺 から取り入れた酸素を心臓ポンプで血液を通じて全身に送り届けること、難しく言うと心 臓循環器系の働き:エアロビックパワー、 この基本的な働きが不足すると息切れを感じ たり体の不調の元となります。 ・ そこで、現代人が普段余り使わなくなったこの心臓ポンプを週に何回かほんの少し余分 に動かし、心臓循環器系に酸素の供給を盛んにする 「ハートのスポーツ」 (有酸素運動) を行なうこと、 これにより全身持久力やスタミナとも言われる心肺循環器系の働き:エア ロビックパワーを高めること、 エルゴメーターはこれらをトレーニングのねらいとしていま す。 脈拍数(拍/分) 200 180 85% 特別トレーニングを積ん だ方の目標脈拍数範囲 80% 160 70% トレーニングプラン ・「ハートのスポーツ」 を効果的に行ないエアロビックパワーを高めるには、年齢や体力に 応じた強さで行なうことが必要
用語の解説 最高心拍数 運動するとその強さに応じて心拍数は上昇しますが、 それには限界があり、 その人の 耐えられる最高の心拍数を最高心拍数と言います。最高心拍数は一般に年を取ると 共に低下しますが、 この低下率には個人差があり、 その差の原因は主として運動を行 なっているかどうかによります。運動を続けていると低下率は小さくなります。 心拍数と脈拍数の違い 最高 脈拍 数( 204− 0.
2 体力レベルとトレーニングの指標 HRコントロールトレーニング ・ このプログラムでは運動の強さを目標脈拍数 (1分間あたりの脈拍数:拍/ 分) でセットします。 あなたの年齢と1から5で示される体力レベル値、 これら により表から目標脈拍数を選んでください。 ・もしこの目標で苦しいようでしたら10拍/分下げてください。最初から無理を することはありません。何よりも続けることが肝心です。 ・ 表は運動の経験のあまりない方でも使えるように考慮してあり、経験を積 まれた方には少し弱いかもしれません。自信ある方は24∼25ページの図の ターゲットゾーンを参考に、 ご自分の目標を10拍/分単位で上げてみてくだ さい。 ・1回あたりの運動時間は最低15分間、 できれば20∼30分間行なってくださ い。 ・ 肥満対策 (カロリー燃焼) を目的とする場合は、目標脈拍数を低めにテレビ でも見ながら楽にできる強さで、 そのかわり時間を長く30分以上行なって ください。 HRコントロール 運動時間 消費カロリー 終 了 :スクロール 体力レベル :終了 (PFL) 20∼ 30才代 40∼ 50才代 1
インターバルトレーニング インターバル ・ このプログラムでは、 トレーニングで養成しようとするパワーにより3種類のパ ターンからひとつを選びます。運動の強さはトレーニング中にペダル重さを 運動時間 ボタンで上下させて調節してください。 ・ このプログラムはトレーニング経験を積まれた本格派の方向けです。表の指標 消費カロリー 終 了 はあくまで参考にとどめて、 ご自分の体力・目的に合わせてセットしてください。 ・1回あたりの運動時間は最低15分間、できれば20∼30分間行なってください。 3分間のウォームアップ時間がありますので、 「実際のトレーニング時間+3分」 を運動時間にセットしてください。 ・ 体力と目的によっては、年齢から計算される上限脈拍数を越えてトレーニングさ れる方もいるかもしれません。 その場合は充分気を付けてトレーニングしてくださ :スクロール :終了 い。 ・ パターン3:スタミナ (有酸素パワー) 養成パターンを選んだときは、 トレーニング 中の脈拍数が24∼25ページのターゲットゾーンの60∼80%の範囲に入ってい るようにしてください。 パターン 1 パターン
