Users Guide

RoCE:設定および使用例NetXtreme-E ユーザー マニュアル
2018 2 26 NetXtreme-E-UG100 ページ 66
RoCE:設定および使用例
このセクションでは、RoCE の設定と使用例について説明します。
PF または VF 用の RoCE を有効にするには、ホストまたはゲスト OS RDMA オプションが適用される前
に、BIOS HII メニューで RDMA の選択を有効にする必要があります。
シングル ファンクション ードで RDMA を有効にするには ([仮想モード] [なし] または [SR-IOV]
の場合)
1. システムの起動時に、[システム セットアップ] -> [デバイス設定] -> [NetXtreme-E NIC] -> [メイン コン
フィギュレーション ページ] にアクセスし、[NIC+ RMDA Mode/NIC+ RMDA モード] [有効] に設定し
ます。
仮想モードが NPAR または NPAR+SR-IOV の場合に RDMA を有効にするには:
1. システムの起動時に、[システム セットアップ] -> [デバイス設定] -> [NetXtreme-E NIC] -> [NIC
Partitioning Configuration/NIC パーティション化構成] -> [Partition 1 (or 2) Configuration/パーティ
ション 1 (または 2) 構成]
にアクセスし、[NIC+ RMDA Mode/NIC+ RMDA モード] [有効] に設定し
ます。
Linux の設定
限られた範囲内でしか通信ができない
Linux RoCE を設定するには、次の項目が必要です。
bnxt_en-roce (RoCE 対応の bnxt_en ドライバ。リリースされた gzip 圧縮 tar アーカイブに含まれ
ています)
bnxt_re (RoCE ドライバ)
libbnxtre (ユーザー モード RoCE ライブラリ モジュール)
BNXT_RE ドライバの依存関係
Bnxt_re ドライバには、RoCE に対応した bnxt_en の特別バージョンが必要です。このバージョンは、
netxtreme-bnxt_en-1.7.9.tar.gz (またはそれより新しい) パッケージに含まれています。bnxt_re ドライバ コン
パイルは、IB スタックが OS ディストリビューションと共に利用可能かどうか、また、外部 OFED が必要か
どうかによって異なります。
注: NPAR+SRIOV モードを使用している場合、各親物理ポート 2 VF のみが RDMA サポートを
有効にできます。また、物理デバイスごとに合計 4 VF + RDMA を有効にできます。
注:同じ netxtreme-bnxt_en-1.7.x.tar.gz パッケージに含まれている適切 bnxt_en バージョンを
ロードする必要があります。Bnxt_re Bnxt_en は、RoCE トラフィックを有効にするためにペア
として機能します。使用するときに、これら 2 つのドライバのバージョンが一致していないと、
信頼性の低下や予期しない結果につながります。