Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
162
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
53-1002144-01
ファブリックベースのブート LUN 検出
4
ファブリックベースのブート LUN 検出(Brocade ファブリッ
ク)の設定
Brocade
ファブリックでは、ブート
LUN
情報のファブリックゾーンデータベースへの保存に次の手段
を使用できます。
•
Fabric OS bootluncfg
コマンドを使用して、ブート
LUN
を透過的に設定します。
•
BCU boot --blunZone
コマンドを使用して
Fabric OS zoneCreate
コマンドでのオペランドとして
使用するゾーン名とゾーンメンバーを出力します。
Fabric OS bootluncfg
コマンドの使用
ファブリックベースブート
LUN
検出では、
HBA
ポートの
PWWN
を含むゾーン名を使用して、ホスト
のブート
LUN
情報をファブリックゾーンデータベースに保管することができます。ゾーンメンバーは、
ストレージターゲット
PWWN
と
LUN ID
で構成されています。
bootluncfg
コマンドは、、ブート
LUN
を設定するための簡単で透過的な手順を提供します。設定され
ると、
HBA
起動コードは、
HBA PWWN
と一致するゾーン名のためにゾーンメンバーリストをクエリ
し、起動ターゲットと
LUN
を判別します。このコマンドと追加のパラメータの詳細については、『ファ
ブリック
OS
コマンドリファレンス』を参照してください。
BCU boot --blunZone
コマンドの使用
Fabric OS
zoneCreate
コマンドを使用して、アダプタが接続されているスイッチ上にゾーンを作成しま
す。
zonecreate "zonename", "member[; member...]"
•
zonename
オペランドは「
BFA_[
アダプタポート
WWN]_BLUN
」になります。例えば、アダプタ
PWWN
が
01:00:05:1E:01:02:03:04
の場合、ゾーン名は次のようになります。
BFA_0100051E01020304_BLUN
•
ゾーンの「
member
」オペランドは、ターゲット
PWWN
と
LUN ID
のために特別にコード化され
た値である必要があります(例えば、
06:00:00:02:DD:EE:FF:00
)。
zoneCreate
オペランド値を取得するには、お使いのホストシステムのコマンドラインから
BCU
の
boot --blunZone
コマンドを実行します。
次の手順に従って、ファブリックベースのブート
LUN
検出を設定します。
1.
次のいずれかのインタフェースを使用して、アダプタの
BIOS
設定をファブリック検出に設定しま
す。
•
Brocade BIOS
設定ユーティリティ
Adapter Settings
(アダプタ設定)
> Boot LUN
(ブート
LUN
)
> Fabric Discovered
(ファブ
リック検出)
•
HCM
Basic Port Configuration
(ポートの基本設定)
> Boot-over-SAN
(
SAN
ブート)
> Fabric
Discovered
(ファブリック検出)
•
BCU
bios --enable <port_id> -o auto