3 体力テスト 体力テストプログラムを選択します 1 ・ 耳たぶセンサーを装着し、トレーニング選択ボタンの トレーニングプログラムの選択 体力テスト を押し、 プログ ラムを選択します。 注意 初期画面でバッテリー残量が1目盛り以下の時は体力テストは選 択できません。充電器でバッテリーを充電し、2目盛り以上になっ てから選択してください。 定ワット コントロール HR コントロール 体力テスト ヒ ル 終了 参 考 電源を入れてからペダルを回さないで2分間経過すると、節電機能 が働き画面が消えます。開始 ボタンを押すかペダルを回転させると 画面が点灯します。 条件を入力します 2 ・ 年齢、体重、性別の順に条件を入力します。何も入力しない初期表示は次 年齢を入力して下さい 定ワット コントロール のようになります。 年齢 体重 性別 数字の増減 体力テスト ヒ ル 才 初期値 40 才 60 kg 男性 設定範囲 10∼99才 30∼130 kg :+/- :次へ 次へ 体重を入力して下さい 入力項目の移動 体力テスト 参 考 年齢を入力すると、
・ 体力テスト ボタンを押すと、表示数値が切り替わり、ペダル重さ・ワット数・消費カ ロリー値を確認できます。 もう一度押すとエネルギーモニタに切り替わり、 再度押すと始めの運動時間・脈拍数・ペダル回転数の数値表示に戻りま す。 切替 運動時間 脈拍数 参 考 エネルギーモニタはトレーニング画面の時しか表示されません。 回転数 注意 ・ ペダルの回転が5秒間ない場合、体力テストの計測ができなく なり、 「中断・計測不能」 の文字が点滅表示され、体力テストが終 了します。 ・ 脈拍数が上限脈拍数を超えると、 「緊急停止」の文字が点滅表 示され、体力テストは強制終了します。 参 考 ・ 画面は最大10分間のデータを表示します。10分を越えた時点で 運動経緯グラフが5分間分左へスクロールします。 ・ ペダル回転数が40 rpmより低くなると 「ペダル回転数を上げてく ださい」 と表示されます。 :表示切替 表示切替 :終了 終了 表示の切り替え 定ワット コントロール ヒ ル インターバル クイック 切替 開始 エネルギーモニタ 運動時間 ペダル重さ 脈拍数 ワット 回転
4 体力テスト(2) 体力レベル:PFL ・ 1から5の5段階の体力レベル評価は、 「体力テストプログラム」 により推定された最大酸素摂 取量 (MOU) の値を、同年代・同性の人の値 (体力レベル評価表) と比較した相対評価です。 ・ エルゴメーターEC-2300には下記の体力レベル評価表が記憶されています。 [日本人男性] (ml/kg·min) 60 54 54 48 48 最大酸素摂取量(MOU) による 体力レベル評価 5: 非常に良い 4: 良い 3: 平均的 2: まあまあ 1: 劣る ※池上春夫著「運動処方 理論 と実際」 より [日本人女性] (ml/kg·min) 0 最 大 酸 素 摂 取 量 42 42 最 大 36 酸 30 素 摂 24 取 量 18 36 30 24 18 12 12 6 6 0 (年齢) 20才代 30才代 40才代 50才代 0 60才以上 (年齢) 20才代 30才代 40才代 最大酸素摂取量:MOU ・ 全身持久力の指標として広く用いられており、運動能力の限界においてどれだけの酸素を 摂取できるかを示しま
テスト・プロトコル ・ エルゴメーターEC-2300の体力テストは、前段階の脈拍数によって次段階のペダル重さの 値が決まります。つまり、体力テスト中のあなたの脈拍数の変化によってペダル重さは下図 のいずれかの経路を取ります。 ・ 図の分岐を示す脈拍数は20才の場合で、年齢が20才以上の場合は下記の計算式による年 齢補正係数(K)を乗じた値となります。 204−0.69×年齢 K= 204−0.69×20 ・ ただし年齢が60才以上の場合、年齢補正係数(K)は60才として計算します。 男 性 脈拍数≧135 脈拍数≧110 1.2 kg 120≦脈拍数<135 脈拍数<120 脈拍数≧135 1.0 kg 1.8 kg 90≦脈拍数<110 120≦脈拍数<135 脈拍数<120 脈拍数≧135 2.5 kg 脈拍数<90 120≦脈拍数<135 脈拍数<120 女 性 0.8 kg 脈拍数≧123 脈拍数≧115 脈拍数<123 0.5 kg 1.0 kg 脈拍数≧123 95≦脈拍数<115 脈拍数<123 1.
