Reference Guide

26 Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
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アダプタ機能
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• VLAN およびチーミング設定の持続性
VLAN およびチーミング設定はドライバをアップデートしても維持することができます。設定は
アップグレード中に自動的に保存され、BCU コマンドまたは HCM を使用して復元できます。
• VMware NetQueue
この機能は、複数の送受信キューを提供して処理を複数の CPU にスケーリングすることにより、
10 GbE 仮想化環境でのパフォーマンスを向上します。Brocade アダプタネットワークドライバ
（CNA のみ）は受信（Rx）の他、送信（Tx）NetQueue もサポートします。この機能ではホストシス
テムでの MSI-X サポートが必要です。
• VMware ネットワーク IO 制御（NetIOC）はネットワーク IO リソース管理（NetlORM）とも呼ばれ、
異なるトラフィックタイプを 1 つの物理 NIC で予測可能な形で共存させる QoS メカニズムです。
NetIOC の主な利点は、データパスまたはデバイスリセット中に適応送信統合設定が失われないこ
とを確実にする点です。
• VMware VMdirect Path I/O
これにより、クエストオペレーティングシステムが仮想化レイヤを省略して I/O デバイスに直接ア
クセスすることが可能になります。これは、10 Gbps イーサネットなどの高速 I/O デバイスを使用
する ESX システムのパフォーマンスを向上させることができます。
• vNIC または仮想ネットワークインタフェースカード（NIC）
仮想ネットワークインタフェースカード（vNIC）は、ホストオペレーティングシステムに仮想また
は論理 NIC として認識される仮想パーティションです。vNIC は Brocade CNA、および CNA または
NIC モードで設定されたファブリックアダプタ 10 GbE ポートでサポートされます。複数の vNIC は
ファブリックアダプタポートでのみサポートされます。
BCU コマンドを使用して、CNA または NIC モードで設定されたファブリックアダプタポートあたり
最大 8 つの vNIC を作成することができます。個々の vNIC に vNIC チーミングなどの機能を設定す
ることができます。このため、2 ポートのファブリックアダプタの場合は合計 16 の vNIC が可能で
す。詳細については、16 ページの「I/O 仮想化」 を参照してください。
HBA の機能
Brocade ファイバチャネル HBA、および HBA モードで設定されたファブリックアダプタポートは、拡張
パフォーマンスと SAN 接続性の向上ために次の機能を提供しています。
• 最大 IO 転送速度に、ポートあたり 500,000 IOPS。
• ポート（全二重）あたり 1,600 Mbps のスループット。
• Host Connectivity Manager（HCM）デバイス管理および Brocade Command Line Utility（BCU）ツー
ル。
• Network Advisor などの管理アプリケーションおよびその他の管理フレームワークとの統合のための
管理 API。
• BIOS サポート。
- x86 および x64 基本入出力システム（BIOS）
- Unified Extensible Firmware Interface（UEFI）
メモ
Brocade 804 アダプタは UEFI に対応していません。
- PCI BIOS 2.1 以降