Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
67
53-1002144-01
インストールメモ
3
•
アダプタ取り付けたホストシステムや、個別のリモート管理プラットフォームに
HCM
をインス
トールするには、
Brocade Adapter Software Installer
使用する必要があります。
Brocade
が提供
するインストールスクリプトや、お使いのシステムの「ネイティブの」インストールコマンドを
使って
HCM
をインストールすることはできません。インストール後、
Windows
および
Linux
シ
ステムでは、
HCM
のデスクトップショートカットが利用可能になります。
•
HCM Agent
の起動に関する問題を回避するには、
Windows 2003 R2 SP3
システムに
Visual
Studio 2005 SP1
(またはそれ以降)の再配布可能パッケージがインストールされていることを確
認してください。
•
Windows 2008
および
VMware
システム上では、
HCM Agent
に関するファイアウォールの問題が
あります。これらのシステムにドライバパッケージをインストールする際、
TCP/IP
ポート
34568
を開いて
HCM Agent
と
HCM
間で通信できるようにします。
-
VMware
では、次のコマンドを使用してポート
34568
を開きます。
/usr/sbin/cfg-firewall -o 34568,tcp,in,https
/usr/sbin/cfg-firewall -o 34568,udp,out,https
-
Windows
では、
Windows
ファイアウォールアドバンスセキュリティ(
WFAS
)を使用して
ポート
34568
を開きます。
エージェントのデフォルトの通信ポート(34568)は、112 ページの「HCM Agent の操作」 の手順を実
行して変更することに留意してください。
•
Linux SLES 10
および
11
の各システムでは、ソースベース
(noarch)
のドライバパッケージ
(
brocade_driver_linux_<version>.tar.gz
)のインストール時、または
Brocade Adapter Software
Installer
の使用時で、カーネルがプリコンパイル済みバイナリ無しのバージョンにアップグレード
されている場合、次の作業を実行して、システムのリブート時にドライバが読み込まれことを確実
にしてください。
-
Linux SLES 10
システムでは、お使いのシステムの
LOAD_ UNSUPPORTED_MODULES_
AUTOMATICALLY
変数が
「
yes
」に設定されていることを確認してください。この変数は、次
の設定ファイル内にあります。
/etc/sysconfig/hardware/config
-
Linux SLES 11
では、次のファイル内で「
allow_unsupported_modules
」の値を
0
から
1
に
変更します。
/etc/modprobe.d/unsupported-modules
•
ホストシステムにインストールされているすべての
Brocade
アダプタ(
HBA
、
CNA
、またはファ
ブリックアダプタ)へのドライバのインストールは、
1
度のインストールしか必要ありません。
•
ドライバパッケージをインストールするには、
root
または管理者権限が必要です。
•
本項の手順は、オペレーティングシステムがインストールされており、正常に動作していることを
前提としています。
•
Windows
システムにドライバをインストールする前に、
Microsoft
の
「ヘルプとサポート」サイ
トで次のホットフィックスをインストールした後、システムを再起動します。
-
Windows 2003
最小要件は
KB932755
(またはこれ以降)です。
ターゲットシステム内での
HP EVA
アレイの管理に
HP
コマンドビュー管理アプリケーション
が使用されている場合は、
KB943545
を推奨します。
-
Windows 2008
KB968675
を推奨します。これは、
Windows 2008
ストレージスタック内の非ページメモリ
リークを修正します。
ストレージドライバをインストールする場合は、
KB2490742
を推奨します。
これは
Windows 7
または
Windows Server 2008 R2
で稼動するシステムのシャットダウン時または
休止時に「
Ox000000B8
」のストップエラーを回避するためのものです。
CNA
、および
CNA
モードに設定されたファブリックアダプタポートには、
KB958015
を推奨
します。
-
Windows 2008 R2
CNA
、および
CNA
モードに設定されたファブリックアダプタポートには、
KB977977
を推奨
します。