5 HRコントロールトレーニング HRコントロールトレーニングプログラムを選択します 1 ・ 耳たぶセンサーを装着し、トレーニング選択ボタンの HR コントロール トレーニングプログラムの選択 を押しプログ ラムを選択します。 参 考 電源を入れてからペダルを回さないで2分間経過すると、節電機能 が働き画面が消えます。開始 ボタンを押すかペダルを回転させると 画面が点灯します。 条件を入力します 2 ・ 年齢、目標脈拍数、運動時間の順で条件を入力します。何も入力しない初 期表示は、次のようになります。 初期値 年齢 40 才 目標脈拍数 123拍/分 運動時間 20 分 ル 年齢を入力して下さい 数字の増減 HRコントロール 定ワット コントロール ヒ ル 才 設定範囲 10∼99 才 75∼168拍/分 0∼99 分 ・ まず年齢を入力します。 ボタンを押すと数字を増減でき、1秒以上長 押しすると、早送りになります。 ・ 切替 ボタンを押すと、目標脈拍数、運動時間の順に入力画面が切り替わり ます。 参 考 目標脈拍数の初期値は、入力した年齢で決まります。 ボタン に
目標脈拍数を維持してトレーニングします HRコントロール 5 ・ウォームアップが終了すると測定値と目標値との差が±3 bpmになるよう、 運動時間 ペダル重さを15秒毎に±1 N・mずつ自動調節しますので、目標の脈拍数 を維持したトレーニングが可能になります。 ・ ボタンでペダル重さの調節ができます。 切替 ・ ボタンを押すと、表示数値が切リ替わります。 もう一度押すとエネル ギーモニタに切り替わり、再度押すと始めの運動時間・脈拍数・ペダル回 転数の数値表示に戻ります。 脈拍数 回転数 参 考 エネルギーモニタはトレーニング画面の時しか表示されません。 注意 脈拍数が上限脈拍数を超えると、 「緊急停止」 の文字を点滅表示 し、 トレーニングが強制終了になりペダル重さが最低になります。 参 考 ・ ペダルの回転が5秒間ない場合、中断画面となります。 その時は 時間経過が止まり、 「中断中」 の文字が点滅表示されます。ペダ ルを回し始めると復帰します。 ・ 画面は最大10分間のデータを表示します。10分を越えた時点で 運動経緯グラフが5分間分左へスクロールします。 ・ ペダル回転数が40 rpmよ
6 定ワットコントロールトレーニング 定ワットコントロールトレーニングプログラムを選択します 1 ・ 耳たぶセンサーを装着し、トレーニング選択ボタンの 定ワット コントロール トレーニングプログラムの選択 を押しプログ 2 ・ ワット数、年齢、運動時間の順で条件を入力します。何も入力しない初期表 示は、次のようになります。 初期値 ワット数 50 ワット 年齢 40 才 運動時間 20 分 設定ワット数を入力して下さい 定ワットコントロール ル 数字の増減 定ワット コントロール ヒ ル ワット 設定範囲 25∼200 ワット 10∼99 才 0∼99 分 :+/- 開始 :開始 :次へ 次へ 年齢を入力して下さい 入力項目の移動 定ワットコントロール 参考 ・ ヒ 終了 参 考 電源を入れてからペダルを回さないで2分間経過すると、節電機能 が働き画面が消えます。開始 ボタンを押すかペダルを回転させると 画面が点灯します。 条件を入力します 定ワット コントロール HR コントロール 体力テスト ラムを選択します。 ボタンを押すと初期値の条件ですぐに
定ワットコントロール 設定ワット数を維持してトレーニングします 5 ・ウォームアップが終了すると設定ワット数になるよう、ペダル回転数に応じ 運動時間 てペダル重さを自動調節しますので、 ワット数を維持したトレーニングが可 能になります。 ・ ボタンで設定ワット数の調節ができます。 ・ 切替 ボタンを押すと、表示数値が切リ替わります。 もう一度押すとエネル ギーモニタに切り替わり、再度押すと始めの運動時間・脈拍数・ペダル回 転数の数値表示に戻ります。 脈拍数 回転数 参 考 エネルギーモニタはトレーニング画面の時しか表示されません。 :ワット数変更 注意 脈拍数が上限脈拍数を超えると、 「緊急停止」 の文字を点滅表示 し、 トレーニングが強制終了になりペダル重さが最低になります。 参 考 ・ ペダルの回転が5秒間ない場合、中断画面となります。 その時は 時間経過が止まり、 「中断中」 の文字が点滅表示されます。ペダ ルを回し始めると復帰します。 ・ 画面は最大10分間のデータを表示します。10分を越えた時点で 運動経緯グラフが5分間分左へスクロールします。 ・ ペダル回転数が40 rpmより低
