Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
126
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
53-1002144-01
SAN ブート
4
•
PXE
起動のための
BIOS
の無効化:
bcu ethboot --disable <port_id>
ここで、
port_id
ネットワーク起動属性を設定するポートの
ID
を指定します。指定できる値は、
adapter_id / port_id
、ポート
PWWN
、ポート名、またはポートハードウェアパ
スです。
•
ネットワークからの起動時に使用する特定のポートの
VLAN ID
の入力:
bcu ethboot --vlan <port_id> <vlan_id>
ここで、
port_id
ネットワーク起動属性を設定するポートの
ID
を指定します。指定できる値は、
adapter_id / port_id
、ポート
PWWN
、ポート名、またはポートハードウェアパ
スです。
VLAN id 0
から
4094
までの値。
メモ
ネットワーク起動中の
VLAN
の有効化は、オペレーティングシステムでのサポートを必要とし、オ
ペレーティングシステムの制限により完全には検証されていません。
•
指定されたポートの
PXE
設定の表示。
bcu ethboot --query <port_id>
ここで、
port_id
設定情報を表示するポートの
ID
を指定します。
設定値はすべてアダプタのフラッシュメモリに保管されます。
メモ
BCU
コマンドの使用の詳細については、『
Brocade Adapters Administrator’s Guide
』(
Brocade
アダプ
タ管理者ガイド)の付録「
Brocade Command Utility
」(
Brocade
コマンドユーティリティ)を参照し
てください。
SAN ブート
「
SAN
ブート」機能の使用により、ホストのローカルディスクからではなく、ホストシステムに直接接
続されている起動デバイス、または
SAN
のどこかにある起動デバイスからオペレーティングシステム
を起動することができます。具体的には、「起動デバイス」とはストレージデバイス上にある論理ユ
ニット番号(
LUN
)です。
LUN
は、
Windows
、
Linux
、
VMware
、または
Solaris
を実行しているホス
トを起動するためだけに使用することができます。この機能を実装するために
Brocade Boot BIOS
が
どのように機能するかの詳細については、
127
ページの「
SAN
ブートの
Brocade BIOS
サポート」を
参照してください。
リモート
SAN
ブートには、ホストまたはアダプタの不具合から素早く回復できるという明白な利点が
あります。アダプタ起動
BIOS
が
SAN
ブート用に有効化されており、起動デバイスの場所と起動順序
が設定されている場合、古いホストと新しいホストの交換には、古いホストのアダプタを同じ設定で新
しいホストに取り付けてから新しいホストを起動します。ホストのオペレーティングシステムは、リ
モート
SAN
起動デバイスから自動的に起動します。
不具合からの素早い回復は大きな利点ですが、交換時の状況に応じて、ホストとアダプタについて次を
考慮してください。