Reference Guide

Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル 159
53-1002144-01
SAN ブート
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Linux カーネルがルートファイルシステムのマウントを試行するときに、 2 つ目のエラーが発生す
る可能性があります。これは、起動インストールセットアップがルートファイルシステム用に誤っ
たディスクパーティションを選択することによって発生します。カーネルが最初にルートファイル
システムのマウントに失敗した後、カーネルはフォールバックルートファイルシステムのマウント
を試行します。これは適切なルートファイルシステムであり、
SLES system は処理を続行して
SLES 11
インストールを完了させます。インストールが完了したら、起動ローダー設定は、
yast2->system （システム） ->boot loader （起動ローダー） ->Section Management （セクション
管理）
->Edit tool （編集ツール） を使用して修正できます。適切なルートファイルシステムの ID
は、ルートファイルシステムのマウント失敗のフォールバックメッセージに関連付けられている
/var/log/boot.msg
ファイルで見つけることができます。
SAN ブートに指定した LUN に既にオペレーティングシステムがインストールされている場合は、
LUN オペレーティングシステムインストールを再フォーマットするためのオプションを使用する
ようにしてください。詳細については、お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照し
てください。
CNA、および CNA モードで設定されたファブリックアダプタポートでの UEFI モードインス
トールと起動
メモ
次の手順は、 CNA および CNA モードで設定されたファブリックアダプタポート向けのみの SLES 11 お
よび SLES 11 SP1 に適用されます。
SAN ブートに指定した LUN に既にオペレーティングシステムがインストールされている場合は、 LUN
オペレーティングシステムインストールを再フォーマットするためのオプションを使用するようにして
ください。詳細については、お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
1. これらのファイルと、これらのファイルをサポートするオペレーティングシステムのリストについ
ては、
49 ページの「ブートインストールパッケージ」を参照してください。また、アダプタドラ
イバ用のオペレーティングシステムサポートについての情報は、
39 ページの「オペレーティング
システムサポート」を参照してください。
2. 次の手順を実行して、お使いのシステムに適した Brocade アダプタドライバアップデート .iso
ファイルを Brocade アダプタのウェブサイトからダウンロードします。
a. アダプタのウェブサイト、 www.brocade.com/adapters にアクセスします。
b. アダプタの Downloads （ダウンロード）ページに移動します。
c. Downloads （ダウンロード）から お使いのオペレーティングシステムを選択し、適切なダウ
ンロードファイルを表示します。
d. 「 Driver Update Disks （ DUDs ）」（ドライバアップデートディスク（ DUD ）） 領域からファイル
をダウンロードします。
3. ISO イメージからドライバアップデートディスク CD または USB ドライブを作成します。
4. お使いのシステムに応じて、次のいずれかのモードを設定します。
• Dell 11G システム - UEFI 起動モードを設定します。
• IBM 3xxx M2 システム - 起動オプションメニューで、起動オプション Legacy only （レガシー
のみ）
を UEFI 起動エントリの下に移動させます。
5. SLES 11 製品 CD #1 をホストシステムのドライブに挿入して、システムの手順に従って、 CD か
ら起動します。
6. インストール中、インストールを中止できる最初のタイミングで中止します。
Expert Mode （エキスパートモード）メニューが表示されます。
7. Expert Mode （エキスパートモード）メニューから Kernel Settings （カーネル設定）を選択して、
ドライバアップデートディスクをロードするオプションを選択します。
8. 手順 3 で作成したドライバアップデートを含む CD または USB ドライブを挿入します。