7 1 ヒルトレーニング ヒルトレーニングプログラムを選択します ・ 耳たぶセンサーを装着し、 トレーニング選択ボタンの ラムを選択します。 トレーニングプログラムの選択 ヒ ル を押しプログ HR コントロール 定ワット コントロール ヒ ル インターバル 切替 参 考 電源を入れてからペダルを回さないで2分間経過すると、節電機能 が働き画面が消えます。開始 ボタンを押すかペダルを回転させると 画面が点灯します。 2 条件を入力します ・ 運動パターン、年齢、運動時間の順で条件を入力します。何も入力しない 初期表示は、次のようになります。 初期値 設定範囲 運動パターン 1 1∼3 年齢 40 才 10∼99 才 運動時間 20 分 0∼99 分 参考 ・ ボタンを押すと初期値の条件ですぐに運動を始めること ができます。 ・ 年齢を入力すると、自動的に上限脈拍数が設定され、画面の グラフ上部に表示されます。 運動パターン パターン1:ロッキー パターンを選択して下さい ヒル パターン2:カスケード パターン :+/- パターン3:ピレネー 開始 :開始 :次へ 次へ
5 トレーニングを続けます ヒル 運動時間 ・ パターンに応じて自動的にペダル重さが変化します。 ・ 山形状は、15分で1セットになっています。15分を過ぎると同じ山形状が現 れて繰り返されます。 ・ ボタンでペダル重さを変更できます。最大の山頂部:40 N・mから最 低の谷部:5 N・mの範囲でペダル重さを変更でき、運動パターンの形状 を維持したまま増減します。 脈拍数 回転数 参 考 ペダル重さを変更した場合、パターン全体が変動しますが、すで に運動した過去経緯は変わりません。 ・ ボタンを押すと、表示画面が切り替わります。 もう一度押すとエネル ギーモニタに切り替わり、再度押すと始めの運動時間・脈拍数・ペダル回 転数の数値表示に戻ります。 :重さ変更 切替 参 考 エネルギーモニタはトレーニング画面の時しか表示されません。 :表示切替 :終了 表示の切り替え 定ワット コントロール ヒ ル インターバル クイック 切替 開始 注意 脈拍数が上限脈拍数を超えると、 「緊急停止」 の文字が点滅表示 し、 トレーニングが強制終了になりペダル重さが最低になります。 参 考
8 インターバルトレーニング インターバルトレーニングプログラムを選択します 1 ・ 耳たぶセンサーを装着し、トレーニング選択ボタンの インターバル を押しプログ ラムを選択します。 トレーニングプログラムの選択 定ワット コントロール ヒ ル インターバル クイック 切替 開始 参 考 電源を入れてからペダルを回さないで2分間経過すると、節電機能 が働き画面が消えます。開始 ボタンを押すかペダルを回転させると 画面が点灯します。 運動パターン 条件を入力します 2 ・ 運動パターン、年齢、運動時間の順で条件を入力します。何も入力しない 初期表示は、次のようになります。 初期値 運動パターン 1 年齢 40 才 運動時間 20 分 参考 ・ パターン1:ダッシュ力養成 15秒間運動 45秒間休息 パターンを選択して下さい インターバル 設定範囲 1∼3 10∼99 才 0∼99 分 ボタンを押すと初期値の条件ですぐに運動を始めること ができます。 ・ 年齢を入力すると、自動的に上限脈拍数が設定され、画面の グラフ上部に表示されます。 パターン パターン2:スピード
