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紙目
紙目とは、用紙に含まれる繊維の方向のことです。 紙目には、用紙の縦方向に延びる縦目と用紙の横方向に延び
る横目があります。
60 ~ 90 g/m
2
(16 ~ 24 lb ボンド)の用紙の場合は、縦目の用紙をお勧めします。
繊維含有率
最高品質のゼログラフィ用紙は、100% の化学処理済みパルプ木材から作られています。 この含有率により、用紙
の安定度が高まるとともに、用紙の取り込みの問題が減少し、印刷品質が向上します。 コットンなどの繊維を含む
用紙は、用紙の処理に悪影響を与えるおそれがあります。
使用できない用紙
次の種類の用紙は、プリンタで使用しないでください。
• ノーカーボン紙、感圧複写紙(CCP)、またはカーボン不要(NCR)紙とも呼ばれる、コピーの作成に使用される
化学処理済みの用紙
• プリンタを汚染する可能性のある化学薬品を使用したプレプリント用紙
• プリンタフューザの温度の影響を受ける可能性のあるプレプリント用紙
• 光学式文字認識(OCR)フォームなど、±2.3 mm(±0.9 インチ)よりも高い精度で位置合わせする必要がある
プレプリント用紙
場合によっては、ソフトウェアアプリケーションで位置合わせを調整して、これらのフォームに正常に印刷できるこ
とがあります。
• コーティングされた用紙(消去可能ボンド)、合成紙、感熱紙
• 縁がぎざぎざな用紙、表面のきめが粗い用紙、ざらつきのある用紙、またはカールした用紙
• EN12281:2002(欧州)に準拠していない再生紙
• 重量が 60 g/m
2
(16 lb)未満の用紙
• マルチパートフォームまたはドキュメント
用紙を選択する
適切な用紙を使用すると、紙づまりを防ぎ、問題のない印刷を行うことができます。
紙づまりと印刷品質の低下を防ぐには
• 必ず新しく損傷のない用紙を使用する。
• 用紙をセットする前に、推奨印刷面を確認する。 通常、この情報はパッケージに記載されています。
• 手で切った用紙、用紙ラベル、厚紙は使用しない。
• サイズ、タイプ、重さが異なる用紙を 1 つのカセットにセットしない。これらを混在させると紙づまりが発生します。
• 電子写真印刷用に特に設計されていない限り、コーティングされた用紙を使用しない。
プレプリントフォームとレターヘッド紙を選択する
プレプリントフォームとレターヘッド紙を選択する場合は、以下のガイドラインに従ってください。
• 60 ~ 90g/m
2
の縦目用紙を使用する。
• オフセットリトグラフ印刷または写真版印刷処理を使用して印刷されたフォームおよびレターヘッド紙のみ使用す
る。
• 表面のきめが粗い用紙やざらつきが大きい用紙は避ける。
用紙および専用紙について
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