Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
![](/manual/dell/brocade-adapters/reference-guide-japanese/images/img-122.png)
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
129
53-1002144-01
SAN ブート
4
メモ
Brocade 804
アダプタは
UEFI
に対応していません。
レガシー
BIOS
のパラメータ
Brocade BIOS
設定ユーティリティ、
CLI
、または
HCM
を使用しているときにレガシー
BIOS
で設定さ
れ、アダプタに保存された次のパラメータは、
UEFI
対応システムまたは
UEFI
非対応システム上におい
てレガシー
BIOS
で設定された場合にのみ適用されます。
•
ファブリック検出(ファブリックベースブート
LUN
検出とも呼ばれます)
•
最初の
LUN
•
フラッシュ値
次のパラメータは、レガシー
BIOS
設定中にアダプタに保存された場合、システムで
UEFI
が有効に
なっていれば適用されます。
•
ポート速度(
HBA
、および
HBA
モードで設定されたファブリックアダプタポートのみ)
•
BIOS
の有効化または無効化
システムでレガシー
BIOS
が有効になっている場合に、これらのパラメータが適用されます。
127
ペー
ジの「
SAN
ブートの
Brocade BIOS
サポート」を参照してください。
ファブリックベースブート
LUN
検出
ファブリックベースブート
LUN
検出(ファブリック検出)は、
UEFI
対応システムまたは
UEFI
非対応
システムにおいてレガシー
BIOS
モードで設定されたときのみ適用されます。
メモ
この機能は、直接接続されているファイバチャネルターゲットからの起動ではサポートされていません。
SAN ブートのためのホストシステム要件
SAN
ブートを設定するときには、お使いのホストシステムについて次の要件を考慮してください。
•
アダプタブート
BIOS
がリモート起動デバイスから起動できるように、内部
IDE
ハードディスクド
ライブを切断してシステム
BIOS
内で無効にする必要がある場合があります。一部のシステムで
は、これらのドライブがブートストラッププロトコルを正しくサポートしていれば、システム
BIOS
内での有効化が可能な場合があります。
•
通常、起動順序は、
CD-ROM
、ディスケット、ファイバチャネルドライブの順になっている必要があり
ます。オペレーティングシステムをインストールした後に、必要に応じてこの順序を変更できます。
•
SAN
ブートは、
CNA
モデル、および
CNA
または
NIC
モードで設定されたファブリックアダプタ
ポート用の
Windows 2003
システムではサポートされていません。
SAN
インストールにはさまざまな設定や変数があるため、最適な結果を得られるように、お使いの環
境で追加要件を確認して、インストールと設定を行う必要があります。
SAN ブートのためのストレージシステム要件
SAN
ブートを設定するときには、お使いのストレージシステムについて次の要件を考慮してください。
•
ブートイメージを含む
SAN
の場所をホストが認識できるように、
SAN
が適切にインストールされ
ている必要があります。
SAN
ブートを行う前に、アダプタとストレージの間のリンクが正しく機
能しているかどうかを確認してください。
•
ブート
LUN
には、ホストとアダプタドライバに適したオペレーティングシステムが含まれている
必要があります。ドライバの最小オペレーティングシステムサポートについては、
49
ページの
「ブートインストールパッケージ」
および
39
ページの「オペレーティングシステムサポート」を
参照してください。インストールの詳細については、
146
ページの「ブート
LUN
でのオペレー
ティングシステムおよびドライバのインストール」を参照してください。