インターバル 「運動」「休息」を繰り返しトレーニングを続けます 5 ・ ペダル重さが運動パターンに応じて周期的に変化します。 運動時間 ・「運動」 の時は早く、 「休息」 の時はゆっくりとペダルを回してください。 ・ ボタンでペダル重さを変更できます。最大の 「運動」 時:40 N・mから 最低の「休息」時:5 N・mの範囲でペダル重さを変更でき、運動パターン の形状を維持して増減します。 脈拍数 回転数 参 考 ペダル重さを変更した場合、パターン全体が変動しますが、運動 した過去経緯は変わりません。 ・ ボタンを押すと、表示数値が切リ替わります。 もう一度押すとエネル ギーモニタに切り替わり、再度押すと始めの運動時間・脈拍数・ペダル回 転数の数値表示に戻ります。 切替 参 考 エネルギーモニタはトレーニング画面の時しか表示されません。 :重さ変更 :表示切替 表示の切り替え 定ワット コントロール ヒ ル 注意 脈拍数が上限脈拍数を超えると、 「緊急停止」 の文字を点滅表示 し、 トレーニングが強制終了になりペダル重さが最低になります。 参 考 ・ ペダルの回転が5秒間ない場合
9 クイックスタート クイックスタートプログラムを選択します 1 ・ 耳たぶセンサーを装着し、トレーニング選択ボタンの クイック を押すとク イックスタートプログラムが開始します。 ・ 電子音が鳴り、 トレーニングを開始します。 トレーニングプログラムの選択 定ワット コントロール ヒ ル 参 考 ・ クイックスタートには条件設定はありません。 また上限脈拍数は 160拍/分で固定されます。 ・ 電源を入れてからペダルを回さないで2分間経過すると、節電機 能が働き画面が消えます。開始 ボタンを押すかペダルを回転さ せると画面が点灯します。 インターバル クイック 切替 開始 ウォームアップを始めます クイック 運動時間 ・ 画面に 「ウォームアップ」 と表示されます。ペダルをゆっくり回し始めてくだ さい。 ・ ウォームアップから3分間でペダル重さが10 N・mになるように自動的に変 化します。 ウォームアップ スタート 脈拍数 :ウォームアップ スキップ 参 考 ウォームアップ中、開始 ボタンを押した場合、 または−+ボタンでペ ダル重さを10 N・m以上に変更した場
トレーニングを終了します 3 ・ やめたい時に ボタンを押すとトレーニングが終了し5分間のクールダ ウンに入ります。ペダル重さは最低の5 N・mまで下がります。 ・ クールダウンを行なう場合は、 そのまま続けてください。画面にはクールダ ウンの残り時間と脈拍数等が表示され消費カロリーは累積されます。 ・ 5分経過、 または 終了 ボタンを押すとクールダウンが終わり、 トレーニング 終了となります。画面は終了時点の運動経緯を表示します。 トレーニングの終了 終了 体力テスト HR コントロール 定ワット コントロール ヒ ル 終了 クイック 注意 クールダウン画面や終了画面から運動画面に戻ることはできま せん。 ・ 運動経緯グラフは のこり ボタンで自由にスクロールして見ることができま クールダウン す。 脈拍数 回転数 :表示切替 プログラムを終了します 4・ 終了 :終了 プログラムの終了 ボタンを押すと、初期画面に戻ります。 参 考 ・ 本機はオートパワーオフ機能により5分間放置すると自動的に 電源が切れます。 ・ 初期画面の時に 体力テスト HR
10 データカードの作り方 このデータカードに運動条件を記録しておくと、操作ユニットのカードインレットに差 し込むだけでその条件がセットでき、 わずらわしいボタン操作の必要がありません。 カードを差し込み 開始 ボタンを押すだけでプログラムを始めることができます。 このデータカードに条件を記録するためには、 カード裏面の所定の位置の銀色の 部分をコインなどで削り取り、 その位置を操作ユニット内の光センサーが感知でき るようにします。 さあ自分自身のデータカードを作ってみましょう。 プ ロ グ ラ ム 注意 データカードは一つの運動条件ごとに一枚必要です。複数の条件を記 録することはできません。 メモスペース トレーニング目標 運動パターン 年齢 運動時間 U N A M CO L IL H IN L V T T IN NS O C U A TO T A S E T B C D E D R A C A I T H A G D F AUTO CONST HILL INTVL A 3 2 AUTO R ・ HRコントロールトレーニング: ・ 定ワット
