キャットアイエルゴサイザー 取扱説明書 ® EC-3200 EC-32OO ®
目次 はじめに 安全にお使いいただくために 3 各部の名称 2 組み立てから始めましょう 4 操作ユニットの取付け/脈拍センサーの使い方 6 まず乗ってみましょう 8 押しボタン/負荷シフトレバーの 使い方を覚えましょう 10 データを入力しましょう 12 トレーニングを始めましょう 14 トレーニングのねらい/トレーニングプラン/ 用語の解説 保守/トラブルの処理/保証修理サービス/仕様 16 18
各部の名称 このページを開き対照しながら他のページを見てください。 EC-3200 ペダル重さ 液晶パネル 表示データ 1 2 3 4 5 6 7 8 脈 拍 数 脈 拍 数 表示データ ペダル回転数 走 行 速 度 表示されている数字の内容を 表します。 運 動 時 間 走 行 距 離 運 動 強 度 消費カロリー 負荷シフトレバー位置 操 作 手 順 1. 脈拍(耳タブ)センサーを装着します。 5. 3,4を繰り返し目標値を入力します。 2. ボタンを押して初期表示画面にします。 6. ボタンを押してトレーニングを開始します。 3. ボタンを押し年令を点滅させます。 7. シフトレバーを好みの位置に変えます。 4.
脈拍センサープラグ 操作ユニット 脈拍(耳タブ)センサー 脈拍センサー コードホルダー センサークリップ 操作ユニット取付部 ハンドル ハンドルレバー プラグ ケーブルホルダー 耳タブセンサー ハンドルポスト サドル 負荷シフトレバー 8段階にペダルの重さ を変えられます。 シートポスト ハンドルポスト固定ネジ シートポストノブ ケーブル ケーブルコネクター ペダル クランク キャスターパイプ レベラーパイプ 3
はじめに このたびは、キャットアイ・エルゴサイザーEC-3200をお買い上げい ただき、誠にありがとうございます。このエルゴサイザーは、日常生 活において人の健康の基礎となる全身持久力の維持、増進を目的と して心肺、循環器系の機能を高めるためのハートスポーツ(エアロ ビック運動:有酸素運動) を室内で手軽にできるように設計されたコ ンピュータ内蔵のエクササイザーです。 ハートのスポーツを効果的に行うには、あなたの年齢や体力目的に 応じて目標とする脈拍数を定め、運動中の脈拍数がその目標に合う ように持続的に運動することが重要です。 このエルゴサイザーをご使用いただき、あなたの健康をより効果的 に維持・増進していくために、ご使用の前にこの説明書をよくお読み ください。なお、この説明書は保証書と共に大切に保管してくださ い。 安全にお使いいただくために 安全にお使いいただくために、次のことを必ずお守りください。 1)心臓病(狭心症、心筋硬塞など) 、高血圧症、糖尿病、呼吸器疾患 (ぜんそく、慢性気管支炎、肺気腫など) 、変形性関節症、 リュウマ チ、痛風、妊娠中の方、その他病気や障害のある方はトレーニング を始め
組み立てから始めましょう 次の手順に従って組み立ててください。同時に調整方法も覚えておきましょ ※組立には付属工具の他に+ドライバーが必要です。ご用意ください。 1 1.脚パイプの取付け キャスターパイプ (前) 図1 ・ キャスター・レベラーパイプに2本づつ付いてい るネジを外します。 ・ キャスターパイプを(図1)のように本体前部へ はめこみ、外したネジでしっかり締め付け固定し てください。 ・ 同様にレベラーパイプを (図2)のように本体後 部へはめこみ、固定してください。 注意 各パイプはTOPシールが上になるように 取付けてください。 TOPシール (後) レベラーパイプ 調整 本体と床とのがたつきは、レベラーパイプ 両端のレベルアジャスターを回転させて調 節してください。 *指示線のはいった面を 上にするとキャスターと同じ高さになりま す。 指示線 7 8 6 レベルアジャスター 2 1 3 5 4 図2 2.
