Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
164
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
53-1002144-01
ファブリックベースのブート LUN 検出
4
ファブリックベースのブート LUN 検出(Cisco ファブリック)
の設定
CISCO
ファブリックの場合、ゾーンは
VSAN
内で設定されます。手順を開始する前に、ブート
LUN
情
報を含めるために設定するための、現在ファブリックで設定された
VSAN
を判別します。また、エン
タープライズゾーニングを有効にする必要もあります。ゾーン情報は、ファブリック内のすべてのス
イッチで常に同じである必要があることに注意してください。
ブート
LUN
情報をファブリックゾーンデータベースに保管するには、スイッチ設定モード時に
zone
name
および
member
コマンドを使用する必要があります。
•
「
zone name
」コマンドは「
BFA_[
アダプタポート
WWN]_BLUN
」になります。例えば、アダプタ
PWWN
が
01:00:05:1E:01:02:03:04
の場合、ゾーン名は次のようになります。
BFA_0100051E01020304_BLUN
•
ゾーンの「
member
」コマンドは、ターゲット
PWWN
と
LUN ID
のために特別にコード化された
値である必要があります(例えば、
06:00:00:02:DD:EE:FF:00
)。
zone name
および
member
値を取得するには、お使いのホストシステムのコマンドラインから
BCU
の
boot --blunZone
コマンドを実行します。
次の手順に従って、ファブリックベースのブート
LUN
検出を設定します。
1.
次のいずれかのインタフェースを使用して、アダプタの
BIOS
設定を、ファブリックからのブート
LUN
の自動検出に設定します。
•
Brocade BIOS
設定ユーティリティ
Adapter Settings
(アダプタ設定)
> Boot LUN
(ブート
LUN
)
> Fabric Discovered
(ファブ
リック検出)
•
HCM
Basic Port Configuration
(ポートの基本設定)
> Boot-over-SAN
(
SAN
ブート)
> Fabric
Discovered
(ファブリック検出)
•
BCU
bios --enable <port_id> -o auto
コマンド出力には適切なエンコードが含まれ、
zone name
および
member
コマンドに完全一致した形
式になります。
2.
次の
BCU
コマンドを入力して、スイッチコマンドのゾーン名とメンバーを出力します。
bcu boot --blunZone -c <cfg> -p <port_wwn> -r <rport_wwn> -l <lun_id |
lun#>
ここで、
c cfg
ブート
LUN
を指定します(
-c BLUN
を使用)。
p port_WWN
ブート
LUN
に接続しているアダプタポートの
16
進
WWN
です。例えば、
10:00:00:05:1e:41:9a:cb
となります。
r rport_WWN
リモートストレージターゲットのポートの
16
進
WWN
です。例えば、
50:00:00:05:1e:41:9a:ca
となります。
l lun_id | lun# 16
進
LUN ID
です。
16
進の
1
バイト値、または
8
バイト値(
4
レベル
LUN
ア
ドレス指定)で指定できます。例えば、
8
バイト値は
09AABBCCDDEEFF00
の
ようになります。
メモ
コマンド形式を表示するには、オペランドなしで
boot --blunZone
を入力してください。