INTVL 5 ・ 「G」「H」「I」欄はトレーニング目標値を指定します。 4 CONST C トレーニング目標値を指定します 2 R 1)HRコントロールトレーニング 目標脈拍数を指定し、「G」欄は100の桁、「H」欄は10の桁、「I」欄は1の 桁をそれぞれ指定します 2)定ワットコントロールトレーニング 目標ワット数を指定し、「G」欄は100の桁、「H」欄は10の桁、「I」欄は1の 桁をそれぞれ指定します 3)ヒルトレーニング 「G」「H」「I」欄は使用しません。 4)インターバルトレーニング 「G」「H」「I」欄は使用しません。 A 3 AUTO D 1 TEST 0 A B C D E F G H I トレーニング目標値(3桁) 参 考 体力テストのカードを作るとき 「D」「E」「F」欄は体重を指定し、 それぞれ100の桁、10の桁、 1の桁 を指定するのに用います。「G」欄は性別を指定し「0」は女性、「1」は 男性となります。 データカード作成見本 9 MANU 9 MANU 8 8 7 HILL 7 HILL 6 6 I
REFERENCE リファレンス編 1 チェストベルト心拍センサーも使えます ...................... 46 2 トラブルと処理......................................................... 48 3 知っておくと便利な機能 ............................................ 49 4 日頃のお手入れ/ 保証修理サービス/別売部品 ..................................... 50 5 製品仕様 ..................................................................
1 チェストベルト心拍センサーも使えます 無線式チェストベルト心拍センサーも使えます EC-2300は耳たぶセンサーに替わりオプションの無線式チェストベルト心拍センサーで心拍を計測する ことができます。 耳たぶセンサーでの脈拍検出が困難な方でも正確な心拍数の計測を行なうことができます。 操作ユニットに心拍センサーの受信機が内蔵されており、 チェストベルト心拍センサーを追加するだけで 無線計測が可能となります。 重 要 チェストベルト心拍センサーを使用する場合は操作ユニットから脈拍 (耳たぶ) センサープラグ を外してください。脈拍(耳たぶ) センサーが接続されているとチェストベルト心拍センサーの 信号を受信できません。 チェストベルト心拍センサーとは 無線式チェストベルト心拍センサーは、病院で使われる心電計の理論を応用し簡素化、小型化したもので す。心電計では数個の電極を身体に貼り付け、 その電位差により心電計測を行ないますが、 チェストベル ト心拍センサーはベルトに内蔵された2個の電極を身体に当てることで電位差を感知し、 より簡単に心臓 の鼓動を検出します。 またこれを電波によりコントロールユニット
チェストベルト心拍センサーのメンテナンス 警告 取り出した電池は、幼児の手の届かないところに置き、正しく処理してください。万一飲み込んだときは、すぐに医者と相 談してください。 電池の交換 参考電池寿命:約2年 (1日1時間身体に装着した場合) ※ 電池寿命はあくまで目安であり、使用状況によって著しく違う場合もあ ります。 注意 ・ チェストベルト心拍センサーは、身体に装着すると電源を消費し ます。心拍計測を行わないときは、外すように心がけましょう。 バッテリーカバー リチウム電池 CR2032 ・ 防水性能を維持するためにはバッテリーカバーのパッキングが 重要です。閉める時に正しくはまっているか確認してください。 チェストベルト心拍センサーにはあらかじめモニター用電池が装着済みです。 電池の寿命がきたら次の手順で交換します。 1. チェストベルト心拍センサー裏面にあるバッテリーカバーをコインなどで外 します。 2. 新しいリチウム電池 (CR2032) と交換します。図のように+側が見えるよ うにいれます。 3.
