Owners Manual
ファブリック A
ファブリック A は冗長 Gb イーサネットファブリックで、I/O モジュールスロット A1 と A2 をサポートします。各ブレードの内蔵
イーサネットコントローラは、ファブリック A をイーサネット専用ファブリックとして限定します。
メモ: ファブリック A は KR(10 Gbps 標準)をサポートします。
メモ: ファブリック B またはファブリック C 専用に設計されたモジュールを、スロット A1 または A2 に取り付けることはでき
ません。これは、各モジュールのフェースプレートに貼られたラベルの色分けで示されています。
ファブリック B
ファブリック B は 1 ~ 40 Gb/ 秒の冗長ファブリックで、I/O モジュールスロット B1 と B2 をサポートします。ファブリック B は現
在 1 Gb または 10 Gb イーサネット、DDR/QDR Infiniband、および 4 Gbps または 8 Gbps ファイバーチャネルモジュールをサポートし
ています。サポートされるファブリックタイプは、今後追加される予定です。
メモ: ファブリック B は最大 16 Gbps のファイバーチャネル、Infiniband FDR(14 Gbps 標準)、および KR(10 Gbps 標準)をサ
ポートします。
ブレードがファブリック B スロット内の I/O モジュールと通信するには、一致するメザニンカードがファブリック B のメザニンカ
ードの位置に取り付けられている必要があります。
ファブリック A 用に設計されたモジュールは、ファブリック B のスロットに取り付けることもできます。
ファブリック C
ファブリック C は 1 ~ 40 Gb/ 秒の冗長ファブリックで、I/O モジュールスロット C1 と C2 をサポートします。ファブリック C は
現在 1 Gb または 10 Gb イーサネット、DDR/QDR Infiniband、および 4 Gbps または 8 Gbps ファイバーチャネルモジュールをサポート
しています。サポートされるファブリックタイプは、今後追加される予定です。
メモ: ファブリック C は最大 16 Gbps のファイバーチャネル、Infiniband FDR(14 Gbps 標準)、および KR(10 Gbps 標準)をサ
ポートします。
ブレードがファブリック C スロット内の I/O モジュールと通信するには、一致するメザニンカードがファブリック C のメザニンカ
ードの位置に取り付けられている必要があります。
ファブリック A 用に設計されたモジュールは、ファブリック C のスロットに取り付けることもできます。
クアッドポートネットワークドーターカードにおけるポー
トの自動無効(Dell PowerEdge M710HD のみ)
クワッドポート ネットワーク ドーター カードを使用してインストールされたシステムは、ポート自動無効化機能をサポートします。
シャーシ ファブリックの A スロットに取り付けられている対応 I/O モジュールがクワッドポート マッピングをサポートしていない
場合、システム起動中に、この機能によってクワッドポート ネットワーク ドーター カードの 3 番目(NIC3)および 4 番目(NIC4)
のポートが無効になります。この挙動は、ファブリック A スロットのみに限定され、取り付けられている I/O モジュールのタイプ
に応じて自動的に有効または無効になります。
メモ: すべてのポートをアクティブにするには、48 ポートのスイッチモジュール(内部ポートが 32 個)にクアッドポートネッ
トワークドーターカード 1 枚を使用する必要があります。
メモ: LOM ファームウェアのアップデートは、クアッドポートネットワークドーターカード上の有効なポートにのみ適用されま
す。
次の表は、クアッドポートネットワークドーターカードの NIC3 および NIC4 ポートを有効 / 無効にする構成の概要を示したもので
す。
表 2. ポートの自動無効決定表
IOM スロット A1 IOM スロット A2 NIC3 と NIC4(有効 / 無効) ポートの自動無効
空 空 有効 非アクティブ
空 デュアル ポート 無効 アクティブ
I/O モジュールの設定 35