Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
201
53-1002144-01
ストレージドライバレベルのパラメータ
A
管理インスタンス固有の永続パラメータ
ストレージドライバのインスタンス固有の永続パラメータを変更するには、
BCU
コマンドを使用し
ます。これらのコマンドの使用の詳細については、『
Brocade Adapters Administrator’s Guide
』
(
Brocade
アダプタ管理者ガイド)を参照してください。
vHBA
割り込みパラメータ
vHBA
割り込みパラメータの変更の例を次に示します。
bcu vhba --intr <pcifn-id> <-coalesce | -c> {on|off} [<-l <usecs> <-d <usecs>
ここで、
pcifn-id
ログレベルを設定するポートの
PCI
機能番号。
-coalesce | c
統合フラグを設定。指定できる値は
on
(オン)または
off
(オフ)です。
-l latency
レイテンシ監視のタイムアウト値を設定。指定できるレイテンシは、
0
~
225
マイクロ秒です。レイテンシ値を
0
にすると、レイテンシ監視のタイムアウト
割り込みが無効になります。
-d delay
遅延タイムアウトの割り込み値を設定。指定できる遅延値は、
0
~
1125
マイク
ロ秒です。遅延値を
0
にすると、遅延タイムアウトの割り込みが無効になります。
メモ
vHBA
割り込み結合パラメータは、
HCM
から変更することもできます。詳細については、『
Brocade
Adapters Administrator’s Guide
』(
Brocade
アダプタ管理者ガイド)を参照してください。
PCIe
最大読み取り要求サイズの変更
例については、お使いのシステムの
/kernel/drv/bfa.conf
ファイルのコメントの項を参照してください。
ストレージドライバレベルのパラメータ
ドライバレベルの設定パラメータは、すべてのストレージドライバインスタンスによって使用されるグ
ローバルパラメータです。ドライバ設定パラメータのデフォルト値は、ドライバにコンパイルされてい
ます。
メモ
これらのパラメータの変更は、パワーユーザーのみが十分に注意して行ってください。
Linux および VMware のドライバ設定パラメータ
表
34
にあるドライバレベルの設定値は、お使いのシステムの次の場所にあります。
•
Linux - /etc/modprobe.conf
•
VMware - /etc/vmware/esx.conf
表
34
は、
Linux
および
VMware
の設定パラメータを説明しています。
表
34
Linux
および
VMware
のドライバ設定パラメータ
パラメータ デフォルト値 メモ
bfa_ioc_queue_depth 2048
SCSI
トランスポート層がキューに入れることができる
I/O
要求の最大数。
このパラメータは、
SCSI
トランスポート接続で
SCSI
層に渡されます。
bfa_io_max_sge 128
サポートする
Scatter Gather
要素の最大数(
I/O
要求ごと)。このパラ
メータは、
SCSI
トランスポート接続で
SCSI
層に渡されます。