2 トラブルと処理 トラブルと処理 次の場合は故障ではありません。修理を依頼される前に一度ご確認ください。 トラブル 画面が消えたまま反応しない。 チェック項目 トレーニング選択ボタンのLEDが点滅していま せんか? 電源は入っていますか? バッテリーは充電されていますか? 対 策 節電画面になっています。開始ボタンを押すかペダルを回し てください。 電源ボタンを押し電源を入れてください。 (14ページ参照) バッテリーを充電してください。 (14ページ参照) 液晶画面が見にくい。 室内温度が低くありませんか? 室温が低いと電源を入れた直後は見にくい場合があります。 しばらくすると正常に戻ります。 充電できない。 充電器が破損していませんか? 充電器内の回路やコードが破損した場合、充電器(部品 No.
トラブル チェック項目 運動中ペダルを回すたびにカタカ タ音がする。 ペダルの締め付けが不十分だと異音を生じるこ とがあります。 ペダルをクランクにしっかりと締め付けます。 チェストベルト心拍センサー使用時 に、操作ユニットの脈拍数表示が ゼロのままである。 脈拍 (耳たぶ) センサーのプラグが操作ユニット に接続されていませんか? 脈拍 (耳たぶ) センサーを接続したときはチェストベルトセン サーの信号を受信しません。操作ユニットから脈拍 (耳たぶ) センサープラグを外してください。 チェストベルトの装着位置は正しいですか? 電極部分が身体に密着するようにしてください。 空気が乾燥していませんか? (特に冬場) チェストベルトの電極部分を少し濡らしてください。 電池が消耗していませんか? 3 装着の手順に従い、正しい位置に装着してください。 (46ページ参照) ベルトの装着がゆるすぎませんか? 電極ベルトが長期間の使用で劣化損傷してい ませんか? チェストベルト心拍センサー使用時 に、操作ユニットの脈拍数表示が ゼロになったり計測されたりする。 対 策 チェストベルトの
4 日頃のお手入れ/保証修理サービス/別売部品 日頃のお手入れ 末永くご愛用いただくために、次のことをお守りください。 注意 ・ 使用しないときは電源スイッチをオフにしてください。 ・ 汚れたときは中性洗剤を含んだ布で拭いた後、乾いた布でよくカラ拭きしてください。 本体をシンナー、ケロシン、ガソリン、アルコールなどの有機溶剤で拭かないでくださ い。 ・ 故障した場合は、弊社またはお買い上げになった販売店にご相談ください。 バッテリーの寿命 ・ バッテリーには寿命があり通常の使用状態でも徐々に性能が劣化し約2年程度で交換が必要に なります。 ・ 本機には過充電・過放電防止回路が組込まれており、バッテリーが空の状態でもバッテリーを最 適のコンディションに維持する設計になっていますが、自然放電により徐々に容量が減っていき ます。 このため長期間使用しない状況でバッテリーが空の状態が長く続くとバッテリーの性能は早 く劣化してしまいます。 ・ 長期間使用しない場合でもバッテリーの性能を維持するために6ヶ月に1度は充電を行ってくださ い。 ・ 本機は通常の使用状態で満充電からバッテリーが空になることはありません。
5 製品仕様 項目 電源 消費電力 負荷方式 増速機構 制御方式 表示方式 表示機能 データ入力方式 脈拍測定方式 運動プログラム アラーム機能 ブザー音 使用体重制限 寸法/重量 Copyright© 2004 Cateye Co., Ltd. Printed in Japan ECMJ23-040720-1 仕様 DC12 V (内蔵バッテリー:6v-4000 mA×2・内部発電方式)専用充電器付属(家庭用電源AC100 V) 最大約20 W 渦電流方式 タイミングベルトによる2段増速 16ビットマイクロコンピュータによる制御 バックライト付フルドット液晶表示(320×240ドット) 機能 有効表示範囲 脈拍数 折れ線グラフ表示 40∼200 bpm 数値表示 0(50)∼200 bpm ペダル回転数 数値表示 20∼199 rpm 運動時間 数値表示 0分00秒∼99分59秒 消費カロリー 数値表示 0∼999 kcal (推定計算値) ペダル重さ 棒グラフ表示 (現時点点滅) 0∼40 N・m(0∼4.0 kg・m) 数値表示 5∼40 N・m(0.5∼4.
〒546-0041 PHONE: FAX: 066660130 (J) 大阪市東住吉区桑津2丁目8番25号 (06) 6719-2638 (06) 6719-2362