ょう。 4.サドルの取付け ・ シートポストを少し引き上げます。 ・ サドルを図6のようにシートポストの先端に 差し込みます。 ・ サドルが水平になるように調節し、付属のス パナのNo.13側を使って、両側より両手で しっかり締め付けてください。 4 ナット No.13スパナ 図6 5.ペダルの取付け ・ ペダルを図7のようにクランクに、付属のス パナのNo.15側を使ってしっかり締め付けま す。 ・ ペダルは「R」 「L」の区別があるので刻印で 確認してください。 ・「R」は時計回り、 「L」は時計と反対回りに締 め付けてください。 (図8) 5 シートポスト No.15スパナ クランク 図7 (左側)L 前 図8 6.
操作ユニットの取付け/脈拍センサ 次の手順にしたがって準備をしてください。 1 1.距離単位の設定 図1 P O US P H E N 押 し な がら 引き抜く ・ 操作ユニットから(図1)のように電池ケースを抜いてください。 ・ 操作ユニットを裏返し 「km」 か 「mile」 かあなたの希望によりスイッチ の位置を合わせてください。 (図2) KM MILE 電池ケース 距離単位スイッチ 図2 2.
サーの使い方 4.各部の調節 ・ 乗車前には (図6) のような姿勢になるように各部を調節してください。 ・ サドルの高さは、シートポストノブで、図6のようにペダルが一番下の時、 膝が少し曲がる程度の位置になるように調節してください。 (調節方法 は4ページ3参照) ・ ハンドルの角度はハンドルレバーで、図6のようにハンドルを握ったとき 自然な姿勢になるように調整してください。 (5ページ6参照) ・ 本体を移動するときは、前方からハンドルを持ち後部を 浮かせ、キャスターを回転させて移動してください。 注意 ハンドルがしっかり固定されているか先に確認 してください。 注意 サドルを持ち上げての移動はサドル破損のお それがありますので避けてください。 5.
まず乗ってみましょう エルゴサイザーに慣れていただくためにまずお乗りください。 耳タブセンサーを耳に装着 作動ボタン 無表示画面 を押す 初期表示画面 EC-3200 ペダル重さ 1 2 3 4 5 6 7 8 初期表示画面を確認 作動ボタン を押し、 ペダリ ングを始める 脈 拍 数 脈 拍 数 ペダル回転数 走 行 速 度 運 動 時 間 走 行 距 離 運 動 強 度 消費カロリー ペダル重さ 表示切替 数値増減 表示データ 1 2 3 4 5 6 7 8 操 作 手 順 脈 拍 数 PLL 脈 拍 数 TPL ペダル回転数 走 行 速 度 min sec 運 動 時 間 走 行 距 離 運 動 強 度 AGE 消費カロリー 操 作 手 順 1. 脈拍(耳タブ)センサーを装着します。 5. 3,4を繰り返し目標値を入力します。 2. ボタンを押して初期表示画面にします。 6. ボタンを押してトレーニングを開始します。 3. ボタンを押し年令を点滅させます。 7. シフトレバーを好みの位置に変えます。 4.
運動中 B画面 運動中B 運動中A画面 EC-3200 ペダル重さ 脈 拍 数 脈 拍 数 ペダル回転数 rpm 走 行 速 度 min sec 運 動 時 間 走 行 距 離 運 動 強 度 watt 消費カロリー ペダル重さ 数値増減 表示切替 脈 拍 数 脈 拍 数 ペダル回転数 走 行 速 度 km/h 運 動 時 間 走 行 距 離 km 運 動 強 度 消費カロリー kcal ペダル重さ 作 動 運動中A画面(上から) ・ 運動中の脈拍数(拍/分) 脈拍センサーによりとらえた1分間当た りの脈拍数です。 ・ ペダル回転数(rpm) 1分間当たりのペダル回転数です。 ・ 運動時間(分:秒) 目標時間より減算(カウントダウン) され る残り時間です。 ・ 運動強度(ワット) ペダル重さとペダル回転数より算出され る運動の強さをワットで表します。ペダル を速く回したり、負荷シフトレバーを下げ てペダル重さを重くすると数値が大きく なります。 実際に負荷シフトレバーを操作して確認 してみましょう。 数値増減 表示切替 作 動 運
押しボタン/負荷シフトレバーの使い 本機の機能をフルに活用するために、 しっかりと覚えてください。 1.
