Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
161
53-1002144-01
ファブリックベースのブート LUN 検出
4
Linux
新しいドライバパッケージがインストールされると、ドライバのアンロードが失敗します。新しい
ドライバを有効にするには、次の手順を実行します。
a.
起動ディレクトリに移動します。
すべてのプラットフォーム
- cd /boot
b.
現在の
RAMDISK
イメージのバックアップを作成します。
#cp initrd-[kernel_version].img initrd-[kernel_version].img.bk
c. RAMDISK
イメージを構築します。
RHEL
#mkinitrd -f initrd-[kernel_version].img [kernel_version]
SLES
#mk_initrd
d.
システムを再起動して新しい
RAMDISK
イメージをロードします。
Solaris
システムを再起動して新しいドライバを初期化します。
VMware
システムを再起動して新しいドライバを初期化します。
ファブリックベースのブート LUN 検出
この機能により、
Brocade
アダプタは、
SAN
ファブリックゾーンデータベースから取得した
LUN
情報
を自動的に検出し、そこからの起動を行います。したがって、通常のサーバー起動割り込みと
BIOS
の
セットアップは不要です。
Brocade
のファブリックベースブート
LUN
検出が有効になっている場合、ホストのブート
LUN
情報は
SAN
ファブリックゾーンに保管されます。このゾーンには、アダプタポートの
PWWN
とストレージ
ターゲットの
LUN WWN
を持つゾーンメンバーが含まれます。アダプタ起動コードは、アダプタ
PWWN
に一致するゾーン名のためにゾーンメンバーリストをクエリし、起動ターゲットと
LUN
を判別
します。
メモ
ファブリックベースのブート
LUN
検出(ファブリックからの自動検出)は、
UEFI
対応システムまたは
UEFI
非対応システムのいずれかでレガシー
BIOS
モードで設定されたときのみ適用されます。
ファブリックベースのブート
LUN
検出は、
Brocade
アダプタ固有の機能で、
Brocade BIOS
Boot LUN
(ブート
LUN
)
オプションのデフォルト設定です。サーバーベンダによって実装された
UEFI
スタックは
ファブリックからのブート
LUN
検出をサポートしていないため、この機能は
UEFI
には適用されませ
ん。
この自動化機能を使用するには、接続された
SAN
ファブリックスイッチが
Get Zone Member List
(
GZME
)コマンドをサポートしている必要があります。ファブリックベースのブート
LUN
検出は、
Brocade
スイッチ(
Fabric OS 6.2
以上)および
Cisco SAN
スイッチ(
SAN-OS 3.2.x
および
4.1.x
)で
テスト済みです。
設定手順の例は、
Brocade
ファブリックは次の項で、
Cisco
ファブリックは
164
ページ
で説明されて
います。
メモ
ファブリックベースのブート
LUN
検出は、直接接続されているターゲットからの起動にはサポートさ
れていません。