Owners Manual
手順
1. 障害の発生した電源ユニットモジュールの位置を確認し、インジケータをチェックします。AC 電源が使用可能な場合、電源ユ
ニットの AC インジケータが緑色に点灯します。電源ユニットに障害がある場合、電源ユニットの障害インジケータが黄色に点
灯します。インジケータがいずれも点灯しない場合は、PDU から 208 V AC 電力が送られ、電源ケーブルが電源ユニットモジュ
ールに正しく接続されていることを確認します。
2. 新しい電源ユニットを取り付けます。
メモ: 新しい電源ユニットを取り付けたら、システムが電源ユニットを認識するまで数秒待ち、正常に動作していることを
確認します。電源ユニットが正常に機能している場合は、電源ユニットの DC 電源インジケータが緑色に点灯します。
3. どの電源ユニットの障害 LED も点灯していないにもかかわらず、ブレードに電源が入らない場合は、LCD ディスプレイまたは
CMC にステータスメッセージが表示されていないか確認します。
4. 問題が解決しない場合、「困ったときは」を参照してください。
ファンモジュールのトラブルシューティング
前提条件
メモ: ファンモジュールはホットスワップ対応です。稼働中のシステムでは、1 度に 1 台のファンモジュールのみを取り外して
交換してください。6 台のファンモジュールをすべて取り外した状態でシステムを長時間稼働すると、システムがオーバーヒー
トする可能性があります。
手順
1. 不良のファンを検出します。各ファンモジュールには不良ファンを識別するインジケータが備わっています。
2. ファンモジュールを取り外します。
3. ブレードに異物がないかどうか点検します。異物がある場合は慎重に取り除きます。
4. 不良のファンを装着しなおします。
5. どのファンの障害 LED も点灯していないにもかかわらず、ブレードに電源が入らない場合は、LCD ディスプレイまたは CMC
にステータスメッセージが表示されていないか確認します。
6. 問題が解決しない場合は、新しいファンを取り付けます。
7. 新しいファンが動作しない場合は、「困ったときは」を参照してください。
iKVM モジュールのトラブルシューティング
このタスクについて
iDRAC ビデオ \ コンソールのリダイレクトを使用していて、Linux のブレードに切り替えた時に iKVM からビデオを見ることができ
ない場合、典型的な原因には、解像度の低いモニタまたは KVM アプライアンスが最近追加されたということが挙げられます。
たとえば、Linux で X Windows を実行しているブレードを取り付けて電源を入れます。iDRAC を使用して OS GUI モードのブレード
に接続すると、ビデオの解像度が検出されそのセッション用に設定されます。モニタまたは KVM アプライアンスが M1000e エン
クロージャの前面または背面 iKVM インタフェースに接続されています。モニタまたは KVM アプライアンスは、Linux ブレードの
X-Window セッションで現在設定されている解像度より低い解像度に設定されています。iKVM の前面または背面ポートを使用し
て Linux ブレードを選択すると、iDRAC 回路が外部接続デバイスの低い解像度に適応します。低解像度モニタまたは KVM アプライ
アンスのビデオは X Windows が再起動されるまで表示されません(iDRAC ビデオは表示可能です)。
手順
1. iDRAC セッションを終了し、再度 GUI モードに入ります。低解像度が確認され使用されます。
2. M1000e エンクロージャに接続されているすべてのモニタまたは KVM アプライアンスを、GUI モードの Linux ブレードに設定さ
れているのと同一またはそれ以上の解像度に設定します。
3. 解像度の低いモニタ(ビデオが表示されていない)で <CTRL> <ALT><F3> を押し、非 GUI ログイン画面に変更します。
4. X Windows を再起動し、低い解像度を検知して使用します。
92 エンクロージャのトラブルシューティング