い方を覚えましょう 2.
データを入力しましょう あなたの体力・年令・ トレーニングの目的に応じて目標値を変えることが出 サドル高さの調節 正しい姿勢で乗車できるようにサドルの高さを 調節してください。 ボ ハンドル角度の調節 正しい姿勢で乗車できるようにハンドルの角度 を調節してください。 タ ン 耳タブセンサーの装着 耳タブセンサーをしっかりと耳に装着してくだ さい。 作動ボタン 操 を押す 作動ボタン ださい。 作 を押し、初期表示画面にしてく と 年令の入力 表示切替ボタン と数値 増減 ボ タン であなたの年令を入力します。 画 面 目標時間の入力 表示切替ボタン と数値 増減 ボ タン で希望の目標時間を入力します。 の 目標脈拍数の入力 流 表示切替ボタン と数値 増減 ボ タン で希望の目標脈拍数を入力します。 れ 次ページへ 12
出来ます。 ペダル重さ 1 2 3 4 5 6 7 8 表示データ 脈 拍 数 PLL 脈 拍 数 TPL ペダル回転数 走 行 速 度 min sec 走 行 距 離 AGE 脈 拍 数 PLL 脈 拍 数 TPL ペダル回転数 走 行 速 度 min sec 運 動 時 間 走 行 距 離 AGE 運 動 強 度 消費カロリー 表示データ 脈 拍 数 PLL 脈 拍 数 TPL ペダル回転数 走 行 速 度 min sec 運 動 時 間 2.年令の入力 ・ 年令を入力するには、 ボタンを押し表示画面最下段の「4 0 AGE」 (40才) を点滅させます。 ・ 数値増減ボタンの ボタン(増加する) ボタン(減少する) を 操作して、あなたの年令 (例:38才) を表示してください。 * 年令を入力するたびに 最上段の上限脈拍数PLL = [200−年令] 2段目の目標脈拍数TPL = [160−年令] と自動的に計算されます。 3.
トレーニングを始めましょう エルゴサイザーのトレーニングは少しづつでも続けることが大切です。 負荷シフトレバーの設定 年令・性別によって負荷シフトレバーの位置を 変更してください。 作動ボタン ボ でトレーニング開始 作動ボタン を押すと同時にペダリングを 始めてください。 タ を押しA・B両画面を確認 ン 表示切替 トレーニング中は表示切替ボタン により、 自由に各データを見ることが出来ます。 操 ブザーが鳴るとトレーニング終了 作 目標時間になるとブザーが鳴るのでトレーニン グを終了してください。 ( タイマーはカウント アップし続けます) と データの確認 画 表示切替ボタン を押し各データを確認又 は記録してください。 作動ボタン を押し無表示画面に戻して終 わりましょう。 面 の 流 れ 注意: 上限脈拍数を越えたブザーが鳴ったときは直ちにトレーニングを中止してください。 ブザーの鳴り方 上限脈拍数を越えたとき 目標脈拍範囲を越えたとき 目標脈拍範囲より下がったとき 目標時間に達したとき 0 1 2秒 14
ペダル重さ 1 2 3 4 5 6 7 8 表示データ 脈 拍 数 PLL 脈 拍 数 TPL ペダル回転数 走 行 速 度 min sec 走 行 距 離 AGE 表示データ rpm min sec 拍 数 脈 拍 数 ペダル回転数 運 動 時 間 走 行 距 離 運 動 強 度 watt 消費カロリー 表示データ 脈 拍 数 脈 拍 数 ペダル回転数 km/h 走 行 速 度 6.トレーニングスタート ・ 以上のセットが完了すれば ボタンを押してペダルを回し始めて ください。同時にタイマーがカウントダウンを始め、残り時間を表示し ます。 ・ 負荷シフトレバーを動かしたりペダル回転数を加減しながら、ゆっく りと目標脈拍数に近づけてください。 ・ 一度目標脈拍数に達した後、目標脈拍範囲から外れるとブザーが鳴 ります。ペダル回転数の調節を行なって、常に目標脈拍数を維持する ようにトレーニングを行なってください。 ・ もしペダル回転数の調整で目標脈拍数を維持しにくい場合は、負荷 シフトレバーを動かして調節してください。 7.
