Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
Brocade
アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
19
53-1002144-01
アダプタ機能
1
Common Information Model(CIM)プロバイダをサポートする仕様です。これにより、どの標準
CIM および SMI-S ベースの管理ソフトウェアでも取り付けた Brocade アダプタを管理することが可
能になります。
メモ
SMI-S プロバイダと CIM プロバイダは同じ意味で使用できますが、CIM はより一般的な用語で、
SMI-S はストレージ固有の用語です。
•
Windows Management Implementation(WMI)。
•
Windows プレインストール環境(WinPE)は、ワークステーションとサーバーの無人導入に使用さ
れる Windows Server または Windows Vista 限定のサービスを搭載した最小限のオペレーティングシ
ステムです。WinPE はスタンドアロンのプレインストール環境として、またその他のセットアップ
およびリカバリ技術のコンポーネントとして使用するために設計されています。WinPE は Brocade
Windows 2008 ネットワークおよびストレージドライバでサポートされています。
•
Windows Server 2008、RedHat Enterprise Linux(RHEL)、SUSE Linux Enterprise(SLES)、VMware
ESX Server、Solaris、および Oracle Enterprise Linux(OEL)。詳細については、39 ページの「オペ
レーティングシステムサポート」 を参照してください。
•
Windows Server Core は、限定された機能を持つメンテナンスが容易なサーバー環境を提供する、
Windows Server 2008 オペレーティングシステム向けの最小限のサーバーオプションです。設定お
よび保守作業はすべてコマンドラインインタフェースウィンドウ経由で実行するか、管理アプリ
ケーション経由でシステムにリモート接続して実行します。
•
Windows 7。Windows 7 x86 は Windows 2008 x86 ドライバ、Windows 7 x64 は Windows 2008 R2
X64 ドライバによってサポートされています。
FCoE の機能
CNA、および CNA モードで設定されたファブリックアダプタポートは、次の Fibre Channel over Ethernet
(FCoE) 機能をサポートしています。
Brocade CNA は次の機能をサポートします。
•
最大 IO 転送速度に、ポートあたり 500,000 IOPS
•
ポート(全二重)あたり 10 Gbps スループット
•
キー管理によるデバイス認証を提供するファイバチャネルセキュリティプロトコル(FC-SP)。
•
SAN ブート。この機能は、ホストのローカルディスクや直接接続のファイバチャネルストレージの
起動デバイスではなく、SAN のどこかにある起動デバイスからホストオペレーティングシステムを
起動する機能を提供します。具体的には、この「起動デバイス」はストレージデバイスにある論理
ユニット番号(LUN)です。直接接続したデバイスからの起動にも対応しています。
•
ファブリックベースのブート LUN 検出は、ホストがファブリックゾーンデータベースからブート
LUN 情報を取得できるようにする機能です。
メモ
この機能は、直接接続したターゲットには利用できません。
•
固定バインディング。これにより、システム SCSI ターゲット ID を特定のファイバチャネルデバイ
スに永続的に割り当てることができます。
•
キー管理によるデバイス認証を提供するファイバチャネルセキュリティプロトコル(FC-SP)。
•
次に対する FCoE 初期化プロトコル(FIP)のサポート。
-
FIP 2.0
-
Pre-FIP および FIP 1.03
-
動的 FCF 検出および FCoE リンク管理の FIP 検出プロトコル
-
FPMA タイプ FIP ファブリックログイン
-
タグなしおよび優先度タグ付き FIP フレームの VLAN 検出