Users Guide

SR-IOV:設定および使用例NetXtreme-E ユーザー マニュアル
2018 2 26 NetXtreme-E-UG100 ページ 59
Windows の使用例
1. NIC カードの SR-IOV を有効にする
a. NIC カードの SR-IOV は、[HII] メニューを使用して有効にすることができます。システム ブート中
に、[BIOS] -> [デバイス設定] -> [NetXtreme-E NIC] -> [デバイス レベル設] でシステムにアクセス
します。
b. SR-IOV に仮想モードを設定します。
c. 物理機能ごとの仮想機能の数を設定します。
d. VF ごとの MSI-X ベクトルの数および物理機能 MSI-X ベクトルの最大数を設定します。VF のリソース
が不足している場合は、CCM を使用して VM ごとの MSI-X ベクトル 数のバランスをとります。
2. BIOS の仮想化を有効にする
a. システム ブート中に、[BIOS] -> [プロセッサ設定] -> [仮想化テクノロジ] でシステムに入り、[有効]
に設定します。
b. システム ブート中に、[BIOS] -> [統合デバイス] -> [SR-IOV Global] でシステムに入り、[有効] に設定
します。
3. Windows 2012 R2 または Windows 2016 OS の場合は、最新の KB アップデートをインストールしてくだ
さい。
4. 適切な仮想化 (Hyper-V) オプションをインストールします。Hyper-V、仮想スイッチ、および仮想マシン
をセットアップする場合、詳細な要件と手順については、Microsoft.com を参照してください。
https://technet.microsoft.com/en-us/windows-server-docs/compute/hyper-v/system-requirements-for-
hyper-v-on-windows
https://technet.microsoft.com/en-us/windows-server-docs/compute/hyper-v/get-started/install-the-hyper-v-
role-on-windows-server
5. Hyper-V に最新の NetXtreme-E ドライバをインストールします。
6. NDIS ミニポート ドライバの詳細プロパティで SR-IOV を有効にします。
7. Hyper-V Manager では、選択した NetXtreme-E ンターフェイスで仮想スイッチを作成します。
8. Hyper-V 仮想アダプタの作成時に、[Single-Root I/O 仮想化 (SR-IOV) を有効にする] ボックスをオンにし
ます。
9. 仮想マシン (VM) を作成し、必要な数の仮想アダプタを追加します。
10. 仮想アダプタごとに、仮想マシンのネットワーク アダプタ設定で、[ハードウェ アクセラレータ] セク
ションの [SR-IOV を有効にする] をオンにします。
11. VM を起動し、目的のゲスト OS をインストールします
12. ゲスト OS ごとに、対応する NetXtreme-E ドライバをインストールします
注:NetXtreme-E の仮想機能 (VF) ドライバは、ベース ドライバと同じドライバです。たとえば、
ゲスト OS Windows 2012 R2 の場合、ユーザーは Bnxtnd64.sys VM にインストールする必要
があります。ユーザーはこの操作を NetXtreme-E ドライバ インストーラの実行可能プログラムに
より実行できます。ドライバがゲスト OS にインストールされると、VM 内のゲスト OS デバイ
マネージャーで、VF ドライバ インターフェイスを確認できます