トレーニングのねらい/トレーニング このページを参考にあなた自身に合ったトレーニングを続けてください。 1.トレーニングのねらい あなたは階段を昇ったり、急いで歩いたりしたときに息切れを感じることがありませんか。 それはあなたの体に酸素を取り入れる能力が不足しているからです。この能力は最大酸 素摂取量 (体重1kg当たり、1分間に摂取できる酸素の最大量。単位ml/kg・min) という値で 表すことが出来、あなたの全身持久力の物差しになります。この値は20才代の男子では 平均40∼50、女子では30∼40ml/kg・minぐらいありますが、一般に加令と共に低下し、運 動不足の場合は低下の度合いが大きくなります。22ml/kg・min以下では何らかの心肺症 状が現われ、16ml/kg・min以下では日常生活にかなり制限を受けるようになります。 最大酸素摂取量は心臓循環器系に酸素の供給を盛んにする運動、即ちハートのスポーツ (エアロビック運動:有酸素運動) を、週に数回継続的に行なうことによって向上させるこ とが出来ます。本機によるトレーニングの狙いもここにあります。 2.
グプラン/用語の解説 3.用語の解説 標準的目標脈拍数の設定範囲 を積ん 範囲 最高脈 拍数( 204− 上限 ットゾーン 脈拍 0.69× 数( 年令) 200 令) 90− 自動 設定 50 脈拍 数( 60 運動するとその強さに応じて心拍数は上昇しますが、それには限界があり、その人の記録 できる最高の心拍数を最高心拍数と言います。最高心拍数は一般に年をとると共に低下 しますが、この低下率には個人差があり、その差の原因は主として運動を行なっているか どうかによります。一般的には1年間に0.6∼1.
保守/トラブルと処理/保証修理サ 日頃のお手入れや困ったときお読みください。 1.取扱上の注意 末永くご使用いただくために、次のことをお守りください。 ・ 本体や操作ユニットは分解しないでください。故障した場合は弊社か、お買上の販売店 にご相談ください。 ・ 高温多湿の所や水のかかるような所でのご使用はお避けください。 ・ 脈拍センサーはていねいに取り扱ってください。引っ張ったりするとコードが断線する ことがあります。 ・ 本体をシンナー、ケロシン、ガソリン、アルコール等の有機溶剤で拭かないでください。 汚れたときは中性洗剤を含ませた布で拭いた後、乾いた布でよくカラ拭きしてくださ い。 ・ 本体を直射日光が当たるような所に置かないでください。 2.
ービス/仕様 保証修理サービスについて ・ 株式会社キャットアイは 「キャットアイエルゴサイザー MODEL EC-3200」 が、お買上 の日から1年間、通常の使用状態において材質及び製造上の欠陥により万一故障した ときは、別紙保証書記載の内容で無償で商品/装置の修理・交換を致します。 ・ 修理保証サービスが必要となられた際は、弊社又はお買上になった販売店にご相談く ださい。 ・ 保証対象は、本体/操作ユニットのみで、脈拍センサー等の付属品は保証の対象とはな りません。 項目 仕様 負荷方式: 永久磁石による渦電流方式 負荷範囲: 手動レバーによる調整: レベル8段階 増速機構: ペダル回転数: 50rpm∼120rpm 負荷範囲: 25∼680watt } 相関的連動 チェーン及びタイミングベルトによる2段増速 制御方式: 4ビットマイクロコンピュータによる制御 表示方式: 液晶表示 表示機能: 機能 範囲 精度 脈拍数 50∼220拍/分 ±1拍/分(安定時) ペダル回転数 20∼240rpm ±1rpm 運動時間 00分00秒∼99分59秒
® 〒546-0041 大阪市東住吉区桑津2丁目8番25号 PHONE: (06) 6719-2631 FAX: (06) 6719-2362 0689010 (J)