Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
170
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
53-1002144-01
ファブリックアダプタ
5
PCI
システム値
すべての
Brocade
ファブリックアダプタは、ドライバや
BIOS
がこれらを対応ファイバチャネルデバ
イスおよびネットワークデバイスとして認識できるように、共通の
PCI
ベンダ
ID
(
VID
)の値を共有し
ています。アダプタには、
PCI
サブシステムベンダ
ID
(
SVID
)およびサブシステム
ID
(
SSID
)も割り
当てられており、これらによりドライバや
BIOS
が個々のホストアダプタの違いを認識できます。取り
付けられているファブリックアダプタの
PCI
デバイス
ID
、ベンダ
ID
、およびサブシステム
ID
は、ホス
トオペレーティングシステムのツールを使って確認できます。例えば、
Windows
システムでは次の手
順を実行します。
1.
デバイスマネージャにアクセスします。
2.
アダプタを右クリックしてショートカットメニューから
Properties
(プロパティ)を選択し、ア
ダプタの
Properties
(プロパティ)ダイアログを開きます。
3. Details
(詳細)タブと
Driver
(ドライバ)タブを選択して、特定の値を確認します。
ハードウェア仕様
アダプタは
178
ページの表
19
に要約されている機能をサポートします。
表
13
ファブリックアダプタのハードウェア仕様
機能 説明
ポート速度
•
10GbE SFP
装備で
10.312 Gbps
•
16 Gbps
ファイバチャネル
SFP
装備でポート当
たり
16
、
8
、または
4 Gbps
、および自動ネゴシ
エート速度
•
8 Gbps
ファイバチャネル
SFP
装備でポート当
たり
8
、
4
、または
2 Gbps
、および自動ネゴシ
エート速度
SFP
トランシーバ(スタンドアップ
アダプタ)
イーサネット
•
マルチモード光ファイバ
SFP+
(
small form
factor pluggable plus
)
•
銅
SFP+
ファイバチャネル
•
マルチモード光ファイバ
SFP
接続性
•
スタンドアップアダプタ
- LC
ケーブルコネクタ
ASIC
•
アダプタにファイバチャネル、
FCoE
、
DCB
機能
性を提供
•
それぞれ
400 MHz
で動作し、双方向で協調して
データ処理を行う
2
つのオンボードプロセッサ
•
ネットワークおよび
FCoE
機能のためのハード
ウェアアクセラレーション
•
ポートの動作モードを
HBA
(ファイバチャネ
ル)、
CNA
、または
NIC
(イーサネット)に設定
する
AnyIO
テクノロジ
外付けシリアルフラッシュメモリ
•
ファームウェアおよびアダプタの
BIOS
コードを
格納
•
容量
4 MB
ファイバチャネルパフォーマンス
500,000 IOP
(最大)
1,000,000 IOP
(デュアルポートアダプタの場合)
ポートあたりのスループット(全二重モード)
•
16 Gbps
で
1600 MB
•
8 Gbps
で
1600 MB
•
4 Gbps
で
800 MB
•
2 Gbps
で
400 MB