Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
![](/manual/dell/brocade-adapters/reference-guide-japanese/images/img-134.png)
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
141
53-1002144-01
SAN ブート
4
HCM
または
BCU
コマンドを使用した
BIOS
の設定
HCM
ダイアログボックスのオプションと
BCU
コマンドを使用して、
SAN
ブートのための
BIOS
の有効
化または無効化、アダプタポート速度の設定(
HBA
および
HBA
モードで設定されたファブリックアダ
プタポートのみ)、
BIOS
設定パラメータの表示、ブート
LUN
の選択、およびファブリックからのブー
ト
LUN
の自動検出の有効化を行うことができます。
メモ
起動可能デバイス(
LUN
)は、
Brocade BIOS
設定ユーティリティの起動デバイス設定機能でのみ指定
できます。
HCM を使用した BIOS の設定
HCM
を使用して
BIOS
を設定するには、次の手順を実行します。
1.
デバイスツリーでアダプタを選択します。
2. Configure
(設定)
> Basic Port Configuration
(ポートの基本設定)を選択して、
Basic Port
Configuratio
(ポートの基本設定)ダイアログボックスを表示します。
3. Boot-over-SAN
(
SAN
ブート)
タブをクリックして
Boot over SAN
(
SAN
ブート)
ダイアログボッ
クスを表示します。
4.
必要に応じて、次のアクションのいずれかまたはすべてを行います。
•
BIOS
の有効化または無効化。
BIOS Enable
(
BIOS
有効)
チェックボックスをクリックして、
SAN
ブートを有効にします。
アダプタポートで
SAN
ブートをサポートするには、
BIOS
を有効にする必要があります。無効
になっていると、ホストシステムをファイバチャネルディスクドライブから起動することはで
きません。アダプタ起動
BIOS
のデフォルト設定は有効です。
メモ
メザニンアダプタの場合のみ、
BIOS
をブレードシステム管理アプリケーションから有効にす
ると、
Pre-boot BIOS Enable
(起動前
BIOS
有効)
オプションが選択され、変更できません。
BIOS Enable
(
BIOS
有効)
オプションも無効になります。
•
アダプタポートのポート速度を設定します。
メモ
自動ネゴシエートにすると、ポートが接続されたポートとリンク速度を自動的にネゴシエート
します。これは、
10 Gbps CNA
および
CNA
または
NIC
モードで設定されたファブリックアダ
プタポートにおける唯一の速度オプションです。
メモ
メザニンアダプタの場合のみ、ブレードシステム管理アプリケーションなどの別のアプリケー
ションから速度を設定すると、
Pre-boot BIOS Speed
(起動前
BIOS
速度)
が示され、変更で
きません。
•
次のいずれかのブート
LUN
オプションを有効化します。
メモ
直接接続されたファイバチャネルターゲットからの起動の場合は、
First Visible LUN
(最初に
認識される
LUN
)
または
User Configurable LUN
(ユーザー設定可能
LUN
)
オプションを選択
します。