Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引

Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
125
53-1002144-01
ネットワーク起動
4
HCM
または
BCU
コマンドを使用した
PXE BIOS
の設定
HCM
ダイアログボックスオプションと
BCU
コマンドを使用して、ネットワークからの起動のための特
定のアダプタポートでの
PXE BIOS
の有効化または無効化、およびネットワーク起動時に使用するポー
トの
VLAN ID
の設定を行うことができます。
メモ
ネットワーク起動中の
VLAN
の有効化は、オペレーティングシステムでのサポートを必要とし、オペ
レーティングシステムの制限により完全には検証されていません。
HCM を使用した PXE BIOS の設定
HCM
を使用して
BIOS
を設定するには、次の手順を実行します。
1.
デバイスツリーで次のいずれかを選択します。
•
CNA
•
CNA
ポート
•
CNA
または
NIC
モードで設定されたファブリックアダプタポート
2. Configure
(設定)
> Basic Port Configuration
(ポートの基本設定)を選択して、
Basic Port
Configuratio
(ポートの基本設定)ダイアログボックスを表示します。
3. PXE Boot
(
PXE
起動)タブを選択して、ネットワーク起動パラメータを表示します。
4.
必要に応じて、次のアクションのいずれかまたはすべてを行います。
•
PXE Boot enable
(
PXE
起動有効)チェックボックスをクリックして、
BIOS
を有効または無
効にします。
アダプタポートでネットワーク起動をサポートするには、
BIOS
を有効にする必要がありま
す。無効になっていると、ホストシステムをネットワークシステムから起動することはできま
せん。アダプタ起動
BIOS
のデフォルト設定は無効です。
•
ネットワーク起動で使用するポートに
0
から
4094
までの
VLAN ID
を入力します。
メモ
ネットワーク起動中の
VLAN
の有効化は、オペレーティングシステムでのサポートを必要と
し、オペレーティングシステムの制限により完全には検証されていません。
5. OK
をクリックして、値を保存して終了します。
設定値はすべてアダプタのフラッシュメモリに保管されます。
HCM
オプションを使用してネットワーク起動用に
BIOS
を有効にする方法の詳細については、『
Brocade
Adapters Administrator’s Guide
』(
Brocade
アダプタ管理者ガイド)の「
Host Configuration
(ホスト設
定)」の章に記載されている
HCM
を使用した
PXE
起動サポートの設定手順を参照してください。
BCU コマンドを使用した PXE BIOS の設定
BCU
コマンドを使用して、次の
PXE BIOS
設定を行うことができます。
•
CNA
ポート
•
CNA
または
NIC
モードで設定されたファブリックアダプタポート
次のタスクには
BCU
コマンドを使用します。
•
PXE
起動のための
BIOS
の有効化
アダプタポートでネットワーク起動をサポートするには、
BIOS
を有効にする必要があります。無
効になっていると、ホストシステムをネットワークシステムから起動することはできません。アダ
プタ起動
BIOS
のデフォルト設定は無効です。ネットワークから起動するには、ホストごとにアダ
プタポートを
1
つだけ有効にすることを推奨します。
bcu ethboot --enable <port_id>
ここで、
port_id
ネットワーク起動属性を設定するポートの
ID
を指定します。指定できる値は、
adapter_id / port_id
、ポート
PWWN
、ポート名、またはポートハードウェアパ
スです。